■住民投票条例制定の請願に対する「4会派統一」の請願反対討論■

 12番の中井悌治です。住民投票条例の制定請願に反対の立場から討論をいたします。 門真市議会公明党、緑風クラブ、志政会、市民リベラルの4会派を代表して討論をいたします。

 私ども議員は、市民の付託を受けて選ばれてきた者であり、行政の色々な問題に市民を代表して関わり、判断をして来ていると自負しております。
 従いまして、現在、協議が進められております守口市との合併につきましても、行政の全般をにらみ、今後の市のあり方、将来のまちづくりを考え、しかるべき時期に私どもの職責を持って、判断していかねばならないものと考えております。

 守口市との合併については、昨年2月の臨時市議会において、両市市議会の決議を経て、守口市門真市合併協議会が設置され、現在その協議会において、合併に関する色々なことが論議され、協議されております。
 その内容につきましては、協議会の公開はもとより、協議会だよりあるいはホームページなどを通 じて、広く市民に情報の発信されており、周知されているところであります。

 合併問題につきましては、市民生活に大きな影響を及ぼすものであり、市民の意向が第1であることは認識しているものであります。合併協議会においても、市民意向把握の方法につきまして、去る2月13日に開会されました合併協議会において協議 され、多くの様々な意見が出されたところであります。

 結論としましては、合併協議会において重要課題や重要事項の協議案件をこれから協議していくこととなることからも、住民意向の把握の方法につきましては、これらの協議を踏まえて協議すべきとされ、現段階において市民の意向把握の方法を協議し、結論を出すことは時期尚早であるとされたものであります。
 従いましてしばらくの間、この協議については凍結することとなっております。

 市民意向の把握の方法につきましては、色々な方法があり、住民投票もその一つの方法であると認識はいたしておりますが、合併協議会での意見を踏まえました時、本市議会において今、市民意向把握の方法の一つである住民投票条例の制定について判断をすることは時期尚早であり、然るべき時期に議論し判断すべきものと考え、現段 階におきましては本請願の採択に反対するものであります。

 以上討論といたします。