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日高議員が中国・北朝鮮を「選挙のない国」と議会でウソを断言！これでいいの？
戸田 - 05/10/22(土) 9:59 -
10/17本会議での市政に対する一般質問の２番手は民主党員で改革クラブの日高哲生 議員だった。
そのテーマが「妹都市について （1）アジアの都市との提携を目指すことについて」
http://www.hige-toda.com/_mado05/2005/2005_9/tuukoku3.htm というので、門真市議会での珍しい国際的テーマとして好意と関心をもって期待していた。
小泉政権下での中国・韓国との関係悪化の状況を民間の友好運動で良い意味でカバーしてい こうという趣旨の提言かな、とも思っていた。
一応民主党議員だし・・。
ところが、聞いてみたら途中からビックリ！
中国・北朝鮮を「選挙のない国」と明かな間違ったウソで非難をして切り捨て、外国籍住民 の中には中国人も、北朝鮮の「在外公民」たる総連系の人々もいるのに、韓国政府系の「民
団」の人のみを取り上げて、国際的な民衆レベルでの友好促進とは逆に、まるで内外民衆の分 断と対立感情助長を図るかのような姿勢の下に「韓国との姉妹都市提携」を語るのであった。
言うまでもなく、中国・北朝鮮にも「選挙」はある！
たとえ中国や北朝鮮の「選挙」について、「フセイン独裁下の選挙と同様の形式的儀式に過 ぎない」という批判を持ったり、そういう意見を述べることは自由だとしても、「選挙がな
い」とまで言うのは明らかに事実に反するデマ宣伝であり、デマによる誹謗中傷になってしま う。
ましてやそれを議会での公式発言として語るとは論外の過ちだ。
昼休憩や閉会後に、戸田は日高議員にこの点を指摘したが、日高議員は頑として自分の誤り を認めようとしなかった。これほど明かな事実間違いをなぜ正当化できるのか、不思議である。
「北朝鮮 選挙」のホンの一例： http://www.asahi.com/special/nuclear/TKY200308040308.html
「中国 選挙」 のホンの一例： http://www.ritsumei.ac.jp/acd/cg/law/lex/95-56/hayashi.htm
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik2/2003-12-22/06_01.html
議会の記録テープから戸田が忠実に起こした記録を以下に紹介する。
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＜日高議員10/17質問のうち、デマ非難を含む問題部分＞
・・・アジアの中で日本。その国に近隣する諸国の中で共産主義国家が２つございます。
そのひとつは中国であります。選挙もしない国！
そして外に敵を作ることで路線を拡大いたしております。
もうひとつは北朝鮮でございます。同じく選挙もしない。そして国内においては情報公開も しない国であります。
願わくば、近隣諸国の中で、日本に一番近い国と言えば韓国ではないでしょうか。
ヨン様を初めとする韓流ブーム。
門真市にはアジア系の中でも、多くの韓国の民団の方々が生活しておられます。
本年はまた、日韓国交正常化40周年であります。・・・・
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＜日高議員10/17質問の全文＞
冒頭、園部市長に一言（いちごん）ご挨拶申し上げます。
園部市長、あなたは13万5千人市民の命を温める行政をめざして当選をされました。今後 の行政運営には、幾多の難関が待ち受けていることでしょうが、幾とせの流れの中で改革に王
手を期待するものであります。
通告しております姉妹都市、友好都市の質問でございますが、本市はブラジル・サンジョゼ ドス・カンポス市、そしてオランダ、アイントホーフェン市と姉妹提携友好都市を結んで30
年が経過をいたしております。
この両市について私は何ら反対するわけではないし、否定するわけでもありません。
と申しますのは、歴史の中で先人達が築いた歴史観の確立、そしてインターネットという文 明の利器が、ボーダーレスの時代、地球は段々小さくなってきております。
論点を変えますが、
アジアの中で日本。その国に近隣する諸国の中で共産主義国家が２つございます。
そのひとつは中国であります。選挙もしない国！
そして外に敵を作ることで路線を拡大いたしております。
もうひとつは北朝鮮でございます。同じく選挙もしない。そして国内においては情報公開も しない国であります。
願わくば、近隣諸国の中で、日本に一番近い国と言えば韓国ではないでしょうか。
ヨン様を初めとする韓流ブーム。
門真市にはアジア系の中でも、多くの韓国の民団の方々が生活しておられます。
本年はまた、日韓国交正常化40周年であります。
そういった中で、周知の如く日本の小泉総理大臣と韓国の盧武鉉（ノ・ムヒョン）大統領 が、昨年暮れ、鹿児島で首脳会談を行ないました。
この中で話し合われたのは、韓国との文化交流、そして姉妹都市交流の拡大などで、大筋の 合意を見たと聞き及んでいます。
また内外のシンクタンクのプロジェクトによりますと、日本の北九州から韓国に向けて海底 トンネルのプロジェクトがございます。
このプロジェクトは実現性の高いものでございまして、今から10年前にフランスとイギリ スのドーバー海峡トンネル、日本の企業はトップクラスでございますから、川崎重工そして日
立製作所が参加をいたしております。
建設費用約１兆8千億。そして工事着工からトンネルの貫通まで、短い期間でございますが 4年間で完成を見ております。
そういった中で、日韓トンネルプロジェクトについては、このプロジェクトが完成のあかつ きには、北海道の札幌から九州そしてアジア、アジアからヨーロッパ、ヨーロッパからイギリ
スのロンドンまで、マイカーで展開できるというものでございます。
まさに時代は「アジア新時代」ではないでしょうか。
そういったことで、質問を結びとしますが、門真市の文化向上に向けて、また民民で交流し ておられる商工会議所とも議論を深めていただき、よろしくお願いを申し上げます。
ご清聴に感謝申し上げます。
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