■高額な国保保険料と役所の対応

日時: 2003/10/30 23:34:36 名前: けんじ

 初めて書き込みさせていただきます。
戸田先生と同じマンションに住んでいる者です。
戸田先生、いつも駅前でビラ配りご苦労様です。
何度か頂戴し拝見させていただきました。

 今回書き込みさせていただいたのは切羽詰まってのことです。
 実は4月に私事都合で会社を退職したんですが、以前にも他市で経験があったのでしばらくして役所に年金と国民健康保険の届けをしました。
  東京品川区や守口市で同様の手続きをしたことがあったのでその際退職したことを説明をしたら十分に支払える保険料の提示をいただいたので門真市でも同様に考えていましたが、1ヵ月後の納付書には限度額に近い金額が記載されていました。
  金額を明示しますと月48,000です。 8月からは更に上がり月51,750となりました。

 勤務中の際の社会保険料の総額とほぼ同額になります。私の頭ではどうしても納得がいきません。健康保険は会社と折半であることを考慮しても国保はその2倍以上です。これだけの高額な健康保険に入る意味はあるのでしょうか?
 保険制度を守りたいのはいたるところに書いてありわかりますが、必要性を全くと言っていいほどうたっていません。 健康保険の本来の意味合いは何でしょうか?病気にかかったときに高額医療費にならないようにするための相互扶助制度ではないでしょうか?

 役所の対応も納得いかず最初届けに行った際「今は保険料は全くわかりません。1ヶ月後くらいに納付書が届きますから、それで確認してください」とだけです。
 納付書が届いてから一度電話で話をした際も「お宅の収入だと当然です。それに国保は強制ですから(藤原氏)」 これだけです。

 他市のように保険料の情報公開や誠意ある対応・保険料であればまだ良いのですが、これでは全く払う気にもなれませんし、現実問題払える金額を逸脱しています。
 国保中央会の報告書に未納者対策をうたった報告書がありますが、それには未納をいかに克服するかが延々と書かれていますが、上限を設けているために低所得者も満額にいき高負担になる地域もあると書かれています。
 「わかっていんんだったらなんとかしろ!」って思わず叫んでしまいました。

 戸田先生のHPに国保の未納者のデータがありますが、払えるのに払わない人や、保健を使うだけ使って保険料を払わない人もいるとは 思いますが常識を逸脱している高額な保険料になっているひともいるのではないでしょうか?

 ちなみに今は時折こちらから主張を訴えるんですが、督促状だけが毎月のように送られてきて役所からは何の回答もありません。
 強制執行されないうちに昨年までいた守口市に転居しようと真剣に考えています。
 守口市ではHPで公開されている計算式ですと月33,000となります。 (市民の意見をHP上で集めたり公開していて非常に好感が持てます)
 月2万円違うと引越しをしても採算がありますので・・・。
 それを役所に言うとその際は手続きをしてくださいとだけ言われました 。役所のやる気のなさも余計に腹立たしく思います。

 当然ですが役所の人は国保の被保険者ではないので痛みがわからないのでしょう。 それに戸田先生のHPにあった高額な退職金やテレビなどでも報道されている 特殊法人問題などなど公的機関の税金の無駄使いにもやるせない気がします。
 ともあれ現在も無職・無収入状態が続いており、これ以上保険料で頭を悩まされたくないのですが・・・。


■けんじさん、詳しい書き込みありがとう

日時: 2003/10/31 21:11:44 名前: 戸田

 けんじさん、同じマンションの方とは、親しみを感じます。

 戸田の場合は、「国保・年金」で(介護保険も)6万5380円、市府民税4万8600円、所得税で2万8990円でした。(今年9月)

 けんじさんの金額は規定によりどうしてもそうなってしまうのかもしれませんが、詳しいことは今度お会いしてでもお話してみましょう。
 守口が引っ越しするほど安いとは思えないんですが、やっっぱり安いんでしょうか?

 戸田は昨日今日と、公益法人役員情報隠し国賠訴訟の書面作りにかかりっきりで、いま完成させたので、これから裁判所の夜間窓口に出しに行くつもりです。
 とりあえず、これにて。


■早速のご返答ありがとうございます。

日時: 2003/11/01 13:07:01 名前: けんじ

 戸田先生 大変お忙しいなか、早速のご返答ありがとうございます。
 また、誤字が多く申し訳ございません。 後で読み返してみてその多さに反省しております。
 その日は人の心情を無視した督促状がまた送られてきてやりきれない気持ちを思わず書き込みしてしまいました。

 役所は理論的に説明しても「決まりですから」で済ます、資本主義とは隔離された存在だと痛感しました。間企業で営業として長年勤めてきた者からすると考えられません。決まりですからでは物は売れませんから。
 公益機関の腐敗した実情が最近頻繁に報道されているのも市場が諸外国などの外圧などにより対応を迫られ知恵を絞り急激に変化をしているのにもかかわらず、公的機関はそういった刺激もなく旧態依然といしているからだと 思います。

 ですから、高齢化で保険料の支出が毎年増加する分を単純に保険料に反映させるだけで手を打たず、後は決まりですから、従わない場合は 強制執行しますで終わってしまうのです。 これで高い給料をもらえるのですから幸せ至極です。
 通常は使う側、払う側双方に理解を求め多く使った者にはそれなりの負担を強いるなど妥当な金額に設定するのが市場におけるごく当たり前の原理です。 もちろんそこには強制はありえません。

 もし、退社するときに国民健康保険料がこれだけ高額になることがわかっていれば従前の保険に継続加入する選択肢があったのです。
 それですと会社負担分を自己で負担した場合、月24,000ですが 限度額設定されているため月21,000となります。 これが払える常識範囲での金額だと思います。月51,750って逸脱していると思われませんか?

