予算案についての質疑 (概要)

 

 ◎ 予算案を審議するためには、議員に対して充分な説明資料が渡されていなければ
ならない。

 

 今年度予算においては、2月28日の議運での理事車側説明にもあったように、保育料の値上げが盛り込まれていますが、その判断材料の中で大きな比重を占める「保育所運営懇談会」の審議内容や、そこからの提言が議員に渡されておりません。

 

 市民各層の意見・様々な角度からの見方などを議員としても充分に知った上で審議に臨み、判断を下していくのにぜひとも必要な資料であります。

 

  ぜひ早急に入手して勉強させていただきたい。

 

 先般理事者側に要望した所、これを渡せない、ということでしたが、なぜ渡せないのか。

 懇談会における発言者の名前を伏せたものでいいから、どういう意見が出されどういう審議がされたのか、当然公開されるべきことと考えられるが、この点について理事者側はどう考えられているのか、お聞かせ願いたい。 

 

 ◎ もう1点。

 

 私は文教常任委員会に所属していますが、現在その私に対して、文教常任委員会の会議記録を見せない、という異常な業務妨害状態が続いていて、議員としての審議活動に重大な支障が出ております。

 

 これは一義的には議会内の問題であり、2月8日に私が行った閲覧申し入れに対して、早川議長が2月14日になって「委員長が許可しないので認められない」との回答をして、そのご、一切の改善をしてくれない為でありますが、遺憾ながら早急な改善が望めない状態であります。

 

 そこで理事者側にお尋ねしたいのは、こういう不正常状態に対する緊急措置として、理事者側が保管しておるはずの、文教常任委員会での少なくとも理事者側の答弁文書を文教常任委員たる私にお見せいただけないか、ということであります。

 

 過去の議会記録を議員が見せてもらえない、という異常事態へのせめてもの対応として、答弁文書だけでも見せていただけないと、所管事項のこれまでの経過を詳しく知ることができず、従って充分な審議参加ができません。

 

 この点についての理事者側の回答を求めます。

 

     (途中で早川議長に発言をさえぎられ、後半は発言禁止とされた。)


市議会規則の一部改正について

 

   質問 (概要)

 

 写真機・録音機の持ち込みを禁止せねばならない理由は?

 

◎「標準議会規則に合わせる」といいながら、わざわざこの部分だけ町村議会標準規則」に合わせた理由は?

 

 情報公開の流れに明らかに逆行する。どう考えるか?

  市民の知る権利・市民が市民に知らせる自由、に反するのではないか?

 

   反対討論 (概要)

 

ほとんど審議らしい審議もしていない。

 2/28議運に初めて改正案が提出され、説明され、「会派持ち帰りで検討」となった。

 

 次の3月3日議運は全体でわずか7分で終了した。
 この件ではわずか2分程度を欠けたにすぎず、

 なぜ今、改正なのか、情報公開の流れとのからみはどうなのか、なぜカメラ・テープを禁止しなければならないのか、まったく論議がされていない。

 

議会規則を改正する、しかも市民や議員の活動を制限するのにこんな程度では全く不十分。

 

 昨年来、次々と制度改悪してきた門真市議会の実状。

 9月議会から一般質問を1人20分に制限。・・・その弊害

 12月議会で情報公開条例をせいていしたのに、2月3日議運でその制度精神に全く逆行する「委員会記録の全文公開禁止」を早川議長自ら提案し、なんの論議もなされずに、なぜ・・共産党以外の4会派の賛成であっというまに決めてしまった。

 

 さらにまた、常任委員会や議会運営委員会の記録閲覧を申し入れた戸田に対して、早川議長らから、閲覧を拒否されるというゆゆしき議員への業務妨害事件が発生している。これが市民に対しても背信行為であることは言うまでもない。

 

◎ このような市民参加と情報公開に逆行する門真市議会で、今新たに写真機・録音機
   の禁止が追加されることは容認できない。

 

◎ 市民の知る権利・市民が市民に知らせる権利と自由への敵対である。

 

  報道機関との関係など