■9/24総務水道委:

 審議1時間10分、質疑3、討論1、所管質問4人。論戦も

 報告が大変遅れましたが、とりあえず極々簡単な報告だけします。

総務水道常任委員会のメンバーは、(敬称略)

委員長  ;宮本一孝(志政会)
副委員長;福田英彦(共産党)
  委員 ;秋田治夫・今田哲哉(緑風クラブ)、村田文雄・平岡久美子(公明党)
       田伏幹夫(市民リベラル)

  http://www.ne.jp/asahi/hige-toda/kadoma/6/2003iinkai.htm
   (↑戸田HPの「これが門真の議員さん」コーナー内から)

     (*傍聴者はいたような気もしますが、メモしてなかったので後日に。)

  今回の総務水道常任委員会に付託された議案の目玉は、補正予算の中の「教育委員会庁舎そばに駐車場用地として1億7766万円で土地購入」の問題で、これをめぐって、
 ・公明党の村田議員
 ・共産党の福田議員
 ・緑風クラブの今田議員
の3人から質疑がありました。特に共産党の福田議員からは突っ込んだ質疑があり、「論戦」と言えるもので、市長も答弁に立つことになりました。

 やりとりを聞いていて、「1億7766万円での土地購入」に不自然で唐突なところが多くあるのが浮かび上がってきたし、たとえば「学校の暑さに苦しむ子ども達を少しでも救ってあげるために、1000万円あれば全小中学校に扇風機をつけられるのに・・」などの、市民の切実な問題救済は考えもせず、「公共ゾーン形成のための土地購入が絶対優先!」、「とにかく土地は買える時に買っておこう」という所に偏った市長の判断姿勢が如実に浮かび上がってきました。

 しかし与党議員達は議長や傍聴議員も含めて、「今土地を買わなくてマンションでも立てられたらどないすんねん!」、「この土地購入は全く正当!」という感覚で、福田議員の質疑を煙たがる雰囲気がドンドン強くなって、市当局の不誠実で歯切れが悪い答弁を批判するのではなく、「同じ質問ばかりや、もう質問打ち切りさせろ」という方向に進むばっかり。
 「今期からは質問する緑風クラブ」とはいうものの、残念ながら野党議員の当局追及質問を煙たがり早く止めさせようとする姿勢は相変わらずで、議長として臨席している吉水議員もしきりに文句をつけて、宮本委員長に議事進行を急がせるような「アドバイス」ばかり出してたのは、大変遺憾なことです。

 「明らかに唐突な1億7千万円もの土地購入」という大きな問題に、この程度の質問時間をとったくらいで与党議員がこれほどカリカリして険しい雰囲気を作るなんて、たとえば守口市議会なんかではとうてい考えられないことでしょう。
 「議員が根ほり葉ほり聞くのは当たり前」ということを容認できずに、自分らが「もうええ」と思ったら他の議員の質問続行に我慢ができない、という門真の4会派議員の体質は本当に議員として情けないことです。

 この補正予算案には福田議員が反対討論しましたが、他の議員の賛成多数で可決。

 所管事項報告として、戸田が起こした「公益法人役員隠しへの国賠訴訟」に対して市が受けて立って、10月2日に第1回口頭弁論があることが報告されました。
 これに対して、共産党からは批判的質疑があるだろうと思っていたら、なぜか「質疑なし」でした。どういうこと??

次に、所管事項質問が以下の4人の議員からありました。
 ・公明党の村田議員
 ・市民リベラルの田伏議員
 ・公明党の平岡議員
 ・共産党の福田議員

 9:57開会で、閉会が11:09。市長あいさつなど含めて1時間10分の開催でした。
報告したい内容はまだいろいろあるのですが、今どうしてもできないので後日に。