これでも議長か?何一つ回答せずの大本議長と戸田の「9/10申し入れ」

 議長の職にありながら、この人は議員からの申し入れや回答要求に全く答えなくても全然悪いとは思っていないらしい。守口市でもどこでも当然守られている「全議員平等の原則」なんか踏みにじって、その議員が「戸田である」とか「無所属である」とか(時には「共産党である・4会派仲間ではない」とか)であれば、無視してもいいんだというトンデモないことを「議会の常識」と取り違えているのだろう。
 そしてこれを支えているのが公明党ら門真市議会4会派である。まことに門真市議会は「言論の府ではなくて頭数の府」であることよ。

 しかし、「聞かれたことに答えない」、「自分に都合の悪いことは答えない」、というこの醜い姿を、戸田のHPを通じて多くの市民が知ってきている。こういう「論議もできない」連中が「議会人でござい。議員でござい」とふんぞり返って年収1200万円も得ていることに対しては(議長はもっと多い)、来年4月の市議選で厳しい審判が下るだろう。
 「超ベテラン議員」ながら、毎回さほどの票もとっておらず、前回選挙では全く無名の新人で最下位の戸田(1313票)より330票多い程度の1646票しか取っていない大本議長が、来年の選挙でどれほどの票を得られるのか、有権者の審判に大いに注目するものである。
 さて、以下に大本議長が全く無視しし、9/11議運でも全く取り上げられなかった(戸田の発言申し出はいつものように4会派の反対で拒否された)戸田の「9/10申し入れ」を紹介します。


【 議長・議運委員長への9/10申し入れ 】

門真市議会 議 長  大本郁夫 殿
       議運委員長 稲田 実 殿

2002年9月10日
    門真市議会議員 戸田ひさよし(無所属)

   議長並びに議会運営委員会委員長に対して以下のことを申し入れる。

1:さる7月4日(木)、大阪弁護士会から本市議会議長あてに、昨年2月に戸田が人権救済を申し立てていた「2/1議会だより人権侵害事件」に関して、厳しくかつ理路整然と門真市議会の非を指摘し改善を求める「要望書」が出された。
 人権侵害事件として議会が訴えられて弁護士会から改善要望を受けるような事例は、全国3千余自治体の中で滅多にあるものではなく、本件は門真市議会に関わる不祥事として全議員が厳粛に受け止め、真摯に改善の途を図るべきであることは言うまでもない。
 この件に関して戸田は、7月8日に「大阪弁護士会からの「改善要望書」送達を受けて、全会派・議員への要望書配布と事情説明、並びに全員協議会開催を求める申し れ」を議長に提出し、

(1):全会派・議員に対して直ちに大阪弁護士会からの「要望書」を配布すること。

(2);今週中に全員協議会を開催して、全議員に経過説明を行なうとともに、改善策を協議すること。

(3);訴えの当事者である戸田に対して、大本議長が陳謝の意志を表わすこと。

 などを申し入れ、7月12日(金)までに文書回答されることを求めたが、未だに何の回答もない。
 議長はこれに真摯に対応し、議運で論議することを求める。また、次の「議会だより」には必ず大阪弁護士会から人権侵害事件について改善の要望書が出された事実を記載することの確認を求める。

2;当方が起こした不当懲罰取り消し裁判の高裁判決が明日9月11日午後1時15分に高裁84号法廷で言い渡される。もしこれで当方が敗訴した場合は、当方は、必ず上告期限の9月25日までに最高裁に上告することを明言しておく。また、被告議会側敗訴の場合も被告は当然上告するはずである。
 従って、次の「議会だより」には高裁判決の結果だけでなく、上告の事実もきちんと記載することを求める。
 本年2月21日地裁で原告敗訴判決ー3月1日原告控訴があったにも拘わらず、5月1日付け「議会だより」で原告敗訴しか報道せず、その後も議会が被告として高裁で訴えられている事実を隠ぺいしているが、このような姑息な情報隠しは改められたい。

3;かねてより求められていた本会議議場へのスピーカー設置について、予算も付けられ7月・8月の間に設置されるように聞いていたが、全然設置されていないのはなぜなのか?議運で説明することと、早急に設置することを求める。

4;守口市議会では合併問題に関わって全会派議員によって「議員連絡会」を作るとともに、門真市議会にも同様のものを作って共に協議しようと呼びかけたという話も聞くが、これは事実かどうか、説明を求める。もしかして戸田と共産党にだけ情報を伝えずに、議長と4会派議員だけで議会内の機関としての合併問題での議員連絡会を作っているとか、作ろうとしているとかの事実はないかどうか、説明されたい。