佐藤親太議員の一般質問

議席番号5番の佐藤親太でございます。

 来る6月26日に市長選挙及び市議会議員の補欠 選挙が行われる事になっております。
 巷間伝わるところによりますと今回の選挙戦は 市役所をあげての選挙戦だということで市民の間 でひんしゅくをかっている様に云われております。
 日く、特別職の理事者が時間中にある候補予定 者の後援会活動を行っている。日く、退職理事者 が明らかに選挙依頼の為の用紙の様なものを持っ て庁内を闊歩している。日く、助成団体がある候 補予定者を推薦したとか。日く、市の職員が理事 者からの依頼で後援会の名簿集めに動いていると か。日く、あるスポーツチームの監督さんにその チームが所属する連盟の役員さんから特定のある 候補予定者の後援会の入会申込書を渡され、出来 るだけ多くの方を勧誘して欲しいと依頼があった。 等々、枚挙にいとまがありません。

 その信憑性の程は別にしまして次の2点につい てお伺いします。
  1.特別職が時間内に後援会活動を行う事の是非 について。
  2.助成金支給団体が首長及び市議選の特定候補 を推薦することの是非について、以上2点につい て理事者のご所見をお伺いします。
 次に、特に行政と日ごろから助成金の交付団体 とか請負業者とか、何らかの金銭的なかかわりの ある団体や業者に関しましては一定の基準を設け て制限を加える等の処置を講ずる必要があると思 います。何となればもし、それを無制限にしてお きますと、団体や業者にあらぬ借りを作る事にな り、和泉市の様な事例に発展したり、業者や各種 助成団体の役員等、行政と深く利害関係にある団 体の幹部が庁内を闊歩する様になる恐れがあり、 公平、公正に行われるべき行政がゆがめられる恐れが生じます。
 そこで、理事者にお伺いします。選挙の際に市 役所の業務と特に深い利害関係にある団体、業者 等からの推薦や金銭の援助を受ける事を禁止する と共に常日頃よりそれらの団体や業者の役員等に 就任する事を制限する様な条例を定める意志があ るかどうかお伺いします。