「先進地視察」と観光地「見学」について(1999年12月戸田の質問)

  行政職員が行う「先進地視察」に関わっていくつかの点をお聞かせ下さい。

1;公務たる「先進地視察」に当たっては、「最小限の支出で最大限の効果を上げるようにしなければならない」、という地方自治法の規定を初め、種々の規定や社会的モラルに則って厳正に行われていると考えてよろしいでしょうか?

2;視察参加者各人が、視察終了後に「報告書」を提出するのが当然と思いますし、視 察団としての報告書に於いては、何らかの用件があって滞在した場所について、全て明らかにしておくことが当然であると思いますが、門真市に於いてはどうなっているでしょうか?

3;いわゆる観光地を「見学」と称して、確たる視察目的も明らかでないままに 、視察計画書にその目的も記載しないままに、視察日程に組み込むことが許されているでしょうか?
例えばの例として、北九州市の先進施設を視察したついでに、同市内の小倉城や松本清張 記念館を「見学」する計画を組むとか、同じく北九州の春日市に「先進地視察」したついで に、隣の太宰府市の太宰府天満宮を「見学」するような「視察計画」が、承認されるということが、門真市行政においてはありえるで しょうか?
市の現状をお聞かせ下さい。

 答弁

 調査研究したことを研修内容として取りまとめ、職場で調査報告会を開き研修出張復命書を提出する。    
 観光地を「見学」と称して日程に組み込むことは、考えられない。