平成12年 第1回定例会
議会運営委員会記録
平成12年2月28日


◎出席委員及び説明のため出席した者:別紙のとおり



◎平成12年門真市議会第1回定例会の運営について

○東市長 開会あいさつ

[提出議案について]

○藤田総務部長 報告第1号及び第2号並びに一般議案の要旨説明

(委員長から戸田議員への注意)


○大本委員長 戸田議員。鞄の委員会室への持ち込みは申し合わせにより禁止されております。注意をします。どうぞ、理事者説明。


○今堀企画財政部長 予算関係議案の要旨説明


(質疑)


○青野委員 専決処分の報告について、もう少し詳しい中身を教えていただけませんか。


○藤田総務部長 損害賠償額の総計につきましては、93万188円でございます。

 その内訳といたしまして交通事故は3件で、賠償額は養護老人ホームが18万9388円で、環境センター業務課2件の事故が40万円と1万4800円、また、選挙ポスター掲示板の倒壊事故につきましては12万6000円、下水道管理事故につきましては清掃点検準備中に発生した事故でございまして20万円、合計5件で93万188円でございます。


○風委員 議案第10号の門真市保健福祉センター条例の制定ですが、この中の第2条にセンターに次の施設を置くと書いてありますが、本庁のどの所管がセンターに移られるのか、詳しくは委員会ですると思うんですけれども、概略教えていただけますか。


○中東保健福祉部長 健康増進課の機能の大半が、センターに行く予定をしております。


○風委員 確か社会福祉協議会が移られるという説明をいただいたと思うんですけれども、まあボランティアセンターがありますから無理ないと思うんですが、ただ社会福祉協議会はいろいろな業務をされておりますから、たとえば駆け込み資金などの利用につきましては、母子の方たちが相談に行かれたら、まず母子の窓口に行ってくださいと指導されるんです。

 そこで、母子の場合は1カ月ぐらいかかって金額も5万円ぐらいですから、間に合わないということで再度駆け込みへ行かれる。なおかつ、条件が合わなければ福祉政策課の援助資金へ行く段階をとられるというケースが多いんですけれども、社会福祉協議会が全部移られると、まずセンターに行って、本庁、またセンターへ行くなど市民の方にたいへん御不便をおかけするんじゃないかなあと思います。

 詳しくは委員会で審議していただくことと思いますので、問題提起じゃないですけれども、本日はここまでに止どめさせてもらいます。


○青野委員 手数料条例の全部改正について、地方分権一括法に機関委任事務の廃止ということが説明されましたが、200円から300円になった分、それからその他の機関委任事務の廃止があるわけですが、その辺の整合性はどのようにお考えですか。


○今堀企画財政部長 今回は、地方分権一括法の関連でこの手数料条例については一括条例という趣旨がありますので、できる限り混乱を避けたいという意図がありましたので、その他手数料の200円を300円に改定する以外については、すべて据え置きをいたしたいと考えております。


○青野委員 手数料の200円を300円にすることについては、いろいろな問題が生じてくると思います。市民にとっては周知の徹底等もございますので、今後委員会で審議していただきたいと思います。


○植田委員 地方分権一括法の関係の改正により、相当数の関連の提案がありました。字句の修正や今日までの準備段階において職員の中で検討し、研究されてこられて、4月1日の実施について時間がないと思いますけれども、たとえば、狂犬病予防法の問題にしても、新たな問題として考える場合に職員の体制等の問題についてどの程度影響を受けるという判断をされているのかお聞かせください。


○今堀企画財政部長 地方分権一括法の関係による条例の改正は、相当数に上っております。この内容の中でもう1点は権限委譲の問題があります。

 御指摘の狂犬病予防法等につきましては、府からの権限委譲になってまいります。事務事業の変化については、特段生じてまいりませんので、事務的には混乱は生じないと考えております。


○今田委員 水道条例の一部改正については、府営水道の料金改定による受水費の増加に伴い水道料金を改定するものですが、水道事業については消費税も取らずに市民の皆さんに喜んでいただくよう日々努力した結果、行き詰まってきたということで値上げもやむなしということなんでしょうが、次の料金改定はどれくらいになるのかお聞かせください。また、これによって今までの財政危機的なものが潤うのかということもお聞かせください。


