教育委員会の答弁原稿(児童クラブについて)社会教育部
戸田 - 05/10/16(日) 6:15 -
文教委の終了後に、教委に「既に終わったことだから出してくれ」求めて出してもら った答弁原稿を紹介します。
本番では、基本的にはまずこの原稿通りのことを答えてから、戸田の質問に応じて原稿には ないことを(原稿趣旨から外れない範囲で)あれこれ答えています。
常任委員会の質問は本会議とは違って、一問一答形式で時間制限もないので(とは言っても 「質問はまとめて簡潔に」などの委員長からの抑制や他の議員による抑制、酷い時には不当な
質問封じもある。今の文教は少しマシになったが)、お互いにメモや原稿にないことをかなり 言います。(答弁が不十分過ぎるので質問者が様々に問い質して、それに教委側があれこれ対
応するパターンで)
従って、以下の答弁原稿は答弁しょっぱなの部分だけ、ということです。正確なやり取りを 知るには記録テープの起こししか、今はありません。(原稿には書いたが実際にはしゃべらな
かった部分もあるし)
◆国会や府議会ではテレビの生中継やHPでの録画報道をしているのだから、せめて録音記録テープをそのままHP報道するべきです!そうすれば議会審議の実態が早く正確に分かるのに! 公明党・緑風クラブらの多数派議員が議会での生のやり取りを知らせたくないと思っているから、そういう情報開示・市民サービスがなされないのです。
◆さらに言えば、市民がそういう要求を上げないから、議会がいつまでもサボリ続けているのです。「議会審議の内容を早く正しく知りたい!」と思う市民は、どうかその要求を議会に電話やFAXで上げて下さい。市民の声が強くなれば、議会は必ず変わります!
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1:児童クラブについて (答弁原稿 社会教育部)
(問1) 「放課後保育に欠ける児童」への行政責務、児童福祉法や政令、政府見解などについて
(答1) 議員ご承知のとおり、児童福祉法は、小学校に就学している概ね10歳未満の児童で、その 保護者が労働等により昼間家庭にいないものに、授業の終了後に適切な遊び及び生活の場を与
えて、その健全な育成を図る事業として放課後児童健全育成事業を位置付けし、市町村に対し て、児童の健全な育成に資するために、放課後児童健全育成事業の利用の促進に努めなければ
ならない旨規定しております。
また政府も「放課後児童健全育成事業の法制化を行った趣旨は、事業の質の確保を図りつ つ、その一層の普及を図ること」としております。
私どもは児童福祉法に定める趣旨に沿って、事業を実施しております。
(問2) 保護者会ができることについて
(答2) 保護者会につきましては、保護者の自主的な意思により結成されるものと考えております。
私どもが結成を強制したり、義務付けたり、結成を阻止したりできるものではございません。
保護者の皆さんから協力要請があった場合には、行政のできる範囲で協力を惜しむものではありません。
(掲示板等についても、)協力できるところは、協力いたします。
(通信物等については、指導員を通じて児童に配付いたします。)
ご要望があれば、保護者会との話合いに応じます。
*戸田(注):上の( )内は答弁の用意はしたがしゃべらなかったこと。
戸田が聞かなかったとか、答弁者が自分の判断で省いたなどのため。
議会記録にはないが、教委の考えはこうだ、ということ。
(問3) 保護者・指導員の横の連絡への協力について
(答3) 保護者の横の連絡につきましては、保護者会の判断によるものと理解しております。
指導員の横の連絡につきましては、研修会等を通じて図ってまいりたいと考えております。
(問4) 指導員の労組加入・結成権について
(答4) 指導員が労組に加入し、又は結成することにつきましては、それぞれ個人の判断によるものと考えております。
現状では、児童クラブには労組はありません。
(問5) 「児童クラブへの統合」の段取り、ペースについて
(答5) 先日の本会議において市長がお答えしましたように、現在、放課後児童クラブ、ふれあい活 動及び留守家庭児童会の3事業を実施しているところでありますが、今後、条件整備を行いな
がら、でき得る限り早い時期に放課後児童クラブに集約してまいりたいと考えております。
(問5−3) 留守家庭児童会の6校のうち、学校内に設置できそうな学校とできそうでない学校について
(答5−3) 教室の利用状況を見てみますと、門真小学校、脇田小学校については学校内への設置が厳し いと考えております。
校舎内設置の見込み費用と校舎外設置の見込み費用でありますが、教室の位置や利用人数 等により金額の変動がございます。
平成11年に「ふれあい活動」用に2教室を多目的室に改修する工事を施工いたしておりま す。その費用は、二島小学校が約2,300万円、上野口小学校が約2,500万円でありま
した。
また本年4月に開設いたしました砂子小学校放課後児童クラブは、校舎外設置で約4900万 円であります。
(問5−4) 有料化のときに、なぜ府内の放課後児童対策の利用者負担額の一覧を説明しなかったかについて
(答5−4) 有料化の説明会におきましては、口頭にて北河内の状況を説明をいたしましたが、文書の配 布は行っておりません。
今後につきましては、負担額の趣旨を十分ご理解いただきますように努力してまいります。
(問5−4−2) 今後の児童クラブへの移行で開設のメリットの説明をきちんとすべきについて
(答5−4−2) 十分にご理解いただけるよう説明をしてまいりたいと存じております。
戸田(注):18年度予算への計上予定については、「鋭意努力してまいりたいと考えております。」との原稿だったが、戸田が質問予定には入れていたのに質問をうっかり飛ばしてしまったために答弁ではしゃべらなかった。
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