平成17年門真市議会第3回定例会

井上議員の一般質問への市の答弁原稿

質問者 井上 まり子 議員

1 コミュニティーバスの早期導入と進捗状況について
【答弁】 妹尾企画部長
  井上議員ご質問の「コミュニティーバスの早期導入と進捗状況について」私からご答弁申し上げます。
バス交通はいうまでもなく地域住民の足として欠くことはできないものでありまして、議員お尋ねのコミュニティーバスにつきましては、地域に密着した市民の日常生活を支える重要な交通手段であり、また、交通渋滞の解消、移動制約者への確保という観点からも重要な役割を果たすものと考えております。
市としましても、地域や市民の皆さまの利便性を高めることは、行政の重要な責任として認識をいたしておるところでございます。
 コミュニティーバスの導入につきましては、先ほど、風議員にご答弁を申し上げましたが、 市域におけるコミュニティーバスの運行について、市民の皆さんから要望が寄せられていることから、国土交通省に対し要請を行い、今年度、実証運行調査委託料として計上したものであります。


2 ホームレスの自立支援について
【答弁】 小西 市民生活部長
 ホームレスの自立支援についてであります。
まず、ホームレスの数についてでありますが「ホームレス 総合相談事業」報告書によりますと、平成17年3月31日 現在で本市では男性18人、女性2人合計20人となっており、北河内ブロックでは男女合わせて263人となっております。
相談内容につきましては、相談件数が延べ126件、個別 対応の内容は医療相談、年金相談等で巡回相談員が適宜相談 指導を行っております。なお、疾病による入院等案件により ましては福祉事務所に報告し連携して対応しております。
また、北河内ブロックでの相談件数は延べ956件となっております。
自立の実態についてでありますが、ホームレスの方は一定の場所におられないことが多く、追跡調査ができませんので実態は把握しておりませんが、巡回相談員からは自立した旨の報告は現在までございません。その理由としましては、年齢が高齢であること、就職斡旋が成立しても本人と連絡が取れない、 住み込みであっても一定の所持金が必要な点などが推測され ます。
最後に、自立支援センターについてであります。本年2月の北河内ブロック分科会における大阪府の説明によりますと、豊能・三島ブロックは未着手、中河内・南河内ブロックは近日中に決定とのことでありまして、泉北・泉南ブロックにつきましては3月に竣工し泉北・泉南ブロックの方を対象に現在利用定員50名で自立支援事業が実施されております。
北河内ブロックにおきましても、現在鋭意検討を進めておりますが未だ結果を得ていないのが実状であります。今後大阪府や関係各市と連携し協議を進めてまいりたいと考えておりますのでご理解賜りますようお願いいたします。