▼共産党は有事法制推進意見書に質疑くらいはすべし!もっと怒りを出して!▼

 門真市共産党の有事法制反対運動への熱心な取り組みには、大いに敬意を持ってきた。戸田が十分な運動をなし得ていないからなおさらである。公明党がとんでもない推進意見書を出してきた時には、ある共産党議員と「こうなったら共産党4人と戸田の計5人でバシバシと質疑をかまし、ろくに答えもできない不様な姿を傍聴者の前にさらさせて、反対討論も5人それぞれがやりましょうよ。」と話し合っていたくらいだが、本日共産党議員に聞いてみてビックリ。 「今の段階では、推進意見書への質疑はせず、反対討論だけする予定」だというのです。
 理由を聞くと「どうせ、提案理由説明の通り、などだけでまともな答がないから(質疑しても無駄)」、という考えらしい。

 と、とんでもない!「どうせろくな応答もなく多数決で可決される」ことは百も承知で、しかし質疑の嵐をかまして、有事法制推進議員達の反民主的で不様な姿を市民の前に暴露し、有事法制反対の大衆運動につなげ、記録に残し歴史に刻むことこそ、議員たる我々ができる唯一のことであり、「活発な議論のある議会」を育成していくためにも絶対やっておかなければならないことではないのか?
 他会派の提出議案に突っ込むと、自分が提案する時にやり返されることを心配しているのだろうか?会派間の持ちつ持たれつの関係への考慮があるからだろうか?

●一般質問や反対討論の原稿作成で全然余裕がない現在に、ホントはこんな書き込みで時間を使っている場合じゃない。けれども、事は門真市の「非核平和都市としての死」とも言うべき緊急重大な問題である。

●よりによって国際協調主義外交を進めた幣原喜重郎を輩出し、1983年に中田市長提案の「非核平和都市宣言」を全会一致で議決した、この門真で、平和憲法否定の法的クーデター=有事法制推進の市議会決議を、易々と容認していいのか?

●72自治体議会が反対・慎重決議(6/15現在)を上げている中で、関西の一部の公明党の策動によってでしか上げていないような推進決議を、隣の守口市でも上げていないのに、この門真市で共産党が質疑もせずに上げさせていいのか?

●全国でたぶん唯一、民主党議員までもが推進派に回っている門真市議会4会派の異様な結託状況に、何の質疑も出さずに反対討論一本だけで通してしまっていいのか? ☆有事法制推進への怒りと危機感を持って、明6/20本会議で門真市共産党議員団が全員厳しく質疑を叩きつけることを願ってやまない。議員は議会でしゃべってナンボやで!