議会運営改善についての申し入れ
2000年(平成12年)9月12日
門真市議会 議 長: 大本議長 殿
議会運営委員会委員長: 吉水丈晴 殿
議会運営委員会 : 各 位 殿
申し入れ者:門真市議会議員 戸田ひさよし
1; 先の定例議会において、大本議長は議会事務局の判断に従って、私の「門真市シル
バー人材センターに関わって市当局者が行っていることやその監督責任」についての
一般質問を禁止する措置を取ったが、これは誤りである。
同時期に守口市議会の定例議会で、守口市シルバー人材センターへの市当局の関
わりについて一般質問がなされている実例などを研究調査して、門真市議会でも質問
を認めるようにすべきである。およそ市当局者が公務として行っていることは、全て一
般質問の対象となって当然である。行政に対する議会からのチェック機能を拡充させ
る方向で、よろしく検討されたい。
2; 本会議場内に、傍聴者のためにスピーカーを設置されたい。せっかく議会傍聴に来て
いただいた市民から、「声が聞こえない」という苦情が絶えないことは周知の事実であ
る。発言者の言っていることが十全に聞き取れなければ傍聴する権利が保障されてい
るとは言えないのは自明のことである。これ以上の放置・サボタージュは許されない。
速やかに措置されたい。
3; 本年なされた「議場へのカバン持ち込み禁止の議運決定」は、日本一恥ずかしい馬鹿
げた決定であり、門真市議会の名誉を著しく害しているものと考える。
速やかに撤廃されたい。私としてはこのような議運決定にはいっさい従う気がないこと
を申し添えておく。
4; 同じく本年なされた「男性議員のネクタイ着用義務の服装規程」は、議員個人の服装を
不当に枠はめ強制するもので、「ネクタイをしない者は品位がない」=議会に出る資格
がない、という服装による人格差別の規程であり容認することはできない。
速やかに撤廃されたい。当然ながら私は、このような差別規程に服従するつもりはいっ
さいないことを改めて明言しておく。
(以上)