 ちなみに直近の私の総取得は300万円で、社会保険総額は60万円です。 今、年金は今後働く世代に重くのしかかるということで選挙選でも争点となっていますが、私にとって国保は既に年金負担率をはるかに上回る存在となっています。 これが問題にならないのは自治体により計算式が違うのと高負担になる人が限られているからだと思います。

 また、守口市への移転をと言いましたのは 現在の保険料が門真市より安いという理由からだけではなく、保険料が以前より高くなっている理由もあげてあり努力ならびに理解を求めていることにあります。更には、5年ほど前になりますが、同じように国保に加入する必要があり申請に行った際、通常月18,000のところを数千円にしていただいたこと、その際口頭で即対応いただいたことがあります。
 その前の東京品川でも同様の扱いを受けました。

 門真市でも同様に考えておりましたが、それが実際には元々の保険料が高いだけではなく、保険料を下げてもらうためには減免書に過去の収入を記入するばかりか、雇用保険のコピーも求めています。明らかに、少しでも多く徴収しようとする意図しか感じられません。説明も一切ありませんし。

 過去の収入が何の参考になるんでしょうか?
 先月まで月100万円もらっていた人が、無収入となり同じ生活が望めないので すから。

 長々と書かせていただきましたが、もし、何か良い対応策があれば お教えいただければ幸いです。


■Re: 早速のご返答ありがとうございます。

日時: 2003/11/04 22:55:30 名前: 大阪・中山

 新規の書き込みに書きましたが、門真市での国保の減免制度はあります。ご安心を。
 詳しく書いていますので、参考にして下さい。
 そして、以下の雇用保険のコピーや、以前の保険料の実績などはどこも調べるみたいです。 これはあくまでも「参考」程度のことで、減免後の保険料には一切関係ありません。減免率などは各自治体で違うかもしれないので、門真市役所の担当窓口で「ひつこく」、分かるまで繰り返し、尋ねられることです。

 別に「ごね得」を狙うことではないので、当然のこととして職員との対応に臨まれることが「良い対応策」と言えば、対応策でしょうか。先月、百万円の収入があった人でも、無収入になれば、「失業者」としての減免制度を受けれます。「窓口調査」と称するえげつ ない指導はあるでしょうが(法的根拠はない)。

> 雇用保険のコピーも求めています。明らかに、少しでも多く徴収しようとする
> 意図しか感じられません。説明も一切ありませんし。
> 過去の収入が何の参考になるんでしょうか?
> 先月まで月100万円もらっていた人が、無収入となり同じ生活が望めないので
> すから。 > 長々と書かせていただきましたが、もし、何か良い対応策があれば
> お教えいただければ幸いです。


■大阪・中山さん、ひまたさん。ありがとうございます。

日時: 2003/11/05 22:56:29 名前: けんじ

 大阪・中山さん、ひまたさん 私の掲示に対しまして心強いご助言を頂戴し誠にありがとうございます。
お陰様で戸田先生から「一度話しを詳しく聞きたい」とのありがたいお言葉を頂戴し、面談後、早速門真市の保険課長に直談判していただきその課長さんと直接減免手続きをすることになりました。
 実際どこまで下げてもらえるかはまだわかりませんが、7ヶ月間、毎月のように督促状だけが冷酷にも送られてきて、いつ強制執行になるかと内心冷や冷やしておりました。 これで、胸のつっかえがとれます。

大変失礼かと存じますが、この場を借りまして御礼申し上げさせていただきます。
本当にありがとうございます。


■Re: 大阪・中山さん、ひまたさん。ありがとうございます。

日時: 2003/11/06 0:49:25 名前: 大阪・中山

 本当によかったですね。 お礼なんかとんでもない。 やはり、行動を起すことですね。
 戸田市議の対応も早い。さすがフットワークが信条の行動派議員です。これを契機に国保問題もやってほしいです。

 門真の国保滞納世帯の高さには驚きましたが、減免制度も知らず、結果として「滞納」世帯ということで、保険証も没収され、実質医療機関から排除された弱い立場の人たちが多いと思います。

 高すぎる国保の保険料、減免制度が周知徹底されていない、結果として高率の滞納世帯率、戸田さん、この問題に本格的にメスを入れて欲しい。

> その課長さんと直接減免手続きをすることになりました。
> 実際どこまで下げてもらえるかはまだわかりませんが、7ヶ月間、
> 毎月のように督促状だけが冷酷にも送られてきて、
> いつ強制執行になるかと内心冷や冷やしておりました。
> これで、胸のつっかえがとれます。
> 大変失礼かと存じますが、この場を借りまして御礼申し上げさせていただきます。
> 本当にありがとうございます。