●許すまじ!「頭数暴力」で戸田の「所管質問打ち切り」の大暴挙!

日時: 2005/03/22 23:04:15 名前: 戸田

 久々に門真市議会の「日本最低レベル市議会ぶり」が満開した一幕だった。
 人様の質問の途中で他の議員どもが「あっ、この質問気に食わない!もうやめさせよ う!」と思いついたら勝手に「質問打ち切りの動議」を出して頭数多数決で質問打ち切 りを実行できる、というもの凄くトンでもない話なのだ。
 しかそれを実行する議員どもは、自分らがどんなに酷いことをしているか全く自覚が なく、逆に「正しいことをした」と思い込んでいるのだから始末が悪い。まさに「一つ 目人間国の門真市議会」である。
 こういうことがまかり通るならば、少数派議員は常に多数派議員に文句をつけられな いようにビクビク萎縮しながら質問を考えなければならず、少数派議員に議会言論の自 由はなくなり、市当局にとって痛い追及ができなくなり、結局市民の附託を損なうこと になる。そういう議会にあるのはボス議員と市長ら市当局との癒着である。
 今回の文教常任委ではまず、審議が長引いて、風議員の所管事項質問が終わって、最後の戸田の所管事項質問が始まったのが4:50で、与党議員らに「もういい加減に終わ れよ」というムードがプンプンだった。
 夜11時までもやる守口や寝屋川の議会と違って短時間終了がおおい門真の議員達は、 長い時間議席に座っていることを非常な苦痛で時間の浪費と考える者が多い。
 大本議長などは、3時の休憩時点で「今日は議運もあるのに早く終わってくれな困る」 とぼやくことしきりだった。だいたいが常任委のある日に他の予定を入れることがおか しい。文教は長引くことが多いのだから、どうしても文教のある日に議員をやりたけれ ば、「文教終了後に議運」という慣例をさっさと変えて「文教の前に議運をすます」よう にすれば問題はすぐに解決なのだ。
 そういう「もう疲れたもう終われ」雰囲気の中で始まった戸田所管事項質問では、 5;07に「2;施設管理者の資質や接遇マナーについて」が始まって、何やら戸田が追及 して教育委員会に間違いを謝らせるような感じになってきだぞということになり、どう もこれは「戸田が日の丸・君が代問題で学校前でビラをまいたり学校長に申入書を出した りしたことの関連みたいだ」として警戒心を強めていった。(*中学校前ビラまきのこと は1時再開の冒頭に日高議員が戸田の悪行みたいにわざわざ宣伝発言していた)
 そして、野口次長の名前と事実経過を挙げて、府教委に言われて初めて調査を始める 門真市教委の実態を追及し始めた時に、与党議員達の嫌悪感はさらに高まった!
 そこに教委の奥田次長が「問題の事件は、戸田議員が突然申入書を持って学校に来た ために、校長が職員会議中だったのに、議員が来たということで会議を抜けて出て対応 してもので・・・」とか、「議員が各学校に申入書を持ってきた例は今までなかった」と か、まるで戸田が議員バッジをカサに学校に押しかけたことで起こった事件であるかのよ うな歪曲答弁をしたものだから、与党議員が「戸田がケシカラン」とあちこちで気色ばむ。 いわく、
 ・なんや戸田が自分の行動を正当化するために校長や教委を追及しとるだけや。
 ・戸田が持っていくような文書を校長が拒否して何が悪い!
 ・職員会議を中断させるなんて議員としての横暴や。
 ・日の丸・君が代反対なんてとんでもない!
 自分の体験から問題点をつかみ、そこから質問を組み立てるのはある種のパターンとして当然正当なことなのに、この連中は「戸田が体験から行政を責めるのは不当な質問だ」 と信じ切っているのだから、その程度の悪さはホントに度し難い。
 こうしてざわつく中で戸田が質問を続けていると、突如公明党の風議員が挙手して発 言許可を得て戸田の質問にケチつけ。戸田が怒って風議員発言に抗議していると今度は 緑風クラブの吉水議員が挙手して「動議!」。
 そして「自分の言い分を正当化するための質問」だの「見解は平行線だからこれ以上 必要ない」だの、「これ以上やっても繰り返しだけだ」だの、全く勝手な決めつけをし て鳥谷委員長に「戸田の質問を打ち切り動議の採決」を求める。
 戸田が猛烈に怒って抗議し、「質問はまだ他にも続くから勝手にジャマするな」と求 めても容れられず、この吉水議員のアホウな動議が起立採決されて、吉水・風・日高が 賛成、戸田と共産党の中西議員が反対で、なんとまあ、準備を重ねた戸田の所管事項質 問第2項目が無惨にも始まって早々に潰されてしまったのだ。
 5;25にこうして文教常任委員会は終了してしまった。
 戸田はまさに怒髪天を突く憤激で、もっとも悪質に質問潰しを煽った吉水議員に猛然 抗議し続けた。