議長・副議長を選挙で決めるべきことなどについての申入書

                                    2000年5月9日

 早川孝久 門真市議会議長 殿
 大本郁夫 議会運営委員会委員長・志政会幹事長 殿
 風 古波 公明党幹事長 殿
 秋田治夫 緑風クラブ幹事長 殿
 石橋章一 日本共産党幹事長 殿
 植田 弘 市民リベラル幹事長 殿
 議会運営委員会 各位 殿
                    申し入れ者;門真市議員(無所属) 戸田ひさよし

1; 来る5月臨時議会に於いて、議長・副議長、各種委員会のメンバーと委員長など議会
  人事が決定されることとなっておりますが、これに際して議長・副議長については、本会
  議における公明正大な選挙によって決定されるべきことを申し入れます。

2; このことにつきましては、昨年私が当選後初の5月臨時議会を体験した時より、「次回
  からは選挙による決定を求めます」と意志表示してきた通りであります。

3; その当時から指摘していたことでありますが、議長選挙に実施に際しては、昨年5月
  時期の公明党新聞に「公明党主導で立ち会い演説も行っての議長選挙制への改革」と
  して大きく取り上げられた、伊賀上野市議会の実例が大いに参考になるのでないかと思
  います。

4; 私のようなたった1人の無所属議員が言うまでもなく、門真市議会で最大の8議席を擁
  し、議会改革を標榜する門真公明党初め、諸会派の皆様におかれましてはこの1年の
  間にご検討済みのことであるかもしれませんが、念のためと思い申し入れさせていただ
  きました。

5; なおこの際、果たして毎年毎年、議長らの役員交代をしなければいけないものなの
  か、議会改革の立場から再検討される余地があるのではないか、ということも合わせ
  て提言させていただきます。
   役責を適切に果たしていくためにも、任期2年くらいは必要ではないかとも思えます
  し、また3月議会と6月議会の間にあえて議員人事を主眼とした5月臨時議会を開催
  することによる、議会と市側双方の費用と労力支出を考えますと、5月臨時議会は2
  年に1度の開催の方が良いのではないか、と私は考えるのですがいかがなものでしょ
  うか?

6; 明日5月10日の議運におきまして、公明正大で合理的な議長・副議長選挙と各種委
  員会・派遣議員の人事の決め方を初めとした5月臨時議会の運営について、有意義な
  決定をして下さいますよう、お願いいたします。

7; 最後に、議会の度ごとに「カバン持ち込み禁止決定」や「ネクタイ着用義務の決定」な
  どを唱えるのは門真市議会の恥さらし以外の何ものでもありませんから、今後はおやめ
  下さるよう、進言させていただきます。

                                        (以上)