■12/18本会議:

 冒頭から最後までの戸田の議決行動と弁論の概要紹介

2003/12/19ちょいマジ掲示板書き込みより


 本会議冒頭、提出議案についての「討論」という名称の意見表明において、共産党の中西議員が議案第47号の国保料前納奨励金の切り下げ(2%から1%へ)の条例改正に反対。

 また来年度からの2中の学校給食調理業務民間委託契約への反対として、議案第49号;一般会計補正予算に反対。

 続いて登場の戸田は、議案第41号;本町市営住宅3期工事の契約について、「落札率が不自然に高すぎる。一般論で言えば談合価格に相当する。市の入札改革姿勢後退が高価格をもたらした」として反対。

 一般会計補正予算については、共産党と同じく学校給食問題で反対。

 議員達をオッと思わせたのが、国保料前納奨励金の切り下げ(2%から1%へ)の条例改正に「賛成討論」を行なったこと。
 共産党流に言えば「市民サービス切り下げ施策に賛成した!」わけだ。
 「国保世帯の20%が利用・庶民の節約策」という反対の理由もよく分かるが、財政難のおり、「他市にないサービス」は限定せざるを得ず、府内19市、北河内2市でしかやっていない国保料前納奨励金、それも廃止ではなく「相場」の1%に減額して制度は続けることで年間1100万円の市費節約ということならば、「まとめ払いできる・してもらってる」人達には、全体の状況を理解して了解してもらうべきだろうと考えた次第。

 討論ついでに、「議員は賛成か反対か、自分の選択の理由を表明すべきで、行政に出させて自分はダンマリというのは議員として情けないことだ」、と「何にも言わない4会派議員達」に強烈なパンチをカマしておいた。

 以上、議案の議決行動については、

@議案第41号;「本町市営住宅3期工事の契約について」
    ・・・・・戸田だけ反対、4会派と共産党が賛成で可決

@議案第47号;「国保料前納奨励金の切り下げ(2%から1%へ)の条例改正」
    ・・・・・共産党だけ反対、戸田と4会派が賛成で可決

@議案第49号;一般会計補正予算案
    ・・・・・戸田と共産党が反対、4会派が賛成で可決。

 残り13議案・・・全議員賛成で可決。

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一般質問;14人の議員が登壇。戸田の登場は午後3時から。
    なお、20分間8項目に渡る質問だったせいか、しっかり答弁しようと言う姿
   勢が少し出てきたせいか、市側の答弁予定時間が戸田に対しては19分42秒
   と一番長かった。

 *しかし、せっかく少しまともに答弁していると大本議員や稲田議員なんかが「そ
  んなに詳しく言わんでええ」とか、「聞かれたことだけ答えればええ」(聞かれた
  ことを答えてるっちゅうのに!)と聞こえよがしにブツクサ言って答弁者にプレッ
  シャーをかけるのは困ったもんだ。「詳しい答弁を嫌がる」まことに不思議な議
  員達が門真には多い。

一般質問全員終了が4;12

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◎議員提出議案第7号;「金融アセスメント法」の制定を求める意見書

  当初緑風クラブが提案し共産党も含めた全会派と戸田が賛同を決めたもの。
 普通、全員賛成ならば討論もなく「異議なし」で終わってしまうのだが、あえて賛
 成討論をして自分の意見を述べておくのが「戸田流」(省略する場合もあるが)
  今回戸田が賛成討論をしたのは、「金融アセスメント法」の概要とその制定運
 動を進めてきた「大阪府中小企業家同友会」や全国や大阪府での自治体議会
 での意見書採択が進んできた状況を紹介し、議事録に留めておくため。

◎議員提出議案第7号;「新たな雇用を創出するための起業・創業環境の早急な
               整備を求める意見書」

  当初公明党が提案し与党3会派が提案者になり、共産党も戸田も賛成を決めた
 もの。
  今回賛成討論を行なったのは、「緑風クラブは意見書賛同を求めて戸田に話を
 持ってきたが、公明党は戸田に全く話をもってこず、いつもながら異様な対応を取
 っている」ことを暴露し、強烈な皮肉パンチを浴びせるためと(議員提案案件につい
 て特定議員にだけ話を持っていかない、なんてことは門真市議会以外にはふつう
 あり得ないこと。そうですよね、守口の硲さん、真崎さん!)、意見書の文言に若
 干の意見を述べるとともに、「国に求めるだけでなく、自分たちの足下の門真でも
 中小企業・ベンチャー企業を育成支援するための工夫と努力をしっかりやろう!」
 とハッパをかけるためだった。

  意見としては「外国人観光客の増加」を願うんだったら、「外国人は犯罪者(予備
 軍)」みたいな偏見を払拭すべきことと、「65才への定年延長」はどうしても働きたい
 人への選択保障として考えるべきであって、本来は60才定年であとは悠々自適で
 生活できる社会体制を作ることが、文化文明の成熟というものであること。

  また、「門真の足元」の実例として、海洋堂を例に挙げ、京阪百貨店で展示会をや
 れば創業以来の新記録の多数の客が来るほどの人気がある優秀企業であることを
 紹介し、その館長が企画している「ホビー館」を門真市内に建ててもらえれば全国・
 世界からの集客でものすごい経済効果があることなどを述べておいた。

                                 4;25

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 最後に、議員だけによる「選挙管理委員」4名と「選挙管理委員の補充員」4名の「選挙」が行なわれた。これは「選挙」と言いながらも、「市民に対して公示もされず」「投票権利者は議員だけ!」で、しかもその議員に対してすら「出馬表明も候補者紹介も何にもなく」、「各議員が密かに決めておいた推薦者の氏名と住所をいきなり書いて投票する」、という「世にも不思議な選挙」だ。

 ちなみに被選挙者資格のあるのは「門真市在住で選挙権のある全ての市民」(実際には議員以外)で、当選者は選挙管理委員の場合は月額で報酬が支払われる。
 この問題は別途紹介していく予定だが、選挙管理委員の1人として、公明党長老議員として勇名を馳せて、前期で引退したばっかりの、戸田HPではおなじみの「あの冨山悦昌氏」が9票(公明党+市民リベラルの1票だろう)の最高位得票で当選したことだけは、とりあえず紹介しておこう。
 冨山氏が選挙管理委員だなんて、ちょっと生臭過ぎるよなぁ・・。というのが戸田の感想。まあ、戸田とはこれで「同じトップ当選同士」という共通項ができましたがネ。

 選管選挙終了が4:43。水道事業管理者の退任あいさつや市長のあいさつを経て、 4:49、かくして門真市議会12月定例議会は終了!

 議員のみなさん、良いお年を!「復活」湯川議員は来年こそ本会議質問をして下さいね。(でも3月議会は会派代表質問だけで「新人」湯川議員は質問なしとすると、6月議会まで持ち越し、「当選後1年間、一回も本会議質問なし!」となってしまいますね!)

 ・・・・12/18本会議の内容、順次追加していきますのでご注目下さい。
    戸田はこれから、議会に行ってテープ起こしをできるだけしていきます。