北九州「視察」旅行ドタバタ報告記@;「こんなん失礼じゃないですか!」、
と風幹事長            
投稿者:ヒゲ-戸田  投稿日:11月12日(金)11時23分35秒

 今回の視察は守口門真消防組合議会議員のうちの、門真市の7人だけの分。メンバー
は田伏幹夫副議長(市民リベラル)・風 古波氏・鳥谷信夫氏(公明党)・今田哲哉氏・五味
聖二氏(緑風クラブ)・福田英彦氏(共産党)と、戸田の7名。
 朝9時、役所前出発のバスの中で戸田が、HPへの自分の書き込みのコピーを渡して、
「なんで観光が組み合わされているのか。こんなものはやめるべきだし同行できない」、と
田伏団長に申し入れ。
「なんで私の名前が(HP)に出てるんですか」という対応に、「公務で行くんだから参加
議員の名前が出ても当然でしょう」と戸田が答えているうちに、公明党幹事長でもある風議
員が「こんなん(HP書き込み)失礼じゃないですか!」と言ってきたので、「何がどう失
礼なんですか!」と切り返す。
 風議員がこれに答えず、なにか「後で対応する(問題にする?)」ようなことを言ったの
で戸田もカチンと来て、「風さん、あなた助役問題でオレに見解聞かれて、戸田には言う必
要ない、議会で見解を述べる、なんて言っておきながら議会では一言も言わなかったじゃな
いの。自分の言ったことに責任持って下さいよ」と、日頃温厚な戸田にしては珍しく(ウソ)
語気を強めた。
 回りの議員が、マアマア、そんな大きな声を出さんと、と割って入ったのでその場は納め
て、「とにかく戸田は観光なんぞに同行しない。これは単なる案だというのなら現地へ行く
までに修正してほしい。改善されるのならば結構です」と宣言。

 ちなみにバスの中で4会派議員から出された意見としては、「視察を受け入れてくれる相
手側の、ここを見て欲しいという希望も尊重すべき」、「観光でなくて見学」、「異議がある
ならもっと早く言うべき」、「この日程は単なる案で、現場で変わり得る」、「文教視察の時
は、たまたま近くにそういう所(観光地)がなかったんじゃないか」、「視察先の近くにたま
たま有意義な場所があっただけ」、「観光地でもそこの消防隊制がどうなっているか、など勉
強することがある」などなど・・

 さて、緊迫した空気に包まれながらも、表立ってはこの件を話題にしないで、一行は北九
州市議会事務所へ到着、時まさに1時30分。これからどうなった? 続きは今晩か明日に
ね。 (そうそう、風幹事長、この報告について「失礼」やとか「誹謗中傷・名誉毀損」やとか、
もし言われるんやったら、いつでも受けて立ちまっせ。堂々と戸田に言ってきて下さいね。)


北九州「視察」旅行ドタバタ報告記A;松本清張記念館「見学」問題で視察団
を一時離脱
                    投稿者:ヒゲ-戸田  投稿日:11月14日(日)18時22分08秒

 小倉駅から北九州市役所までのタクシーの中で、同行の消防組合議会事務局次長を問い
詰め。内容は、「こんな観光もセットの日程を出して、戸田が文句も言わずに従うと思ってた
んですか?」ということと、「今回もこれからも、こんな視察計画には絶対従わないから心
しておいてくれ」ということ。(ホンマ戸田も甘く見られたもんです。まだまだですワ。)

* ***** 戸田が考えた今回の「改善計画」は・・*****

1;「視察」部分の時間をできるだけ引き延ばす。(質問を多くするなど)
2;「観光」部分については、(「見学」と言い換えようと実態は一緒)
    できればゼロにしたい所だが、ムリであれば消防署員の同行で消防の観点からの説
   明を受けることを絶対的条件としてのみ、同行する。
      この条件が満たされなければ、ボイコットして、次の集合地点まで単独行動を取る。
     ・・と戦術を確定しておいた。

