◆4つの常任委で全員発言無しの緑風クラブ!◆

 門真市議会の保守本流、「市長出身会派」を認じる緑風クラブ。しかし、7人いる会派議員のうち、中井議員が今期総務水道常任委員会の委員長をやっている以外の、6人の緑風クラブ議員全員が、9月議会の常任委員会で全く質疑・質問していないことが判明した!

 門真市議会の保守本流、「市長出身会派」というのは、今回だけのことでなく、ほとんど全ての議会において、当然通算でも、大本議長のいる「志政会」と並んで、「門真市議会で質問しない会派」の1・2を競っているのだ。
 その中で、緑風クラブでは五味議員、志政会では宮本議員、という若手が質問を比較的よくしているが、緑風クラブの秋田議員や志政会の上杉議員は、99年今期当選以来、実に一度も本会議質問も常任委所管事項質問もしていない、という「2冠王議員」(?) なのである。

   質問しないんだから、質問のための調査も、原稿作りも、な〜んにもしないでいい。それでも年収約1200万円(税込み)が受け取れる。
 毎議会ごと全て山ほど質問を作成し、通信・報告を作成・発送し、カネも労力も全力投入している戸田も同じ1200万円(税込み)。
 「市民が議員の勤務評価をできる仕組みを作ろう」、と戸田が言う理由のひとつがここにある。そのために不可欠なのが、議員の活動実態、とりわけ議会での言動をガラス張りにすることである。

 よく「議会での質問だけが議員の仕事ではない」とのたまう議員がいるが、それならそれで、じゃあ自分は何をしているのかを、胸を張って市民に説明してもらわなければならないけれども、同時に、「議会で質疑質問しないで良い」ということには全然ならないはずである。

 議会で質問しないような議員が、よく市の職員の働きぶりをあれこれ言えるもんだ、と戸田は思う。それが当たり前の市民感覚ではないか?