”2001年6月 門真市長選挙”

ヤバイよ東市政@;職員7割が門真に住んでなくても改善しないと明言
日時: 2001/06/16 14:59:04 名前: ヒゲ-戸田

 市職員の69.6%が門真市に住んでいなくて、他市に市民税を払い、年間通勤費が約1億5000万円弱かかっている問題について、この6月議会で長期的政策として改善してくべきではないか、など問いただしましたが、市側答弁(=市長の答え)は、(どこに住もうが個人の自由だから)市が取り組むつもりはない、意識調査もするつもりもない、いうもので、「何の創意工夫もない」ものでした。

 すぐにはムリでもせめて「職員の6割程度は市内に住むようになれば望ましい」とか「長期政策として検討したい」ぐらいの姿勢は見せて欲しかったのですが、さっぱりでした。
 質問と答弁について詳しくは↓↓

http://www.ne.jp/asahi/hige-toda/kadoma/5/2001-6/4tuukoku.htm
http://www.ne.jp/asahi/hige-toda/kadoma/5/2001-6/ippan-touben.htm

 

ヤバイよ東市政A:不当な議員の出席手当も見直し拒否を明言
日時: 2001/06/16 15:26:28 名前: ヒゲ-戸田

 これも6月議会質問から。
今や大阪府下6市にしか残っていない議員の「出席手当」(=議会出席費用弁償)。
年間約1300万円の高額報酬を受けていながら(月額66万円+政務調査費月6万円、期末手当計4.75ヶ月分×20%加算)、議会出席1日ごとに2500円をさらに受け取るという厚かましさ。(戸田は当初から受け取り拒否)

 せめて昨年12月の議員報酬月5万円アップを契機に廃止されるかと「淡い期待」を持ったが公明党ら4会派議員にまったくその動き無し。(戸田の提起も議題にも上げずに無視)
 6月議会では「もはや議会の自浄能力無し」「さもしい手当だ」と痛烈批判しつつ、「せめて市長の見直し要望表明を」と求めたが、「条例に基づき支給しており、不要、不当な支出とは考えておりません。」と全く改善する気がないことを市側(=市長)が明言した。

 全く税金ドロボー手当としか言いようのない代物だが、後日調べたところ、年間約160万円、4年で640万円程度に上ることが分かった。こういうアメを議員だけにはしゃぶらせたまま、「行財政改革推進」をうたって市民負担を増やそうというのだから、「その公約とやっていることがハナから違うじゃないか」と言わなければならない。
 こういうことが続いていいのか? 質問と答弁について詳しくは↓↓

http://www.ne.jp/asahi/hige-toda/kadoma/5/2001-6/4tuukoku.htm
http://www.ne.jp/asahi/hige-toda/kadoma/5/2001-6/ippan-touben.htm

 

東市政B;ハツラツさと創意無きお役人仕事
日時: 2001/06/16 16:16:34 名前: ヒゲ-戸田

 「地味な性格だからパフォーマンス的なことは好きじゃない」と、東市長が語ったことがありました。個人の性格としてはそれでいいかもしれないが、これからの自治体首長としては、住民の興味関心を引きつけ、喜びや誇り、参加意欲をかきたてる打ち出しができる人材が求められるはず。

 68才の東氏、失礼ながら元気そうな感じもハツラツ感もあるとは言い難い。これからの地方分権時代の自治体には、今までとは格段に違う創意工夫や独創性が求められ、「質の高い行政」でないと生き残れないようになって行くはずだが、16年の長期市政の中で役所に貯まっているのは「前例主義」「横並び・右ならえ主義」「市民の都 合でなくて役所の都合主義」などではないだろうか。

 助役が市税減免規定の超甘適用を受け、しかもその期限すら切れて市税怠納しても誰も異議を唱えない「身内ナアナア体質」の問題、門真生コンに典型的な「住民を大切に思った工夫をしない行政姿勢」、待機児童問題・学童保育に対する姿勢など、雇用開発や住民所得増大への無為無策、市税収入増加をトータルに考える部署の不存在、相変わらずの縦割りバラバラ行政姿勢など・・・松下電器の本社が門真から東京に移転していくことが浮上してきても、ボーッと見ているだけで、今後の街づくり計画も含めた真剣な対応を取れないのが東市政の体質ではないだろうか。

■「16年間ご苦労さん、でも20年間もマンネリ東市長はもうご勘弁」という市民の声は
 多いはず。水は溜まれば澱んでしまう。人心一新が門真でも必要ではないだろうか。

 

ヤバイよ東市政C;創意工夫がなければ財政構造の改善はできない。
日時: 2001/06/16 17:28:13 名前: ヒゲ-戸田

 門真市の財政問題は「無駄な公共事業をなくせば改善する」というような単純なものではない。(無駄の削減はもちろん必要だが)一番の問題は松下に典型的に法人からの税収入もどんどん減少していることと、個々の住民としては低所得層が多く、生活保護費・老人福祉費、国保繰り入れなどの持ち出 しが多いことである。

 これから脱却するためには、住民の所得アップ・雇用拡大、市内での経済循環増大、それらと連動させた良質で選択的な民間活力活用、生活保護からの脱却促進、不正受給カットや諸負担の悪質怠納削減の効果的手法の開発、子育て支援、NPO積極育成、地域での人材育成、SOHOや特色企業の育成、門真市への集客作戦、市としての新ビジネス開発、などを組み合わせて前例に縛られずに知恵を絞っていかなければならない。

 しかし東市長がやってきたこと、やろうとしていることは、国や府のお仕着せモデルそのまま、そこらへんのコンサルのありきたりの考えそのままの「行財政改革」でしかなく、単にあれこれの福祉や補助金を削って、地元雇用とも行政の責任とも無関係にあれこれの民営化をして、多くの市民を暗くて窮屈な気持ちにするだけで、市民の所得は全然上がらないし「住み続けたい街」なんて気持ちはさっぱり湧かないわ、市職員の質も志気も上がらないわ、おまけにますます門真から出ていくわのジリ貧の途を歩むだけであることは目に見えている。市のトップが変わることなしには、もはや斬新な改革はできない。

 

ヤバイよ東市政D;資産公開も倫理条例も拒否
日時: 2001/06/16 19:18:03 名前: ヒゲ-戸田

 門真市では市長のみに資産公開を義務づけていますが(それもかなり目の粗い規定で)、なぜか議員・助役・収入役らには資産公開規定を作ることを拒否し続けています。
 資産公開規定があれば、助役の市税怠納がばれずに議会に平気で人事案件として上がってくなんてことは起こらないし、不透明な蓄財疑惑も起こりにくくなります。
 だいたい今どき資産公開されたくない人が議員でいることがおかしいのです。
トコロテン議会を介した4会派と東市長のもたれあい・かばいあいこれでは議会も行政もシャキッとしません。

 市長提出の議案を与党から反対されたことのない東市長は、どんなに筋の通ったことでも4会派議員に厳しいことを絶対にしたがりません。
 東市長が続く限りは、両者の「甘い関係」が続いてしまうでしょう。
 「公開なきところに改革なし」です。政治倫理条例もまた然り。「条例がなくてもしっかりやっているから政治倫理条例は不要」というのは詭弁でしかありません。