****さて、そうして臨んでみると・・

     <北九州市議会庁舎内にての視察>

 なぜ北九州市消防本部に行かないで、議会庁舎内で先方の話を聞く設定にしたのか、の
分析は別途行なうとして、ここでの「視察」は「計画」にあった
13;30〜14;30を40分近く越えた。
 視察テーマは、女性署員職員の採用問題について。守口門真ではゼロだが、北九州市は
早くから意識的に女性門戸を広げて採用している「先進地」。戸田だけでなく他の議員も「計
画の時間割を気にすることなく」活発に質問したので、時間が延びたもの。(ご立派)
 消防のホームページのことまで話が及び、市長の「日本一のHPを作れ」の大号令の下で、
パソコン好きの有志のボランティア参加でほとんど出費なしで市全体と各部局のHPができ、
管理にもさほど手が取られていないことも分かったし、一行みんなで画面も見てみた。
 ただ、冒頭挨拶に立った議会事務局長の話の中で、25億円かけて昨年作った松本清張記
念館に全国から見学客が訪れているので、時間があればぜひどうぞ、という言葉もあったの
で、視察受け入れ側行政の「希望」(宣伝したい)も確かにあることも分かった。

     <小倉城・松本清張記念館見学について>

 40分ほど遅らせて移動、となった時に団長に確認したら、「消防署同行での説明の手配は
していない」ということだったので、戸田が怒り、ボイコット宣言。
 議会庁舎内で、そこを出てからも3時10分ころから30分頃まで、一緒に行こう・行かない、
でだいぶ言い合いになってモメた。
 団長に問いただしても、「施設の中の消防のことを見る」というだけで、「なぜ清張記念
館なのか、消防とどういう関わりがあるのか」、「なぜ消防署員に同行説明してもらわないの
か」、「貴重な時間の中でなぜあえて消防以外の<見学>をするのか」という問いに何ら答え
られない状態。そういうやり取りのうちに、戸田以外の議員はあきらめて移動。
 次長が「センセ、とにかく頼むから行って下さいと」としつこく食い下がり、案内役の北
九州市職員が懸命に各所に連絡を取る、という構図。しかし結局消防の方に余裕がなくて同
行できないとのこと。宮仕えは大変です。
 気の毒とは思うが、こちらもこれ以上の妥協はできない。「戸田はこういうヤツだ、とあ
きらめて行ってくれ」と因果を含めて切り離す。 時まさに3時30分過ぎ。

   <議会事務局で戸田だけ独自視察>

 小倉駅出発までもう時間があまりない、ということでいきなり消防署に視察に行ってもム
リが大きいため、先方職員の勧めで議会庁舎で議会事務局への視察を単独で行なう。
 100万都市、64議員の会派構成や、議会運営の仕方などを聞き、こちらからはヒゲ-戸田
通信やHP記録を渡すなどして、門真市の実態を紹介して意見交換していたら、突然新たな
連絡が来て、事務局視察は3時53分までで終了して急遽移動を決断した。
 さて、その連絡とは?移動先は?この続きは次回報告に!(気を持たせてゴメンね)


北九州「視察」旅行ドタバタ報告記B;全国初?急遽、清張記念館を消防署員
案内で視察
                    投稿者:ヒゲ-戸田  投稿日:11月22日(月)12時05分10秒

@「小倉城・清張館の見学」には消防同行で説明を受ける、という予定は全くなかった。

Aということは、この「見学」は「消防の視察」ではなくて、「観光」と言われてもしかたな
 いものであった。

B戸田のボイコット騒ぎで、急遽消防署員が手配され、おそらくは「全国で初めて消防署員
 同行で清張館を視察した議員団」として門真市視察団は記憶に留められるでしょう。

C別の言い方をするならば、この騒ぎがあったおかげで、門真市視察団は「視察の中に観
 光を組み込んだ」、という世の指摘を免れることができるようになった。(ヨカッタですね)
 視察時間が延びて、「小倉城見学」の方は完全に吹っ飛んでしまいました。

D清張記念館は昨年25億円かけて開設した人気施設で、北九州市としても自慢の施設で
 あるらしい。しかし、限られた時間の中で北九州市の消防本部にも行かずに、議会事務局
 に消防司令に来てもらって話を聞くだけで、小倉城・清張記念館「見学」の予定を組むのは
 不見識と言われて当然だろう。


北九州「視察」旅行ドタバタ報告記C;思いはそれぞれ博多の夜
                        投稿者:ヒゲ-戸田  投稿日:11月22日(月)12時54分55秒

