▼ 市長退職金見直しなおも拒否、ほかあいまい回答の市答弁 ▼

 戸田の質疑に対する田村市長公室長の答弁では、市長ら特別職の高額な退職金の見直しや、職員の市内居住誘導策検討については「これまでの通り」として、行革の対象とすることをあくまで拒否し、特権的利益の温存と工夫のない体質をさらけ出した。
 (退職金見直し拒否については、2002年の3月議会と12月議会に続いてこれで3回も拒否を明言したことになる。)

 法定合併協議会の「学識経験・市民代表的委員」については、「幅広い範囲から選任される」と抽象的に言うだけで具体的なことは言わず、公募については否定。
 委員の氏名・肩書き・連絡先の公開という、当然のことについては「情報公開条例に基づいて対処」という言い方で明言せず、逆に門真市の「団体役員情報隠しの暗黒行政」のやり方で隠ぺいする可能性も示した。
 (実はこの件は、公開しなかったら新市計画を策定するという重大な権限を持った人間の実態を隠ぺいする、という合併手続にあるまじき非行になるし(守口市がそんなことに同意するはずもなく)、公開したら「個人氏名はなんでもかんでも個人情報」というこの間のデタラメ行政の自己否定になって、国賠訴訟で決定的に不利になるという、門真市のアキレス腱なのである)

 議会選出議員からの無所属議員排除については、予想通り「議会が決めること」と放置を明言した。

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