言論封殺まざまざ!05年6月議会:定数削減反対の戸田討論部分 戸田 - 06/3/27(月) 8:13 -
与党4会派の深い議論をさせない姿勢と戸田への言論封殺の凄さがよく分かる。戸田の反対論についてはこの議事録ではよく分からない。
門真市HP:05年6/13本会議記録 (http://www03.gijiroku.com/kadoma/ から
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○議長(中井悌治君)
次に、6番戸田久和君を指名いたします。戸田久和君。
〔6番戸田久和君登壇〕
◆6番(戸田久和君)
6番の戸田です。この請願に真っ向から反対の討論を行います。
先ほどの私の動議に対する反応でもごらんなりましたように、せっかくの請願がその提出理由の市民の側からの説明、そしてそれに対する質疑、対応、そういうことがあってこそ認識や論議が深まるものであると思いますけれども、きょうは学生さんもいらっしゃってますね。
そういうわけで、本当に議会は本来言論の府であるべきであります。
学級会で討論する以上の深い討論を行って真理を見つけていく、よりよい経費削減を見つけていく、これが議会の役割でありますけれども、先ほどの論議拒否と、説明させないということにも端的にあらわれていますとおりに、現在の門真市議会はそのような状況から大変遠いところにあります。
経費削減のためにも、まずやらなければならないのは、開かれた議会、市民に開かれた議会にするということ、議会言論を活発にするということ、このことは定数削減の動きとは矛盾いたします。
私は、この請願を出された市民の願いはよくわかります。つまり、経費の削減をしてほしい、税金がむだに使われないようにしてほしい、このような願いであります。
しかしながら、そういった願いを実現する道筋を誤りますと、その願いとは全く逆の結論になってしまいます。私は将棋が好きですのでよく説明しますが、手順前後という言葉があります。
ある将棋の矢倉なら矢倉に行くときに、やりから突くか飛車から動かすかで実は全くできなくなってしまう、このことを考えていただきたい。 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
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議長(中井悌治君)
戸田君、要点をまとめていただいて、請願に沿った討論をしてください。
◆6番(戸田久和君)
議長、まさに請願に沿った討論をしております。
議会の活性化をいかに図るのかということが、税金の使い道を正しく賢くチェックしてよくしていくために絶対必要なことなんであります。そのためには、議員が活発に質問をし、討論をし、真実を見出すということを課さなければなりません。
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議長(中井悌治君)
戸田君、戸田君……
◆6番(戸田久和君)
まさにこのような議会での言論封じこそを改めるべきであります。
(発言する者あり)
○議長(中井悌治君)
戸田君……
◆6番(戸田久和君)
はい、議長。
○議長(中井悌治君)
その請願の趣旨に沿った……
◆6番(戸田久和君)
まさにその趣旨に沿ってやってるでしょう。
○議長(中井悌治君)
違います。それは論点が余りにも広過ぎます。
◆6番(戸田久和君)
違う。議会改革の第一歩が定数削減であるという論旨からの請願について、それは第一歩たり得ない。
○議長(中井悌治君)
戸田君、戸田君……
◆6番(戸田久和君)
本当に必要なのは、開かれた議会と、言論の府としてきちっとやることだ。
○議長(中井悌治君)
戸田君、戸田君、議長発言を無視するので発言の中止を命じます。
◆6番(戸田久和君)
このように言論封じをして、それで市民の税金が全く有効に使われていかない、このようなむだなことはありません。
○議長(中井悌治君)
戸田君、これをもって発言の禁止を命じます。
(発言する者あり)
○議長(中井悌治君)
降壇してください。
◆21番(早川孝久君)
休憩動議。
○議長(中井悌治君)
お諮りいたします。ただいま休憩の動議が提出されました。
この休憩動議に賛成の諸君の起立を求めます。
(「反対」と呼ぶ者あり)
〔起 立 多 数〕
○議長(中井悌治君)
起立多数であります。
暫時休憩いたします。
午前10時32分休憩
◇ 午後0時1分再開
○議長(中井悌治君)
休憩前に引き続き会議を開きます。
先ほどの戸田議員の請願に対する討論のうち、範囲を逸脱した部分につきましては、後刻速記を精査の上、措置いたします。
戸田議員に厳重注意をいたします。休憩前の請願に対する討論において、私が範囲を逸脱したため発言の中止を命じ、それも無視し、発言を続行したため発言の禁止を命じましたが、討論を続行し、さらに振り返って、議長に対して抗議の言を続けるということは、輪をかけて不適切であり、結果、事態を混乱させ、休憩せざるを得ない状況に至らしめたことは、議員としてあるまじき行動であり、懲罰の対象にも値しかねない行動である。
今後の議会運営においても規則に従い、襟度を持って遵守するよう厳重注意いたします。
日程第2、請願第1号の審議を続行いたします。
これをもって討論を終了いたします。
これより請願第1号「門真市議会議員定数削減を求める請願」を起立により採決いたします。
請願第1号は、その趣旨を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
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○議長(中井悌治君)
起立多数であります。
よって請願第1号「門真市議会議員定数削減を求める請願」は、その趣旨を採択することに決しました。
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○議長(中井悌治君)
この際、戸田久和君に申し上げます。休憩前に発言の禁止を命じましたが、これを解除します。
この機会に午後1時まで休憩いたします。
午後0時4分休憩
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●自分達の耳に痛い事や、自分達の頭の想定外の斬新な話しの持って行き方に対しては発言禁止や議事録からの抹消をする、という4会派議員の実態、それに牛耳られた今の門真市議会の超低レベルな実態がまざまざと分かりますね。
こんなことを平気でやる連中が口にする「議会改革」など真っ赤な大ウソです。
当然「議会改革の一環としての定数削減」も真っ赤な大ウソで、本当の狙いは野党・新人の増大を防止して本当の議会改革(民主的運営の市民に開かれた議会)を潰し、言論封殺議会を維持することです。
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