○岡田局長 府営水道の今回の料金改定は、平均18.3%と伺っておりまして、受水費への影響額は2億5000万円を超えると考えております。


○今田委員 世の常ですけれども、買うものが上がるということで受益者が負担するというのは一般常識的なことと思いますが、その2億5000万円に対して今回の料金改定でうまくいくのか、また、改定の内容にも見直し等ができるものなのかお聞かせください。


○岡田局長 12年度予算で申し上げますと、今回の8.2%の料金改定で、まだ3000万円弱の赤字が残ります。

 今後、厳しい状況でありますけれども、経営努力を重ねていきたいと思います。


○植田委員 議案第5号の長寿祝金贈与条例について、我々としても少子高齢化時代の中で5000円と言えども、高齢者の方はそれなりに有り難いと思っている方もおられると思いますし、制度を変える以上アンケートを採ったりして高齢者の意識調査をしながら、財政状況あるいは将来の高齢者向けの施設改善に向けPRをしながら条例改正したということも聞いております。

 本市におきまして、77歳から毎年5000円を支給されてこられました。長い慣例ですので、ある程度いただく方も慣習になっておられてます。今回の改正も1万、2万、3万円と一定の年齢に到達した場合に支給するということで、意義があると私は思っております。

 そういった問題について、老人福祉の立場からいろいろ検討されたと思いますが、協議経過をお聞かせください。


○中東保健福祉部長 従前は77歳以上全員でしたが、長寿高齢化ということで今後さまざまな施策でもって高齢者福祉の対策を展開したいと思っております。


○今田委員 市営住宅条例の一部改正についてですけれども、第48条に罰則規定ができたということで、5倍に相当する額の5万円の以下の科料に処するということですが、現在の市営住宅に入居されている方の状況と、罰則規定ができたのに科さないという状況もでてくると思いますが、どれくらいの期間滞納されたらこの罰則規定を用いるのかお聞かせください。


○山辺部長 今回の罰則規定は、滞納ということではございません。今家賃制度は申告制になっておりますが、申告が虚述であったりした場合に最高額5万円ということで、木造の市営住宅など家賃の5倍が5万円に満たない場合についも5万円ということでございます。


○今田委員 入居後それが発覚したらということですが、申告制ですからやり得という傾向があると思いますので、その辺の追跡調査については、公平を保つためにその辺を周知徹底して調査していただきたいと思います。


○青野委員 12年度当初予算で、昨年度と比べて経常収支比率、公債費依存率、基金残高の状況等についてお聞かせください。


○豊永課長 公債費依存度は11年度8.5%、12年度5.8%となっております。

 経常収支比率は10年度105.3、11年度決算見込みですけれども、104%を下回るかと見込んでおります。

 基金残高でございますが、11年度末で財政調整基金約37億円、約減債基金11億6000万円、約公共施設整備基金49億円でございます。


(質疑終了)


[委員会付託の要否について]

・別添の付託事件目次のとおり決定


[会期日程・市長の施政方針説明に対する代表質問並びに市政に対する一般質問の取り扱い・開会日の議事進行順序について]

・別添の決定事項のとおり決定


◎その他


[理事者報告]

(1)(仮称)門真市リサイクルプラザ整備事業について


○高木環境整備部長 仮称門真市リサイクルプラザ整備事業についてご説明申し上げます。

 快適な生活環境のまちづくりを目指して、より一層のゴミの減量化、資源化に取り組むため、国の補助事業として実質平成12年度から平成13年度の2カ年継続事業といたしまして、処理規模1日40トンの施設を計画するものでございます。基本方針といたしまして、ゴミの処理、資源化の機能とリサイクルのプラザとしての機能を合わせ持った市民リサイクルの拠点施設として、地球環境の保全を視野に入れた資源循環型社会の形成を目指した施設として計画いたしております。

