★6/20本会議、黒服ネクタイの戸田大弁論で終了。有事法制決議糾弾!★

 万全の構えで望んだ6/20本会議だったが、幸か不幸か(?)意外にも(?)質問禁止や懲罰攻撃がなく、無事に終了。

 戸田は、公文書日付偽造までしていた(別記参照)市の暗黒行政を批判して議案への反対討論と8項目の一般質問をバシバシ決めて、公明党らの有事法制推進意見書への質疑と反対討論も厳しく行なった。傍聴者は述べ10数人というところか。
 時間もまた区切りよく、午前中12時で終了、1時から戸田一般質問で再開し、2:30で全ての日程が終了した。
 あまりに酷い行政の法規範意識の死と、有事法制推進決議による「非核平和都市」の死への抗議の意思表示として、戸田は午後から黒礼服と黒ネクタイ、グレーシャツという出で立ちに着替えて登場。当選以来初めての、戸田のネクタイ姿に「おおっ!」という声が上がった。(来週半ばにアップしますからお楽しみに)

 それにしても重大事案をいっぱい含んだ8項目もの質問なんてやるもんじゃない。
能力・時間の限界ギリギリでコメカミが痛くなるほどで、死ぬほど疲れる。時間に追われどうしても早口にならざるを得ないから、原稿を持っている質問者と市側以外の聴き方にとっては、非常にせわしなく一部理解できない部分もあっただろう。

 特に酷い答弁としては、市のミスで公開請求者にものすごい不快と引き延ばしを与えても、最低限のお詫びと経過説明すらしないと断言し、公文書日付偽造と明白な条例違反を居直った中本企画部長答弁と、あろうことか、シルバー人材センターに関して、大阪府からの指導に対して、自分達の情報隠し・異常運営の責任を恥じるのではなく、逆に「大阪府に強く抗議する」と居直った中東保健福祉部長答弁だった。

 有事法制推進意見書に対して、共産党は反対討論は大々的なものだったが、やっぱり質疑はせず。公明党らの側は、戸田の3点の質疑に何らまともに答えず、賛成討論すら放棄して、数の力で押し切った。要するに彼らは議席からやじったり、自分らだけでオダを上げることはできても、公開の場で当意即妙に論議する、という議員にとって最も必要なことができないのである。有事法制に賛成するならするで、堂々と戸田や共産党と議会で渡り合ってみろよ!本当に情けない連中だ。

 まさしく、門真市議会の現状は、「言論の府」ではなくて「頭数の府」なのだ。
 来年の市議選では、論議のできない議員を落として、論議のできる議員を増やして欲しいものだ。