件  名
内  容 & 答  弁

1;中学校での生徒指導の現状での困難点と新たな模索について

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教育委員会

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
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2;待機児童解消計画の一環としての東幼稚園預かり保育35人枠の実状把握の極端な遅れと、計画未達成の問題について。

 

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教育委員会

 

 

 

 

 

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3;民間幼稚園の実状把握や、教委との意見交換・懇談について

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教育委員会

 

 

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4:公立幼稚園入園者拡大の努力について

 

 




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教育委員会

 

 

 

 

 

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 中学校での生徒指導困難な実態としてはどういうものがあるか。
それに対する学校側での事態打破に向けた新しい試みや模索にはどのようなものがあるか。
(保護者の意識啓発や保護者との共同なども含めて)

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 市内7中学校の様子は様々でありまして、比較的問題行動も少なく落ち着いている状態の学校もありますが、授業・校内生活・校外生活において種々の問題が見られる学校もございます。
 問題行動を起こすのは、限られた生徒ですが、具体的には、学習意欲に乏しく、チャイムが鳴っても教室に入らない、授業中に立ち歩く、授業途中に教室を出ていく等の報告を受けております。
 他の問題行動と致しましては、校内でのお菓子、喫煙、携帯電話の持ち込み、服装違反等、様々な問題行動もございます。

 学校では、生徒指導主事を中心と致しまして、全教員が協力して指導を行っておりますし、授業の空き時間の教員が教室から出る生徒に対応したり、休み時間にも校内を巡視するなど対策を行うとともに、問題を見過ごさず、当該生徒への注意、保護者との連携も進めるとともに、スクールカウンセラーや心の教室相談員を活用した教育相談制の充実にも努めております。
 また、学校通信で校内の状況を積極的に発信したり、「自由参観」期間を設けて、保護者の方々に、より学校の現状を理解いただき、協力をいただこうという試みも致しております。

 問題行動への対応は、学校だけでなく、保護者・地域社会・関係機関との連携・協力が不可欠であり、今後さらに、各学校が地域に開かれた学校づくりに取り組み、地域と一体となった教育活動を行うことが必要であると認識致しております。
 教育委員会と致しましても、積極的に支援してまいりたいと存じますので、よろしくご理解いただきますようお願い致します。
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 10月、11月と教委の担当者と面談して戸田が事情調査したところでは、当初から預かり保育全般と待機児童該当者を明確に区別して、自らが引き受けたはずの「待機児童解消計画の一端」としての達成状況を適宜把握して責任相応の対処をする、という認識が希薄であったとしか思えない。
 東幼稚園35人枠の待機児童解消計画に対して該当児童数わずか7名だったことが把握されたのは、実にこの11月になってからだった。
 なぜこういうことになったのか、事実経過の説明と今後の対応姿勢について伺う。

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担当の学校教育課としては、交付金申請時よりその効果的活用に向け、児童課及び当該幼稚園とは連携を図るとともに、当該幼稚園には、事業の具体化と計画の達成に向け、努力いただいてきた。「達成目標とする数字」に関しては、私どもの認識のズレが生じ、年間を通して恒常的に「預かり保育」を利用している幼児数を、反映することができてなかったというのが事実経過である。

<今後の対応>
・児童課及び当該幼稚園との連携をさらに深めるとともに、必要に応じ
 て、達成状況の把握に努めたい。
・当該幼稚園へは目標達成に向け、引き続き努力頂くよう要請したい。
・「預かり保育」のPRについては、現在、私立の幼稚園及び保育園と
 調整中であり、整い次第実施したい。
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 教委は門真市内の民間幼稚園について、実状把握をどの程度の範囲でしているか。経営者側との意見交換や懇談の実状はどの程度か。
 今後は従来よりももう少し踏み込んで、民間幼稚園側と意見交換や懇談を行ない、実情把握も広げていった方が良いのではないか。

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 本市には、公・私立幼稚園の理事長または園長、これに行政関係を加えて構成する「門真市公私立幼稚園協議会」という組織があり、定期的に幼稚園教育に係わる研修会を開いたり、諸課題について意見交流や協議を行っている。今後ともこの場を活用していきたい。


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 門真市では民間幼稚園が9月に園児募集宣伝を開始して10月1日入園申込者の受付開始するのに対して、公立幼稚園ではあえてひと月遅らせて10月に募集宣伝開始、11月1日から受け付け開始をしてきたが、これはなぜか。

