▼9/18本日9月議会本会議開始。
及び第2京阪の請願取り下げに関して▼

 本日10時に9月定例議会の本会議が開かれ、議案の上程と説明などが行なわれます。 明日は民生常任委員会、あさっては建設常任委員会が開かれ審議がなされます。
 9/10に提出されていた「第二京阪道路、大阪北道路、寝屋川大東線の環境対策、歩行者優先を求める請願書」       http://www.ne.jp/asahi/hige-toda/kadoma/5/2002-9/seigansyo.htm
      http://www.ne.jp/asahi/hige-toda/kadoma/5/2002-9/ikensyo.htm
は、戸田と共産党の中西さんが紹介議員となっていましたが、請願を出された「上下島頭自治会・門真市日新自治会・門真市沖南の会」がいろいろ検討された結果、本来全会派・議員一致で賛同してもらうべき課題であるところ、現段階では与党会派の賛同が得られていないので、もう一度練り直して全会一致で意見書を採択してもらうために、今回は取り下げることになりました。

 第2京阪道路問題に関しては、既にほとんど全ての自治会で地元説明会が終わって手続きが進む中、上記2自治会1住民の会のみが役員説明会の段階で環境対策を強く求め、道路公団に明確な回答を求めて頑張っている、という状況です。
 上下島頭自治会の会長さんに話を聞いたり資料を見せてもらったりしましたが、自治会ニュースなど見ても非常に努力して作成され、熱心に情報を住民に伝えて頑張っていることが分かりました。
 建設計画確定直前の今だからこそ、「自治会役員説明会―全住民対象説明会」の課程で住民が道路公団と十分な話し合いをして、納得のいく対策を取らせていく「最後の機会」を大切にしなければいけません。

  今でも既に門真では大気汚染の状態が非常に悪く、「二酸化窒素(NO2)が毎年法定基準に迫り、浮遊粒子状物質(SPM)は法定基準を上回り、ぜんそく幼稚園児は5年前より3.5倍、10年前の6倍に増加(全国平均2.9倍!)、全国ワースト2の100人中11.4人を数えている」(請願書)のですから、十分な対策無しに巨大道路が新設されたら健康被害においても、それに付随する医療費負担においても、市としても大変なことになります。
 それにも拘わらず、道路公団は12年前にやった環境アセスメントのみに基づいて話をするだけで、新たなアセスメントを全然やろうとしない、住民から文書回答を求めても絶対に文書回答せずに口頭回答のみで、はっきりしたことをなかなか言わない、同席する市にしても健康被害に対する危機感を共有してくれていない、というところに住民側の不満の根本があるようです。

  ところで請願提出後、市の担当部局の都市整備部の野口課長・山辺技官らが紹介議員の所に来て、請願書に書いてある事実経過などについて、「これは事実と違う、これはお互い了承済みのはず」とかの「説明」をしました。(ということは、4会派議員から問い合わせがあれば同じ説明をしただろうということ)
 それで戸田が自治会長に市の言い分を紹介して事情を聞くと、「いやそうではない、事実はこうだ」という詳しい反論がいろいろあり、それでは市に自治会長と同席してもらって両者から言い分を聞こうとすると、市側が「請願提出者と同席して話はできない」、という不可解な対応で拒否する、ということもありました。(立ち話ながら少々のやり取りができただけ)
 ここらへんの双方の話の内容は、HPで公開していくようにしたいと思っています。ただ、今すぐは時間が取れないので、おいおいやっていきます。(たぶん10月に)

 基本的に環境・健康対策充実と情報公開を求める住民の要望を支援することは、門真市全体にとってプラスになることばかりです。政党政派に拘わらず全議員一致で賛成できるはずのことです。
 もちろん、請願が出された地区に住んでいる議員、そこに支持者を持っている議員だけに留まらず、「来年4月に選挙があるからということにも関係なく」、全議員が強い関心を寄せて話し合い、協力し合うべきことのはずです。
 12月議会提出―採択に向けた今後の展開に期待します。戸田もできる限りのことをしていきます。