 工事概要につきましては、鉄骨鉄筋コンクリート及び鉄骨造りとし、地上5階、地下1階の耐火建築物で建築面積2660m2、延床面積1万723.34m2を予定いたしております。本施設はリサイクル施設並びにプラザ施設で構成され、機能別、性質別等完全に分離し、単独で運営できるよう、安全性、保安性を確保いたしております。すなわち、リサイクル施設はプラントの運用、利用効率等の観点から下層部の1階から3階に、プラザ施設は自由度、開放的空間の創出視点から上層部の4階及び5階に配置いたしております。なお、建設場所につきましては、環境センター北側に位置いたします施設等の建てかえ予定用地を予定いたしております。

 以上簡単ではございますが、建設事業の説明とさせていただきます。どうかよろしくお願い申し上げます。


(2)保育料の改定について


○中東保健福祉部長 保育料の改定についてご説明申し上げます。

 保育行政につきましては、保育所需要の増大に対処すべく、本年度より民間の活力を導入し、定員枠の増大を図るとともに、保育所への入所の円滑化対策を採用するなど積極的に対応して参ったところでございます。こうした保育行政への期待が高い反面、市立保育園の運営経費は年々増加の傾向を示し、市の財政を大きく圧迫しているところでもございます。

 保育所の運営は本来保育料と国、府、市の負担金によって運営されることとなっております。しかし、本市におきましては、昭和57年以来17年間保育料を改定せずに保育行政を進めて参りました。この間、国の保育料基準額及び大阪府下各市の保育料につきましては、改定され、その結果として昭和57年には国の基準の保育料に対し80.7%であったものが、平成11年度には49.8%となっております。このような状況下では、保育行政の充実というより現行の保育水準の維持も困難であると考える次第でございます。

 つきましては、今回、これらを是正すべく門真市保育所運営懇談会を昨年12月から3回にわたりまして、開催をさせていただき、12年1月28日に提言をいただいたところでございます。懇談会におきましては、市といたしまして、本市の財政状況、各市の状況等から国基準の保育料の70%、本市の現行保育料の40%アップの試案を提出いたしましたところ、17年間据え置きました関係もあり一挙にそこまではという意見が出されましたほか、母子、福祉、障害者世帯を除く市民税非課税世帯からの徴収、最高保育料の額についても考慮すべきであるという意見も出されましたので、これらの意見を念頭に置きまして、今回国の基準の保育料の63.9%、平均28.8%アップの保育料に改定をいたしたいと存じております。

 また、現行の保育料は国基準の保育料に置き換えまして、大阪市を除きます府下32市中、28番目の保育料でありますが、改定後は15番目前後になるものと考えております。なお、各市の状況でございますが、府下最高は東大阪市の72.5%、北河内では大東市の70%となっております。また、実施時期につきましては、市民の方々への周知期間が必要でございます。このことから5月1日の広報に掲載の上、平成12年7月1日実施にいたしたいと考えております。

 以上まことに簡単でございますが、保育料改定についてのご説明とさせていただきます。何卒よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。


(3)門真市開発行為指導要綱の改正について


○山辺都市整備部長 私より宅地開発指導要綱の改正についてご報告申し上げます。

 予てから大阪府より開発指導要綱の行き過ぎ是正の通達が出されておりましたが、これらを踏まえて昨年より関係部局と調整をしながら改正作業を行っておりましたが、この程開発負担金の廃止を含めた整備基準の見直しが整いましたので、本年4月1日をもって新宅地開発指導要綱を施行いたしたく考えております。なお、新要綱につきましては後刻議員各位のお手許に配付させていただく準備をいたしておりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。


○風委員 リサイクルプラザにつきましては、この中でイベント広場がありますね。フリーマーケットについての情報が欲しいとか、場所を提供していただけないかというご相談を受けるんですけれども、吹田市のクルクルプラザでは前の広場でフリーマーケットをやっておられますが、門真では場所的にはどうなんでしょうか。


○高木環境整備部長 リサイクルプラザの建設予定では、5階部分、ちょうど屋上部分になります。イメージパースでは屋根の部分の下ですが、約800m2。風委員がおっしゃいましたようなイベントですね。そういう部分をいま予定しておりますし、詳細につきましては、検討委員会の方で検討しているところでございます。


