▼ 法定合併協議会設置反対の戸田討論の骨子 ▼ 1;市民の大多数は合併を望んでいない 日本で最も市民の熱気のない合併話だ。懇談会人数の少なさを見ても、大多数の市民 はこの合併話に参加意識も持っていないことが伺える。こういう状況なのに、法定合併協議会設置などは、全く時期尚早で不適切 2;もっと情報を提供して論議を広げて欲しい、という市民の要望を無視 合併問題懇談会で参加市民から強烈に出された、「年末で終わらずに年明けからも懇談会を続けて欲しい」、「自治会単位で説明会して欲しい」、「市からの情報はうわっつらだけのもので全く不十分」、等々の意見を全く無視している。 3;この合併話自体、国の地方リストラ政策に踊らされた、愚かな選択。 質疑での答弁でも明かなような無為無策の経営体質が一番の問題なのに、これの抜本改善なしに、国の音頭に踊らされ、合併特例債という借金目当てで、伝統ある門真という自治体を消滅させてまでも、当座の財政難切り抜けを図ろうとする愚かな選択である。 4;法定合併協議会の委員構成は、合併推進派だけで固めた欺瞞的なもの 合併推進を明言している市長が好き勝手に任命できる委員と、合併推進派が大多数で無所属議員排除までする議会選出委員による構成では、合併に批判的な委員は両市の共産党議員2名程度のもので、他はすべて合併推進・追随派で占められてしまうことが明白 5;市民の真の利益と幸福のために、合併に反対する 本当に必要なことは門真市の抜本的改革であるが、合併推進はこれを阻害するもの。 合併の弊害について、「守口では下水道管、水道管のやり変え費用で今後200億円、150億円の支出が見込まれていて、合併するとその負担が門真市にもかぶってくること」や、新庁舎建設が絶対に必要になって建物だけで100億円以上はかかりそうなこと、分散庁舎にしたらしたでそれでも費用がかかって超不便になった上に人員の非効率配置になること」、「公共施設が不十分な門真市の周辺部分は、合併したら今以上に冷遇される可能性が高いこと」、「合併しても保育園が増えたり下水道工事が進んだりする見通しはないこと」、「伝票、名刺、看板などあらゆる住所記載物は個人や会社の負担で作り替えなければならないこと」、などの具体的で身近な例を説明に加えれば、傍聴市民各層に対してもっとよかったと思う。この点の不足は反省材料である。 |
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