●無断広告実質擁護?の共産党。地元団体の問題指摘しない弱腰は相変わらずね
戸田 - 06/6/18(日) 14:32 -
体協無断広告問題での共産党・中西議員の「質疑」の方向と内容は実に情けないものだっ た。共産党の主張は(文教委で聞いたことを戸田がまとめると)
1:市の広報では「申し込み・問い合わせ先」を社会教育課にしている。
*広報3/15号 http://www.city.kadoma.osaka.jp/osirase/pdf/180315/kd01.pdf
2:だから、今回新聞広告で「申し込み・問い合わせ先を社会教育課にした」ことは、体協 がそれほど厳しく責められるべき問題ではない。
3:市民総合体育大会は市と体協が一体になって進めてきたもの。
4:従って、今回市長らが欠席したのは不適切。ちゃんと出席すべきだった。
5:体協という組織の問題と行事の問題は別。
これに対して戸田が抱いた違和感は以下の通り。
A:今頃急に何を言い出すのか? そのように判断しているのならば、6/13議運での理事者説明の時になぜ質疑なり意見表明しておかないのか?
新聞広告が問題化され、5/21の開会式に市長ら出席ボイコットという超異例の事件があってから判断する時間は十分にあったはず。
共産党議員は、この間この問題には全くダンマリを通してきていた。
B:確かに毎年の3/15広報では市民総合体育大会の内容や5月開会式の記事を大きく載せ、
社会教育課を申し込み・問い合わせ先として、「参加希望者は費用を持って直接、社会教育 課に来るように、とまで記載している。
しかし広報の記事は教委の同意を得たものであって、今回問題になった新聞広告は教委に無断で、しかも商業広告と合体したもので、市民に多くの誤解を与えた(市はスナックやパチンコ屋さんと一緒に広告を出すのかとか、逆に「市が出す広告だからそこに一緒に広告を載せると効果がある」と思われたり)、という所が全然違う。
C:確かに今までは「市(・市教委)と体協が一体になって」いろんなことをやって来た。
しかし、そこにちゃんとしたケジメがなかったからこそ、今回市の信用に関わる無断広告 問題が発生したのであって、それをえぐり正さなければならないのに、共産党議員の対応にはそういう問題意識が全く見えない。
だから、こんな無断広告を2度も出し、たったあれだけの内容の5/19辻本文書で「事実 経過」を片づけ、あんなチンケな「お詫び記事」でお終いにした体協や創和広告に対して何の批判もしていない。
それをせずに「市長らの欠席」焦点を当てて市を批判するのは、体協辻本会長・創和広 告による無断広告を実質的には擁護しているのと同じと言われてもしかたないだろう。
D:共産党には「今までは市(・市教委)と体協が一体になり過ぎていた」、という批判的観 点はないらしく、それの結果として今回の無断広告が発生したという観点もないらしい。
●●E:門真市共産党はいろんないいことをしてきたし頑張っている。しかし決定的にダメ な所があって、それが全然改善されていない。
それは、「地元団体」(特にいわゆる「町のお偉いさん達」(ボス連中)が牛耳っていて行政ベッタリ的なもの)での不正や非民主的運営に対して全然批判しない「超弱腰」であることだ。
そのヘタレぶりには全く情けなく呆れてしまうほどで、こういう勢力はいくら他にいい ことをしていても、「革新」を名乗っていても、身近な所での民主化・地域社会の民主化を進めることは全く出来ない.
そのことに戸田が最初に気付いたのが、04年の春の「合併推進の団体要望」デッチ上げ 事件だった。この時「自治連合会」とか「老人クラブ連合会」等々の多数の「地元団体」で、極く一部の役員だけで、酷いところは会長独断で、「団体としての合併要望」をデッチ上げたのだが、この実態を調査し団体名を挙げて報道・批判したのは戸田だけで、共産党は戸田なんかよりはるかに多くの事実を知ってるはずなのに、全く口をつぐむヘタレぶりを継続した。
「門真・守口合併阻止闘争の全記録」
http://www.hige-toda.com/_mado04/gappei/index_gappei.htm
の前期部分に多数記事あり。
自分らが票をもらえるわけでもないだろうに、こういう「ボス連中によるあからさまな不正や民主主義違反」に対して「知っているのに知らない振り」するだけでなく、「戸田が暴露してみんなが知っても知らない振り」、「多くの市民が怒っているのに知らない振り」
(一度たりともビラや公開の場で取り上げなかった!)を続ける臆病ぶりには怒り驚いた。
(「不正の容認」と言える。もっとキツク言えば「不正への加担」とも言える)
そしてそういう体質が今も全然変わっていないことが、今回の対応で良く見えた。
昨年市長選でも、補助金団体の東市長への集票構造の問題を取り上げて批判して当然なのにそういうことは全くしようとしなかった。
スポーツ団体と辻本体協会長の関係で長年市民の間で不満が蓄積されているのに、その 問題には全く手を触れようとしない。それが残念ながら門真市共産党の体質となっている。
◎今回の「問題拡大・市長ら欠席」は、「園部新市長勢力」による「東前市長派勢力」追い落としという政治背景や利害関係を持っていて、単純な善悪論で済むことではない。
そんなことは戸田も分かっている。分かっている上で、旧来の悪弊を打破して市政刷新を進めるのにはどういう立場言動をするのがよいかを考えている。
共産党の言動からは、そういう指向が戸田には伺えない。 体協・辻本会長の問題は言いにくいが、市長や与党への批判ならいくらでも気軽に言えるから言う、という態度にしか見えない。
◆門真市共産党の方々よ。戸田の意見に反論があるのならいつでもどうぞ。
|