◆ 公明党(冨山)―大本ラインの貪欲さと5年間議長なしの緑風クラブ

 4回議長の座に着いたのは、今回40代目の門真市議会議長の中で、昨年度の公明党・冨山議員に続いて2人目の「怪挙」。昨年の議会人事は4会派間で揉めに揉め、2日間で解決できずに会期延長して3日めでようやくまとまったが、この時に公明党(冨山)サイドと大本サイドで「次は大本議長再任・4回目にさせたるから」という密約がされ のでは、という「推測が十分に成り立つ」。

 (志政会は大本議員の個人商店的色合いが非常に強いので、公明党―志政会ラインと は表現せず、公明党(冨山)―大本ライン、もしくは公明党―大本ラインと表現する)

 なにせ34代富山(史上初3回目。公明)、36代大本、37代早川(公明)、38代大本(史上初3回目)、39代冨山(史上初4回目)、40代大本(史上初4回目)とこの間立て続けなのだからただ事ではない。   (・・敬称略)

   「★門真市議会議長・副議長 歴代名簿」参照↓↓
       http://www.ne.jp/asahi/hige-toda/kadoma/6/rekidai.htm

 ところが公明党に次ぐ7議席も持ち「市長出身会派」で与党本流を自認する緑風クラブは不思議なことに35代(97年度)増井議長以来、一度も議長にならず99年度以降副議長ばかりで今回はそれすらしていない。
 ここらへんが4会派間(市民リベラル3人は弱小だから実質3会派間)で揉める主要因になっているのだろうし、ポストへの貪欲さや駆け引きの強引さが少し弱い分、結局苦虫をかみ潰しながら公明党(冨山)―大本ラインに押し切られてしまうのだろう、と「推測される」。

 まあ、門真市議会では副議長経験者でないと議長にしないという慣例があるから、議長の有資格者の多さでは圧倒的なので、今回の風(公明党)副議長と次の議長を争うことになるでしょう。(来年の選挙で再選されてですが)がんばって下さいませ。

 それにしてもここ5年間の公明党(冨山)―大本ラインでの議長独占ぶりはご立派なものだ。「懲罰回数日本一議会」・「全国最低レベル議会」として全国に名をとどろかせた原動力がどこにあったのか、非常に良く分かる。イヤー、ご立派ご立派。