06年5月臨時議会にあたっての緊急最小限改革の申し入れ

門真市市議会  議 長・副議長 殿
議会運営委員会委員長・委員 殿
各会派議員 殿
無所属 佐藤親太 殿

                   2006年5月8日
                             門真市議:戸田ひさよし

1:先般の3月議会では、当職と共産党以外の全ての与党会派および与党無所属議員が、「議員定数削減なくして議会改革・行政改革なし」などという、本質をすり替える姿勢で議員定数削減を強行したところであるが、仮にも「議会改革」という言葉を口にするのであれば、本気でそう思っているのか、本当に議会改革をやる気があるのか、まずは日々の議会運営に関わる以下の諸点において「改革の姿勢」を示してもらいたいものである。  
 まさか「議員定数削減さえすれば、もう議会では改革する課題がない」とか「議会改革を考える必要がない」とか言うわけではないでしょうな。

2:本日の議運で、当職の発言を許可すること。(無所属議員からの発言申し出があるのに与党会派結託多数決で毎回毎回発言不許可にしてきた今までのやり方を改めずして何が「議会改革」か!?)

3:5月臨時議会でまた「議会人事」が決定されるが、以下の諸点を必ず改革すること。
 @議長・副議長らの「選挙」にあたっては、当職が99年の公明新聞で「公明党主導の伊賀上野市議会改革」として華々しく報道されたことを参考にして7年前から毎年指摘してきたように、事前に候補者を公表し、候補者の立会演説会を行なって、投票者が判断できるようにすること。
 A議会人事に関して4会派の私的な談合を長々と続けて、その間当職や共産党議員、および理事者や傍聴者を長々と待たせ続けるような無礼なことをしないこと。   
 毎年毎年このような無礼な税金浪費を重ねることは許されない。
 B派遣議会議員の選出にあたっては、2000年度以来続けられてきた、当職のみを排除するような理不尽で人的資源の有効活用に反するやり方を行わないこと。   
 具体的には、派遣議員の選出については、議長は自らが対象となることを辞退して、この6年間派遣議員から排除されきた当職を必ず派遣議員に加えること。当職としては消防議会議員への派遣を希望する。
 C「議会3役」であれ、常任委員会配置や派遣議員選出であれ、およそ「選挙」という形式を採る場合は、必ず立候補者を明示してから投票を行なうこと。
 D当職は99年当選以来7年間にも渡ってずっと文教常任委員会への配置を指名され、文教以外の常任委員会は全く経験させられなかったが、こういう配置の仕方は明らかに異様で偏ったものであり、正されなければならない。当職を文教以外の常任委員会に配置すること。

4:昨年一昨年も、先般の3月議会でも、当職の議会発言に対して発言禁止の命令とか動議や勧告指導、議事録からの一方的な削除などが頻発しているのが門真市議会の実態であるが、これは議員の職務に対する妨害であり、議会での言論の自由の蹂躙であって、断じて許されるものではない。  
 今後二度と当職の議会発言を議場の多数決で封じるようなことをしないよう、議長や委員長および与党会議員に対して厳重に申し入れるものである。  
 再発することがあるならば、今後は発言禁止や議事録削除に加担した個々の議員や議長を業務妨害で告訴して損害賠償も求めるなどの訴訟手段に訴えていくことを宣告しておく。

5:議運や常任委員会および特別委員会の委員に配布される資料については、無所属議員の当職にも事前に、若しくは少なくとも傍聴にあたっては配布されること。
                                 以上。