 ある公立幼稚園関係者から「かつて公立幼稚園がない時代に民間幼稚園に努力してもらったから、民間に配慮して募集を遅らせている、と教委の人が言っている」と聞いたが、こういう配慮をしているのか。
 また、給食がない、3年保育がないなど民間に比べて競争条件の弱い部分が改良されないままなのはなぜか。どういう困難点があるのか。

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 募集時期については、
  ・私立幼稚園との取り決めは、承知していない。
  ・慣例により現在の時期である。

 他市も、私立に遅らせての募集となっている。保護者は公・私立い
 ずれの幼稚園にするか、あらかじめ決めておられるようで募集時期
 のズレが、入園に強い影響を与えているとは考えにくい。
 委員会としては、現時点では、募集時期の変更は考えていない。

 3歳児保育・給食については、施設設備・人的措置を必要とするも
 ので、効率的で不公平感のない税の活用といった観点に照らすと、
 実施困難な課題と考える。

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▼ その他文教委員会での質問、回答等 ▼

  平成12年度門真市一般会計補正予算中、所管事項
                 (学校管理費、工事請負費、校舎整備工事について)


戸田ひさよし

 

 

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答  弁

 

 

 

 

 

 


「公立幼稚園での難病児童への対応について」

来春市内の小学校へ進学する難病児童について、公立幼稚園で対応してきたと聞くが、具体的にはどのような施設改修が行なわれて、どれくらいの費用を要したのか。
 また指導運営面ではどのような配慮が必要だったのか。

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 幼稚園での対策工事は、窓ガラス及び照明器具への紫外線カット
フィルム取付及び保育室への空調取付工事、併せて、2,216千円でございます。

 病気(色素性乾皮症)の為、屋内外を問わず、紫外線を浴びることが厳禁となっております。フィルムにより紫外線をカットした教室、トイレ等を利用し、活動しておりますが基本的に窓を開けることができないため、保育室にクーラーを設置し、夏場は冷房しております。冷房設備のない遊戯室で活動するとき、夏場は締め切ったままにしておくこともできず、業者が行った紫外線調査により、紫外線が当たらない位置を探り、幼児の場所を考えるなど注意をはらっております。
 活動においては、幼児に紫外線が当たらぬよう、移動についても教員が常に付き添い配慮を致しております。

 小学校におきましても今後、学校と保護者がよく相談をし、保護者の協力も得ながら児童の活動を最大限保障できるようにして参りたいと存じますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。

 


山本 純 議員

 


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答  弁

 

 

 

 

 

 

 


総合的教育力活性化事業の推進状況について
             [実施校区;一中、二中、三中]
 ・ 教育協議会の構成メンバー
 ・ 事業の取り組み状況

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 総合的教育力活性化事業は、本年9月議会で補正予算の承認をいただき、現在、第一・第二・第三中学校区において事業実施されているところである。

第二中学校区における教育協議会の構成メンバー、及び取り組み状況について、紹介させていただく。
 ・ 門真二中校区教育協議会は、学校5人、PTA 4人、自治会長・
   青育協会長10人、計19人で構成されている。

 ・ 事業の推進状況は、第一回門真二中校区教育協議会を11月に
   終え、第二回教育協議会を12月20日に開催予定。
 ・ 協議会ニュースは、年内に1回、3学期に1回の計2回発行す
   る予定。
 ・ 講演会を1月13日(土)に予定。 講師 桂 文喬さん
         演題「笑いはたっぷり、しつけはしっかり」
 ・ 校区清掃、2月に予定。

 


亀井 淳 議員

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答  弁

 

 

 

 


府立高等学校の総合整備に係る進路指導について

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 平成13年度当初の大阪公立高等学校募集人員では、普通科全体として46学級の学級減となっております。第4学区では、門真南高校の募集停止を含めて7学級の減となっております。
 募集人員につきましては、一定の収容率になるよう、第4学区全体の生徒数から学級数を算出されておりますので、全体として進学が難しくなることはないと考えております。

 大阪府の他地区におきましては、ほとんど学級減のみでございますが、第4学区では門真南高校が募集停止となるかわりに、門真西高校、門真なみはや高校、南寝屋川高校、守口東高校がそれぞれ1学級の増となっておりますし、近隣の大東高校、野崎高校での減学級は行われておらず、大きな通学上の問題は起きないと考えております。よろしくご理解の程お願い申し上げます。