○風委員 ここらの情報発信はどんどんお願いしたいと思いますけれども、インターネットなどのアクセスはどうなっているでしょうか。


○高木環境整備部長 いま現在、中身、内容、詳細につきましては、いま検討中でございますので、これからそういった部分についても検討して参りたいと。いま現在のところは、まだそこまでは考えてないのが現状でございます。


○秋田委員 今回門真市開発行為指導要綱が改正されるわけですが、いままで1年でどのくらいの負担金があったのか聞かせてほしい。


○山辺都市整備部長 予算措置としまして、収入約1億5000万円を計上しておりましたが、約1億2000万円ぐらいがこれからは収入減になります。


○青野委員 保育料の改定について説明がありましたが、17年間市として上げてなかったということがあったわけですが、なぜ17年間という長い間上げてこなかったのかということが一つ。先程の説明がありましたが、その間17年間あったわけですから、いろいろと検討もされたであろうし、また、市としてどのような努力をされて今日まで。いま説明のとおり市の財政圧迫の折、どうしても上げなければならない状況であるということもあったわけですが、もう少しその辺のところを詳しく背景、状況をお聞かせください。


○中東保健福祉部長 説明の中でも申し上げましたとおり、57年の改定の時には国の基準の80.7%ということで、それなりの国の基準に近い保育料であったと。以後市といたしましても、児童の健全育成ということで今日まで努力して参ったということでございます。よろしくお願いいたします。


○青野委員 一番保育料の問題で非常に民間との格差があるということがいわれております。本市としてもその格差、特に人件費が大きく影響しているんではないかなと思いますが、分かれば人件費の比率、特に官民格差で分かればお教えください。


○中東保健福祉部長 手元に持っておりませんので、委員会でご報告したいと思います。


○植田委員 いま高木部長の方から答弁がありました5階のところで市民のイベント広場、これからいろいろと企画をしていくということですが、市民の人々が利用できる駐車場があるのかどうか。このイラストでは分かりません。これからの時代はそういったイベントを行う場合、自転車や徒歩で来てくださいということではなく、駐車場を確保しておかなければ、具合が悪いと思うし、同場所でなくてもそれらも含めて検討されるというような案であれば、結構でございますけれども、そういう点もお聞かせ願いたいと思います。


○高木環境整備部長 駐車場につきましては、施設建設をするにいたしましても、スペース的に非常に厳しい部分がございました。当初、何台かのスペースを予定しておりましたが、いろんな状況がございまして、敢えて市民の方の駐車場は設けておりませんが、特に土曜日、日曜日等の休みの日につきましては、このプラザの南側にある職員の駐車場を開放して、駐車場として利用していただきたいと考えております。よろしくお願いいたします。


○今田委員 リサイクルプラザの件ですが、先程風委員の質問で、いま検討中だということでいろいろとお聞きされたんですが、各市へ視察に寄せていただいた時に、いろいろと施設ができております。その施設ができたところを市民に本当に関心を持っていただくように、市民の方が簡単に入っていただくように、また門真市で問題になっております

 分別収集の件についても、門真の市民の皆さんがこれだけ分別収集に協力していただいているんで、これだけのダイオキシンが押さえられているというようなものも、リサイクルプラザの方に啓発的にやってもらえたらどうかなということ。会議室等の貸出等も考えのうちに入れていただきたいと、せっかく施設を見学に来られた後に会議をできるというような形のものも考えてやっていただきたいと。市民の啓発のためにもぜひ分別収集が変わるとお聞きしていますが、そちらの啓発もよろしくお願いしたいと思います。


○高木環境整備部長 まず啓発の関係ですが、市の広報あるいは他の方法で啓発はいたしておりますが、やはり施設にきていただいて、いわゆる分別も含めた中での処理ルートを見学していただいて、そして関心を持っていただくというのが一番大事ではないかと考えております。従いまして、4階、5階部分に市民開放のスペース、まだはっきりと施設については固定はしておりませんが、そういう部分でリサイクル以外でも、部屋が空いておりましたら、市民に利用をしていただきまして、そういったごみ行政についてのビデオも含めまして、そういう部分のPRをしていきたいと考えておりますのでよろしくお願いします。


