=議長および各会派への3/3申入れ=

門真市議会  議長 大本郁夫 殿       
          公明党     殿        
         緑風クラブ   殿        
         志政会     殿        
         改革クラブ   殿         
         日本共産党  殿               

2005年3月3日

   門真市市議会議員: 無所属(鮮烈市民派)戸田ひさよし

 記

1;湯川議員逝去を受けた守口市門真市消防組合議会議員については、2/25議運において「3/4本会議で  選挙して決める」ことが決定された。
 これについては、門真市議28人のうち現在唯一派遣議会の議員になっていない戸田が立候補するので、皆さん方は戸田に投票して下さるよう要請する。
 既に何かの派遣議会に所属している議員が消防議会を兼職するよりも、私を選任する方が議会人材の十全な活用の点から、はるかに合理的である。
 もともと、派遣議会においては多くの議員がほとんど質疑質問せずに形式的審理だけで報酬を受け、市民にはその存在すら実質的には知らされていないという問題があり、1999年当選・消防議会所属の時からそれを改めようと活発に質疑質問して情報公開してきた先駆者が私であり、特に同年の消防議会においては視察の折に視察予定の半分が観光地見学であった問題を取り上げ改善させたりもした。  
 ところがこの改善努力が煙たがられた模様で、翌2000年から今まで27人の派遣議会議席に「超多忙で派遣議会ではほぼ質疑質問皆無」の議長も入れるようにして選挙する、という形式に切り替えることで  私だけを派遣議会からはずす、という仕掛けが作られて現在に至っている。  
 しかし与党も声高に「議会改革」が叫ぶ昨今、いつまでもこのような無所属排除・議会の有為な人材の意図的な不活用を漫然と続けている場合ではない。  
 無所属議員は派遣議会に配置せず会派議員は2重に配置するような不合理の廃止を呼びかける。
 その上で、今後議会解散などによって現定数による選挙があった場合は、議長が派遣議会選挙を辞退するようにすればよい。ぶっちぎりトップ当選議員の排除が「市民理解」を得られるかご賢察されたい。

2;公明党の出した議員定数10人削減案を初め、議員定数削減そのものに私は断固反対する。  
 なお、6/26投票の市長選挙の当選結果とその後の動向によっては、今年夏・秋の議会解散―選挙も十分にあり得ることも指摘しておく。

3;「議会改革」にあたっては、十分に開かれた論議を重ねて「改革」を進めるのが本筋であって、今のように市民に開かれていないどころか議会内の無所属議員さえも論議や情報から排除して、会派間の取引や力関係中心に話を進めるような、「密室談合型」論議であってはならない。

4;これは特に議長に申し上げるが、2/18行革特別委に向けて理事者より出された資料について、私が2/18行革特別委の傍聴時に資料配付を事務局に求めたところ、「特別委終了後に渡すよう指示されているので渡せない」として配布を拒否される事件があった。  
 いったい「行革推進は議会も含めた全庁的緊急課題」と称しながら、無所属議員に理事者資料を渡さず、行革委審理の時に話の内容を理解しにくいようにすることに何か必要性があるのか?公益性があるのか?  
 必要なことは行革のために衆知を集めることであって、しょうもない前例主義や無所属市民派嫌悪にいつまでも囚われていることではないはずである。  
 理事者資料を無所属議員にも平等に配布するよう事務局や理事者に指示することを強く求める。

5;また、分厚い資料でない限りは、議会傍聴者にも資料配付をするべきことを提言する。議会傍聴にく  る市民というのは、その立場を問わず議会にとって宝であるという意識を持って対応するべきである。

6;議会ホームページでの情報があまりにも少なすぎる。提出議案や決定事項くらいは速やかに掲載するよう、議長は指示するべきである。