勾留レター8号 12月議会のポイント 12/26付

12/26記
12月議会には人事案件として助役二人、公平委員二人、人権擁護委員一人の提 案が市長から出されているので、これについて、戸田のコメントと賛否を明らか にします。
なお、門真の共産党は戸田からの再三の忠告にも拘わらず、人事提案に反対する ときは反対の理由を言わずに反対するという馬鹿なことを今回の助役人事でもや っていますが(戸田が今確認できているのは12/12本会議の五十野氏助役選 任への反対まで)、なんでこんなおかしな対応をするかと言うと、共産党の場合 、ときたま、一般市民には公開できないようなとんでもないセクト的な理由で反 対することがあるからです。
それを隠すために一律に「人事提案では反対理由を言わない」というまことにば かげた市民をバカにしたそれこそ「説明責任」無視の対応を続けています。
もちろん彼ら自身がそれを正直に認めるわけではありませんが、戸田の6年半の 体験からそう判断するほかに理由があり得ないので戸田は確信を持って、そう断 言します。共産党の5議員よ、これに異論があるのなら、堂々と反論してみなさ い。
また、「野党」だから市長の人事提案に全て反対か、というと別にそういうわけ でもなく、共産党の場合、何を基準に賛成、反対をしているのかさっぱりわかり ません。
一般市民に対してはもちろんのこと、共産党員や支援者にもほとんど説 明していませんよね(党員・支援者もそういうことに関心を持たない人がほとん どのようですが)。

話を本筋へ戻して、まず今回の助役提案についての戸田の考えを項目的に述べて いきます。

1 まず、少なくとも今議会では、園部市長新与党体制が圧倒的多数でできあが っていて、戸田が賛否をどうしようが、それ自体は大勢に影響なしの状況にある 。
こういう場合の戸田の議会行動の意味は、議会での発言によって、問題点指摘 や改善提言をし、それを人々に考えてもらうようにすること、記録に残すことに ある。 (そういう意味でも、共産党の「理由を言わずに反対」は議員として最低の行動 だ。どこが「確かな野党」なのか?)

2 戸田の基本的判断としては
1. 助役不在はそろそろ解消すべき。
2. 人口13万人強の門真市で、助役は必ずしも二人でなくとも良いのではない か。助役一人と理事一人とか、理事二人という体制でやった方が、人件費的にも 「スリムな行政」の体現としても良いのではないか。ただ、「新人」市長にとっ て、最初は助役二人でないと心細いというのなら、理解しないでもないが。

3 で、まず門真市在住、60歳の五十野氏について。
1. 05年4月に選管・公平委員会等の事務局長になり、園部市長誕生後、見込 まれて9月から、「理事」に抜擢され、次は助役と目されてきた。
2. 05年4月以前の12年間は「南部地域整備」事業にたずさわり、初めの5 年間は次長で後の7年間は部長として責任ある地位にあった。で、議会で共産党 が一貫して追及してきた質疑を聞いていると、この事業の進め方や「地域整備大 綱」はあまりよいものとは思えない。 時期遅れのバブル期的発送で、多額のコンサル料を浪費してだらだらやってきた ように思われる。そこの事業トップを7年間やってきた五十野氏。
3. 宮仕えでやってきたことではあろうし、五十野氏個人の思いや資質はそれと は別かもしれないが、少なくとも、「市政刷新」のイメージからは遠い感じがす る。園部市長は五十野氏を理事に置きつつ、別の人材を庁内から助役として捜す べきだったと思う。
4. 従って、戸田としては五十野氏の助役選任には賛成しかねるという意味で反対。

4 富田林市在住49歳の久木元氏について
1. 大阪府職員、課長補佐になってもうすぐ6年。
2. 門真市としては異例の府職員からの抜擢。
3. 戸田は基本的には府(か国)からのもらい下げ的助役は望ましいと思わない が、歴代継続でなく、外から新風を入れる、という意味ではたまにはあっても良 いと思う。
4. 「49歳という若さ」もプラス材料。
5.あとは個人の実績や資質としてどうかということだが、それについては簡単な 経歴以外に判断材料がない。
6.まあまだ課長補佐だし特に巨額の税金浪費事業や反府民的施策の責任者だった とも思えないから、明白な悪材料がでない限りは、今後に期待しつつ、助役とし ての働きぶりを厳しく見させてもらう、という条件付で、選任に賛成。

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以上が戸田の考えで市民のみなさんはどう考えますか。
あ、それと、五十野氏も久木元氏もすでに、議会で承認を受けたわけだから、助役就任おめでとうございます。釈放されたらこちらから挨拶に出向きますから、 そのときはよろしく。