[理事者退席]

[休憩]
[再開]

[要望等の取り扱いについて]

(1)議員提出議案について


○大本委員長 要望等の取り扱いについてでありますが、日本共産党から「門真市政治倫理条例の制定について」及び公明党から「門真市議会議員定数条例の一部改正について」の2件の議員提出議案が提出されております。この2議案の取り扱いについて協議願いたいと思います。


○石橋副委員長 今回の議会でも提出させていただいております「門真市政治倫理条例の制定について」につきましては、1月中旬から下旬だったと思いますが、各会派の皆さん方に条例の案文と一緒にぜひご検討方をお願いしたいという文章もお届けさせていただいて、事前にいろいろとお聞かせ願えればありがたいということで対応してきたところであります。この問題は我々自身が市民の信託に応えるというためにもこうした倫理の確立が極めて重要ということでこれまで議会等で一般質問も含めて政策的な提起も行ってきたわけでありますが、この条例化に向けてぜひ皆さん方のご協力をいただきたいという立場から今議会に対しても提出をさせていただいた次第です。是非ともご協力をいただければありがたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


○青野委員 我が党から提出させていただきました「門真市議会議員定数条例の一部改正について」でありますが、提案理由はそこにありますが、本市の危機的な財政の現況を鑑み、この際市議会自ら議員定数の縮減を図るという趣旨でございまして、本市におきましても、すでに行革については、議会も行革特別委員会を立ち上げて検討をされつつありますが、先の行革の特別委員会でも我党の議員から提案がございましたが、将来的に行革は最も重要な、効率のいい行政を作るという意味では合併ということが非常に大事になって参りますので、今後、合併については協議をされていく方向ではないかと思いますが、我が方といたしましては現段階において一番行政としてこのような身を削るような行革を行っていく。その方向を示しておられますので、我が議会としても定数の削減を今後、その方向に向かって進んでいくべきではないかということで、提案をさせていただきました。

 すでに昭和58年に現在の定数28名に削減をしたという経過がございます。現在16年経っているわけですが、府下におきましても、定数削減が多くの市でなされています。類似都市で見ますと大東市におきましても、現在定数20ということで議員一人当たりの人口比でいきますと6441人。同じく類似都市の松原市でも6722人でございます。本市の現在の人口からいきますと定数28は5018人でございますが、それを今回私どもは定数22にしたいというふうに考えておるわけでございます。これにはいろんな議論も、また異論もあるかとは思いますが、議会の中で我々議員の身分に関わる問題ですが、これからご検討いただければと思います。

 我方としましても、年間約9000万円の議会経費の削減となるという試算もございます。そのような意味で、これは幅広い有識者を含めた外部機関による審査委員会の設置や市民の皆様による公聴会の開催を含め幅広い市民とも合意形成をしていかなければなりませんので、今後そのような検討会を作っていく方向で皆様方ともに検討いただければありがたいなと思っております。


○大本委員長 ただ今の日本共産党からの「門真市政治倫理条例の制定について」及び公明党から「門真市議会議員定数条例の一部改正について」の2件の議員提出議案の提案の説明がありました。如何いたしましょう。


○秋田委員 日本共産党、公明党から出していただいておりますが、私どもといたしましては、いま行財政改革調査研究特別委員会をやっておるということで、また、削減についても、これのこと以上に今度、合併問題というようなことも浮かんでくるということでございますので、そうした論議で今後、特別委員会ができておりますので、そこで論議をしていただいたらどうかというようにも思います。日本共産党から出していただいておる政治倫理ですけれども、これもこの中で考えていく必要があろうかというように思いますので、今後ともそれに向けての私どもの意見でございます。


○大本委員長 この2案については今日提出されて説明を聞いたということで、各会派、お持ち帰り願いまして、今後の協議課題と思いますが、よろしいですか。


[「異議なし」と呼ぶ者あり]

