府民情報課・綿世久利の「名刺渡し拒否」府民侮辱行為
 についての厳重抗議と謝罪要求

  大阪府知事 殿
  知事公室室長  殿                       

2003年7月28日
門真市議会議員 戸田ひさよし

1;去る7月25日、午後3時過ぎ、谷町恒和ビル3階の「知事公室・府民情報課」での
 情報公開に関わるやりとりの中において、当方への対応をしていた「府民情報課・情報
 公開グループ」主査・綿世久利職員は、既に名刺を出している当方が「あなたの名刺を
 下さい」といくら要請しても、首から下げた職員カードを指して「ここに書いてある通
 りです。これを見て下さい」と繰り返すばかりで、あくまでも名刺渡しを拒否し続ける
 という、行政職員としてあるまじき府民侮辱行為を行なった。
  綿世は「名刺がきれている」とか「名刺を作っていない」とかは一度も言っていない
 から、これは意図的に当方に名刺渡しを拒否したものに他ならない。

2;業務において業務上の名刺を相手から求められれば提出するのは、社会的儀礼であり
 社会人の当然のマナーであると同時に、相手から求められても名刺を渡さないという振
 る舞いは相手に対する門前払いの意思表示であり、侮辱と挑発と取られて当然である。

3;ましてや本件では、情報公開に関する争いについて対応した職員の証拠としても名刺
 を求めていることに対してかかる拒否をすることは、2重に悪質な行為である。

4;府民情報課には他に数名の職員がいたが、誰ひとりこの綿世の府民侮辱行為を諫めよ
 うとはせず、「今誰も上司はいない」として上司に取り次ごうともしなかった。

5:綿世久利職員の行為によって当方は著しい侮辱を受け、激しい憤りを禁じ得ない。
 およそ行政に出向いてそこの職員から名刺渡しを拒否されるなどということは前代未聞
 の仕打ちであり、厳重に抗議する!

6;この問題の発端は、当方が門真市社会福祉協議会の役員名簿の開示を求めた事に対し
 て、所管の「健康福祉部・法人指導課」が役員の「職業」を全て墨塗りして出したこと、
 なかんずく教育委員長(岸本典之氏)や市議会議員(青野潔氏、風古波氏)までも墨塗
 りするという非常識な情報隠しを行なったことと、これを指摘された弘田秀一職員が、
 担当課の誤りを正そうとするどころか「職業は個人情報ですから」と庇う発言を繰り返
 し、当方がいくら言っても言を左右してその誤りを直そうとしなかったことにある。
 (さらに、住所・電話まで公開の「民生児童委員」(鎌田勇夫氏)も塗り潰していた)
  これ自体、実に驚くべき情報隠しではないか。

7;綿世久利はこのトラブルを取りなして、弘田職員の謝罪で納めたものの、上記の侮辱
 行為によって騒動を拡大してしまっただけでなく、両名ともこの「公職までも塗り潰し」
 の役員名簿を担当課に訂正させようともせず、不当な墨塗り名簿のままで当方からコピ
 ー代金を受け取って開示業務を終了させてしまったものであり、これも不当である。

8;当方は事件の直後に副知事室を経由して「政策調整課総務グループ」総括補佐・明治
 将介氏と面談して詳しく事実を伝え、厳重に抗議して「文書での謝罪」を要求した。

9;◆以上の件について、当方は府としての見解と、上司たる知事公室長と府民情報課長
 ならびに綿世久利本人の文書による謝罪と名刺提出を求め、2度とこういう非礼な侮辱
 行為を起こさないことを求める。
  ◆1週間以内、8月4日正午までに、その文書を当方までに届けられたい。

送達先は、門真市新橋町12−18 三松マンション207 戸田ひさよし事務所
      電話;06-6907-7727 FAX;06-6907-7730 である。