9/18「議員連絡会を密室・無所属排除で決めるな」と全会派に厳重申し入れ

【「合併問題議員連絡会」についての厳重申し入れ 】

  門真市議会 公明党議員団  殿
          緑風クラブ    殿
          志政会      殿
          市民リベラル   殿
          日本共産党   殿

2002年9月18日
門真市議会議員 戸田ひさよし(無所属)

 本日、本会議終了後に各会派代表者による代表者会議が開催され、その場で「合併問題議員連絡会」(仮称)(以下では単に「議員連絡会」と略する)の設置と初回会合期日が決められるようなので、各会派に対して以下のことを厳重に申し入れる。

1:そもそも合併という自治体の存亡に関わる重大問題を協議していく「議員連絡会」設置に当たっては、無所属議員が排除され傍聴もできない「会派代表者会議」という密 室協議によってなされるべきではない。 従って、無所属の私も含めた「全員協議会」もしくは「全会派・議員協議会」を開催 して決めることを要求する。

2;「議員連絡会」設置を決めるに当たっては、「合併に賛成・反対・慎重の如何を問わず」参加でき、議論ができることなどの連絡会の性格や、その目的、議題や任務の範 囲を明瞭にするべきである。

3;無所属議員を「議員連絡会」からメンバーから排除することをしないこと。
  議員は「会派」として選挙で選ばれるのではなく、1人1人有権者の付託を受けて選ばれるのである以上、「全議員の平等対等」が大原則である。
  無所属という単独議員もまた、有権者の付託が表現されたひとつの政治単位であって、これを全市民の現在と将来に関わる合併問題の協議から排除することは、特定の市民層を合併問題の協議から排除するに等しいことであり、断じて許されることではない。
 ちなみに、守口市では現在無所属議員はいないものの、「全議員の平等対等」が当然の原則として全会派から確認されており、仮に無所属議員がいれば当然「議員連絡会」に参加させるものと考えているとのことである。 4;「議員連絡会」の会議は、希望する全ての議員に傍聴が許可されるべきである。議員に対して公開の場で行なわれるのが当然であり、ましてや無所属議員をメンバーから 排除した上で傍聴もさせないなどは論外の暴挙と言わねばならない。

5:「議員連絡会」の開催予定と協議した内容は市民に対して公開されるのが当然である。
 ましてや、全ての議員に対して公開されるべきことは言うまでもない。

6;以上の要求について、各会派の見解を口頭もしくは文書で回答されたい。

7;本日の「会派代表者会議」後に、そこで協議・決定されたことについて、無所属たる私にすぐに教えられたい。特に合併に関わる「議員連絡会」に関して何か協議・決定 されたならばその内容を市民に公開されたい。

8;合併に関する協議が、市民の目からも、無所属議員の目からも閉ざされた所で進められるようなことは絶対に許されないことである。

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