なんと大本議長が「こんな文書よう受け取らん」と拒否!!


 今朝9時過ぎに戸田より議長宛に提出した「戸田自宅への12/2不当捜索事件についての見解」文書(下記へ掲載)について、議会事務局長らが「議長が『こんな文書よう受け取らん』とおっしゃっいましたので、お返し致します」と言って戸田の所に持って来た。

 議員からの文書受け取りすら拒否するとは、驚きである。これは怪しい動きとして注視して行くべきだろう。12/2捜索の一方の当事者からの報告すら…… 12/4、12:30。



戸田自宅への12/2不当捜索事件についての見解


  門真市議会議長 大本郁夫 殿
                                 門真市議会議員;戸田ひさよし
                                         2000年12月4日

 去る12月2日(土)に議員たる戸田の自宅に対して行なわれた警視庁公安部による家宅捜索は極めて不当なものであり、怒りを禁じ得ないものであります。
 この件について私が12月3日づけで作成した抗議声明を、参考資料として以下に記載して提出いたしますので御覧下さい。
 なお、広範な市民運動や社民党代議士周辺部分をも標的にした今回の全国的な捜索については、各界各層より不当捜索であるとの抗議の声が上がり始めていることも合わせて申し添えておきますのでご賢察下さい。

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戸田自宅への不当な12/2捜索・押収に断固抗議する!

 12/2の朝、警視庁公安部によって戸田の自宅が捜索されるという不当弾圧事件が起こった。この捜索は「日本赤軍・重信房子容疑者の、有印私文書偽造・同行使、旅券不実記載、旅券法違反」に関連する捜査、という仰々しい理由づけのもとで全国19箇所で 展開されたもののひとつであったが、戸田には全く身に覚えのないフレームアップであり、不当捜索に他ならない。

 上記犯罪容疑になぜ私が結びつけられるのか、捜索令状には何も書いていないし、捜査官も何も答えない。ということは、何の根拠も理由も示されずにある日突然、犯罪とは無関係の者が「容疑者の関係者」扱いされてしまうことであり、実に慄然とせざるを得ない事態である。

 重信容疑者逮捕以来、断続的に逮捕と宣伝が進められる中での今回の不当捜索の本当の狙いは、「赤軍容疑」に名を借りた広範な市民運動への威迫と人脈調査ではないのかと思わせるのは、赤軍とは縁もゆかりもない「市民の絆大阪」という社民党と無党派市民との提携団体の、設立当初の呼びかけ人リストや趣意文、イベント参加者の受付名簿 1通などを、
これまた何の理由も示さず、戸田の再三の質問や抗議にも関わらず「押収」していったことである。

 一方で自公保政権の大揺れと改憲策動の進行、一方で市民運動の新たなうねりや社民党の護憲市民派勢力としての鮮明化が進行しているこの世紀末に行われた今回の不当捜索の政治的意図がそこに透けて見えるのである。
 市民団体の呼びかけ人なったり、市民集会やイベントに参加することが後日権力側の独断で「赤軍容疑関連者」としてリストアップされるようなことが許されてはならない。

 近日中に抗議の記者会見や押収物品返還要求を起こすことも考慮しつつ、ここに不当捜索抗議の姿勢を明らかにするものである。
 また、この不当捜索やフレームアップの尻馬に乗って鮮烈市民派議員としての戸田の名誉を傷つけたり、議員活動妨害を図ろうとする動きに対しては毅然たる態度で臨むことも同時に明らかにしておくものである。

                     2000年12月3日 門真市市議会議員 戸田ひさよし