平成17年門真市議会第3回定例会

亀井議員の一般質問への市の答弁原稿

質問者  亀 井 淳 議 員

1 小中学校のプール浄化装置のないプールの建てかえについて
(1)小中学校のプールサイドの安全対策について
【答弁書】 藤澤 学校教育部長
 
 

(2)小中学校のプールの水質管理と児童、生徒、教職 員の健康と安全について
【答弁書】 藤澤 学校教育部長
 小中学校プールの水質管理と児童,生徒,教職員の健康と安全についてであります。
学校プールの衛生管理につきましては,毎年6月初旬に学校環境衛生管理マニュアルに基づき,プール指導担当者,養護教諭等を対象としたプール衛生・安全管理講習会を実施しております。
また、年1回、プール使用期間内に、学校薬剤師による定期検査を実施しております。検査項目は水素イオン濃度、濁度、遊離残留塩素濃度、有機物等、大腸菌群及びトリハロメタンでございます。いずれの項目も,おおむね基準値の範囲内との報告を受けております。
 毎日のプール使用に際しましては、使用時間ごとにプール内、プールサイドの異物の有無を点検し、水素イオン濃度、濁度、遊離残留塩素濃度を測定するとともに、プール日誌等へ記録をして適正に管理をいたしております。
 今年度のプールの水質管理状況につきましては,アデノウイルスによるプール熱や結膜炎等の発生も報告されておらず,おおむね適正な衛生管理が行われております。
ただ,一部の学校においては,遊離塩素濃度が基準値を超える例など,議員ご指摘のような事例が生起したとの報告を受けております。
今後におきましては,より安全で楽しいプール活動を実施するために,プール用塩素消毒剤の適正な管理について再度の指導を行うとともに,児童・生徒の健康状態に応じたシャワー洗浄の徹底や消毒剤についての注意事項の厳守を指導して参りますのでよろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。

(3)小中学校のプールの建てかえの必要性について


2 地域防災基本計画改定などについて
(1)国の計画の内容について
【答弁書】 高田総務部長
地域防災基本計画改定などについてであります。
まず国の計画の内容についてでございますが災害対策基本法に基づき中央防災会議が作成・修正を行う防災基本計画につい.て、前回の修正、平成16年3月以降に中央防災会議等において取りあげられた防災施策に関する主要事項を反映するなどの修正を行ったものであります。
すなわち平成16年におきます新潟・福島豪雨、福井豪雨、台風23号、新潟中越地震など 近年発生した大規模な災害の経験と社会構造の変化等を踏まえ見直されたものでございます。
改正の主要な内容でございますが、いつでもどこでも起こりうる災害への備えを実践する国民運動の展開の必要性についてを総則に明記された他、企業防災の促進など国、地方公共団体、公共機関、住民等それぞれの役割を明らかにしつつ具体的に 定められたところであります。


(2)門真市はいつまでにどの点をどのように改定する のかについて
【答弁書】 高田総務部長
次に門真市はいつまでにどの点をどのように改定するのかについてでありますが、本市地域防災計画の修正につきましては平成17年度中の事業といたしており現在その修正作業を行っているところでございます。 主な修正といたしましては、本市が東南海・南海地震防災 対策推進地域に指定されたことに伴い東南海・南海地震対策編を追加する必要がございます。
  また、現在の地域防災計画は、平成9年に阪神淡路大震災を受け初めて地震対策編を作成し修正をいたしたものでございますので今回はその後各地で発生いたしました多数の地震災害や風水害での対策や経験を生かし国の防災基本計画の改定を基本に修正を加えてまいるものでございます。

(3)旧南小学校の代わりに北島調整区域の市立運動広場を緊急避難壕所に活用できないかについて
【答弁書】  高田総務部長  
  次に、旧南小学校の代わりに北島調整区域の市立運動広場を緊急避難場所に活用できないかについてでありますが市立運動広場につきましては地域防災計画の中で応急仮設住宅の建設 予定地として規定しております。また大規模災害発生時におきましては多数の防災関係機関に対して直ちに応援要請を行い ますことから、大阪府との協議の中ではその多数の応援部隊が集結、野営して効果的な救援活動を行うための拠点といたしております。
  今回、地域防災計画の修正に当りましては議員ご指摘の市立運動広場を始め他の施設につきましても有効な活用方法を探り検討を行ってまいりますのでよろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。