学校給食改悪(=民間委託)が門真市でも開始されようとしています。11月あたりの教育委員会で「2001(平成14)年度から順次民間委託開始」(初年度は中学2校から)の大方針が決定される危険性が強まっています。1万人以上の住民署名を背景に、9月議会あてに「民間委託反対」の請願が出されており、9/20文教委での審議と議決、9/27本会議での「討論」と議決がなされます。請願紹介議員である戸田としては、文教委で民間委託の問題点をドンドン提出して当局の考えを質していきますが、賛否を問わずこの問題に関心を持っている全ての方々に考えてもらうために、以下のHPを紹介させてもらいますのでぜひご覧下さい。 堺市の子育て切り捨てに反対する住民ネットワーク(学校給食民間委託問題) http://www.ac.wakwak.com/~grosan/index.htm 監査請求の棄却という結果を踏まえて、大阪地裁に提訴。 ■学校給食の民間委託は本当に安いのか?(一覧表あり)堺市の資料で検討してみました。 住民監査請求書 http://www.ac.wakwak.com/~grosan/image/seikyuu.pdf 「補充資料(2)」 http://www.ac.wakwak.com/~grosan/image/301iken.pdf ●学校給食ニュースHP http://www1.jca.apc.org/kyusyoku/ (杉並区行政訴訟)なぜ、私たちは学校給食の民間委託に反対しているのか 調理の民間委託 http://www1.jca.apc.org/kyusyoku/itaku/index.html 民間委託の論理と問題点 民間委託の導入方法とコスト比較の考え方 学校給食民間委託の経費試算表の目的と役割 民間委託と直営の経費計算について ●民間委託と職安法 http://www1.jca.apc.org/kyusyoku/itaku/data4.html ●民間委託は誰のため? http://www1.jca.apc.org/kyusyoku/itaku/data5.html ●民間委託を問う! http://www1.jca.apc.org/kyusyoku/itaku/data6.html 東京都八王子市〜民間委託が推進中断(2001年3月) 千葉県市川市民間委託と住民訴訟(2001年2月19日学校給食全国集会報告) 摂津市民間委託阻止報告 http://www1.jca.apc.org/kyusyoku/itaku/rocal18.htm 学校給食情報ネットワーク http://www1.sumoto.gr.jp/komatsu/ 学校給食法 http://www.nikonet.or.jp/~kana55go/siryou/gakkuu.html 労働者派遣法(労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業 ●よりよい学校給食を市民とともに(委託反対)HP(宇治市市職労HP内) 岡山市の学校給食をみんなで良くする会HP 日野のゆたかな学校給食をもっと良くする会のHP |
これ、「岡山市の学校給食をみんなの力で良くする会」HPの中の掲示板です。かなり濃い内容で賛否双方に勉強になります。戸田もいずれご挨拶に書き込むつもりです。 そうそう、「戦う!給食調理員」HPなんていう面白そうなHPもあります。
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以下に紹介するのは京都府宇治市の例ですが、「これまでと同じ自校民間委託調理方式」で「調理員が公務員から民間にかわるだけ」「献立は学校栄養士が作成し、食材料の調達も従来どおり」、「公務員の生クビは切らずに退職者不補充で欠員が出た分だけ順次民間委託していく」 ・・・・・・・・・ これって門真市が今言っていることと全く一緒! でも実際は宣伝通りじゃないんだよね。その実態はおいおいバクロしていくとして、 ◆学校給食調理方式見直し特集号 宇治市政だより(1999年11/26号外) (抜粋) ◎市教育委員会では、平成12年4月から学校ごとに順次、給食調理業務の民間委託を実施します。これは、第3次行政改革大綱の実施計画における未実施課題であり、行政のあり方を見直し、市民サービスの向上を図る「行政改革」としても大きな意味をもつものです。委託後もこれまでどおり、安全で温かく、おいしい学校給食を実施していきます。また、これによって生み出した財源を有効に活用し、学校給食の充実・発展や教育環境の整備に努めます。 (1)献立は学校栄養士が作成し、食材料の調達も従来どおりです。 (2)給食指導は担任教諭や学校栄養士が行います。健康教育や給食指導などに影響 (3)給食の安全性確保は、万全の体制で対応します。
(1)平成12年度から、市の調理職員の定年などで退職する職員数に見合った範囲 ●意見聴取会の概要 http://www.city.uji.kyoto.jp/tayori/new11-26/2.htm ●民間委託の疑問にお答えします ▽衛生管理は大丈夫ですか? 調理業務が民間会社に委託されても、衛生管理は教育委員会と学校が責任をもって行います。 ▽給食の質は変わりませんか? 献立の作成は今までどおり、食材料の決定、購入も従来どおり「宇治市学校給食会」が行いますので、素材からの手作り給食であることに変わりはありません。また、「自校調理方式」ですから作りたての手作り給食が提供されます。 ▽効率化によって生み出した経費はどうするのですか? より豊かな学校給食実現のために有効に活用します。 (2)給食献立の充実 ・今までできなかった「焼き物料理」を取り入れていきます。 (3)食環境の充実 ・食器を強化磁器食器に順次更新していきます。 ▽委託する学校はどのように決定するのですか? 退職する調理職員の数も年次によって異なりますから退職者数に見合う学校を前提に慎重に検討し、決まりしだい保護者の皆様にお知らせする予定です。 ▽委託する業者はどのように決めるのですか? 価格だけで業者を決める「競争入札」ではなく、業者の実績や熱意なども十分に調査し信頼がおける業者選定を行っていきます。
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「同一労働同一賃金の原則」、「少人数職場での一体感とチームワーク、責任の分かち合い」、などの点から見ると若干心配もありますが、「経費削減の大波」への苦肉の対抗策として理解できるのが、この岡山市職労の提言。「自治体直営の責任体制を維持しながら民間委託よりも経費が安い」、というこの方式は注目に値すると思います。 http://www.ne.jp/asahi/kyusyoku/yokusurukai/saishin/saishinjoho.htm より ↓ これは直営のままでも民間委託以上のコスト削減ができること。そして、いろいろな改善も http://www.ac.wakwak.com/~grosan/index.htm これも再登場 ↓ 赤色が委託を実施しなかった場合の金額です。どちらの金額が多いか一目瞭然です。
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