 ここら辺は世間一般にあるだろうイメージとは違って、門真市議員視察の場合、
(昔は知りませんが)宿泊は豪勢な所ではなくて「上等なビジネスホテル」程度で、狭い部屋。
「夜の街に繰り出し」たり「コンパニオン呼んで宴会騒ぎ」もなくいたって質素。
 (よそではまだそんなことをしている所も一部にあるでしょうが)
 夕食につくビールですら、全く飲まない人も2〜3いて、なんや一番飲んでるのは戸田やな
いか、という実態。(規定の食事代を越える分については個人負担で追加注文しますが、
追加注文するのも戸田だけ。)
 ホントは飲まない人には不公平なのですが・・。また「アルコールの分は全て個人負担にす
べきだ」という他市の市民派議員の問題提起もあります。
 ここらへんは、文教委員会視察の時にちょこっと提起はしてみましたが、煩雑にもなるの
で、戸田も「常識の範囲内で」と妥協しています。「自分に甘い」という批判はあるかもしれ
ません・・。
 夕食後の歓談は、団長の柔らかい言い方での「集団行動の和を崩さないようによろしくお願
いします」という挨拶も含みながら、呉越同舟の様相も持って明日への緊張もはらみながら、
楽しく続き、戸田と2〜3の人が一番遅くまで歓談。
 「博多の屋台を見に行こう」と思っていたのですが、入浴後、部屋で寝てしまい行けず。
「視察」というのは結構気が張って疲れるものですね、ホント。 (続く)


北九州「視察」旅行ドタバタ報告記D;これも全国初。太宰府天満宮を管轄違いの消防同行で「視察」   
     投稿者:ヒゲ-戸田  投稿日:11月30日(火)06時56分01秒

 (連載がやたらと長びいてしまいました。1週間以上も書き込みしてなかったんですね)
 さて、2日めは福岡市のすぐ南にある春日市・大野城市・那珂川町で形成している「春日大
野城那珂川消防本部」で、女性採用の件、防災教育施設(防災センター)の見学・個室仮眠
室の見学などを行いました。
  (この日も戸田の戦術は、「視察時間を長く取る」「最低限、消防署員を同行させる」)

10;01春日大野城那珂川消防本部側の歓迎のあいさつ。
10;02田伏団長のあいさつと議員紹介 10;04消防側から概要説明
 地域の特徴などから。
  冒頭、「お時間ないようですから、これからすぐ太宰府天満宮にご案内したい。菊花展を
 やっているのでぜひともご鑑賞いただければ。」
我が団長すかさず、「太宰府天満宮の防災体制にも関心がありますので、見学させて説明を
もらいたい」と(まじめな消防視察の観点から(?))軌道修正図るも、「天満宮はここの隣の
<筑紫野・太宰府消防本部>の管轄ですから詳しいことは・・」と回答されて、一同(内心?)
ズッコケ。
 消防側が重ねて、「これといったものもないので、太宰府天満宮をぜひみてもらいたい」。
戸田が、「門真市の税金で来ている視察ですので、天満宮は少しでいいですから防災センター
などじっくり視察させていただきたい」と念押ししつつ、全体で質問をさせてもらいました。
 みなさん熱心にご質問。特に青年議員が「せっかくですから女性署員の方にお話を聞きた
い」とグッドな要請をしたので、当事者からも話が聞けました。
 また、消防本部横に作った防災センターは、地震や強風を体験して楽しめることもあって見
学者も多く、「普通、市民が行くことのない消防署」を「市民に親しまれる消防署」に変える
のに大いに役立っていました。

         *******************

こうしてみなさんの熱心な視察活動のおかげで、例の「視察計画」での予定を30分以上超過。
太宰府天満宮の方は、11;45着で天満宮の方から「消防の説明を受けて」歩きながら参道へ
出て12:05出発、と20分で終わりました。
 文化財を守っている「ドレンジャー設備」などの消火体制を教えてもらったわけですが、そ
れにしても、太宰府天満宮を署員同行で「消防視察」したのは我が門真市議員が全国初
でしょうし、おまけに同行したのが管轄区違いの隣の消防署員だった、というのは空前絶
後の「快挙」。
 各人各様の思いを秘めつつ、みんなで仲良く記念撮影。あとでホームページに載せますか
ら、みなさんご覧下さい。(まさか議員の視察旅行での公的な記念写真を掲載するのに、
本人の了解を取れだの、肖像権の侵害だのと言う人はいないでしょうね。)
「昼食後、ゆっくりコーヒーを飲む時間もなく」(これホント)、一同は帰路に就いたのであり
ました。公明党幹事長の風さんに、「こんなんホームページに書くなんて失礼やないですか、
なんて誰にどう失礼だと言うんですか」、と改めて問いただしておこうと思っていたんですが、
言わず終いになってしまいました。ちょっと気の弱い所があるんですね、私も。

 さて、長びきました「北九州「視察」旅行ドタバタ報告記」、現場報告はこれにて終了です。