園部一成 門真市長への問責決議(案)  (戸田案)

 さる9月20日本会議で語られた園部市長の「所信表明」の内容の役8割もが、太田府知事の諸年度ごとの演説からの盗用だったことが明らかになった。
 これは、9月22日段階で当市議員の指摘によって冒頭部分のほとんど全てが盗用だったことが判明したことを端緒とし、次に9月27日の産経新聞朝刊記事によって残りの本論部分の大半もまた府知事演説からの盗用だったことが判明し、全貌が露呈したものであった。
 そしてその都度マスコミで報道され、特に最初段階ではテレビの全国ニュースでも報道され、門真市と門真市民はその名誉を著しく傷つけられ、「こんな市長を選んでしまったのか」と市民は大きな怒りと政治不信をかき立られた。
 中身の約8割もが他人の演説文章そのままであるものを園部市長自身の文章であると偽られて、それと知らずに純真に園部市長の考えそのものであると思わされて本会議質問などの対応を求められた議員および議会としては、市長から侮辱的で背信的な行為を受けたと言わざるを得ず、怒りを禁じ得ない。

 この盗用問題に対して、園部市長は9月22日記者会見や9月27日議運でお詫びの言葉を述べたものの、これほど大量長文の「引用」を行なっていながら「府知事よりの引用だと明記すればよかった」等の本質を外れた言い訳を述べたり、本論部分での盗用について産経新聞でばれるまでなぜ自ら明らかにしなかったか不明瞭なままであるなど、園部市長のお詫びの言葉は、まだ通りいっぺんの軽い言葉でしかなく、自らの責任を正しく自覚したものとは思えない。

 よって、本市議会は、園部一成市長に対し厳しく反省を求めるとともに、ここに問責決議をするものである。

                             以上。

  2005年9月 日           

      提出者:門真市市議会議員   ○○○○
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