○大本委員長 それでは、そのようにさせていただきます。


(2)請願について


○大本委員長 次に、「安心して子育てができる門真を 保育所・幼稚園・学童保育施設の拡充を求める請願」についてでありますが、如何取り扱いいたしましょう。ご意見を出していただきたいと思います。


○石橋副委員長 2万名強の署名というふうにお聞きしておりますが、請願文書表にも載っておりますように、戸田議員と私が紹介議員ということで受付、そして議会事務局の方へ提出していただいたという経過もありますので、是非とも本会議の方で上程をしていただいて、この中身は保育所・幼稚園・学童保育と、こういう点で見ますと民生所管と文教所管の二つが審議の場となると思いますので、それぞれ分割付託をしまして審議をしていただければと思います。

 よろしくお願いいたします。


○大本委員長 要望等一覧表にありますように、予算を伴う問題もありますので、これを分割付託して保育園は民生常任委員会で、幼稚園と学童保育は文教常任委員会ということで分割付託ということでよろしいですか。


[「異議なし」と呼ぶ者あり]

○大本委員長 それでは、本会議に上程して分割付託をするということに決定いたします。


(3)要望書について


○大本委員長 次に、要望の取り扱いについてでありますが、特にご意見がなければ次回の議会運営委員会までに各会派間で調整願いまして、その結果を報告願うことにしたいと思いますが、それでよろしいですか。


[「異議なし」と呼ぶ者あり]

○大本委員長 それでは、そのように決定いたします。


[合併問題について]

○大本委員長 次に、委員会において議長団に委ねておりました合併問題について議長から発言があります。


○早川議長 行財政調査研究特別委員会、議会運営委員会等で皆様から委ねられておりました合併推進議員の名簿が出ましたので発表させていただきます。

 平岡久美子君、山本純君、五味聖一君、今田哲哉君、宮本一孝君、鳥谷信夫君、村田文雄君、青野潔君、吉水丈晴君、中井悌治君、日高哲生君、稲田実君、田伏幹夫君、林芙美子君、風古波君、富山悦昌君、寺前章君、増井勝昭君、秋田治夫君、上杉嘉信君、大本郁夫君、植田弘君、早川孝久、以上23名であります。そういうことで、合併推進、促進という気持ちで賛同していただきましたので、ご報告いたします。合併につきましての議論は皆様方でよろしくお願いしたいと思います。


○石橋副委員長 念のためお聞きするんですが、それは議員28名の中での23人の合併促進を願われるというのか、思われるというのか、そういう自主的な任意の団体というようにお聞きしていいわけですね。


○早川議長 はい、そうです。


○風委員 任意の団体で名簿を出していただきまして、ほかの会派の皆様と一緒に行財政改善大綱などについてもご意見を申し上げたこともありますが、28名中、23名というと過半数を超えておりますので、この合併問題につきましても、先日の新聞にも771の自治体で合併の動きがあるという、これも民意を反映しているところかと思いますので、できましたら任意の団体というよりも公式の場でそういう特別委員会でも設置していただいて、真剣なご協議をいただいたらと思いますので、よろしくお取り計らい願います。


○大本委員長 今後の課題としてご相談申し上げていきます。


[門真市議会会議規則の一部改正について]

○大本委員長 次に、地方自治法が改正され本年4月から施行されますが、これに伴い門真市議会会議規則の関連条文等の見直しを行い、その結果をお手元に配付しております。その内容について事務局から説明させます。

*西川局長より門真市議会会議規則の一部改正について説明。


○大本委員長 この取り扱いについて、ご協議を賜りたいと思います。


○石橋副委員長 第99条ですが、今回の地方分権一括法の関係で携帯品の規定の中に「写真機及び録音機の類を着用し」というものが具体的に記載された。そのあとにただし書きとして「議長の許可を得た場合はこの限りではない」という流れから読みますと「病気その他の理由により」というふうに書いてあるわけですが、その他の理由というところで例えば新聞記者の方とかマスコミ関係者の方がテレビの撮影機を持って入られるということもあるわけですが、この場合は議長の許可でよしというふうに読んで間違いないということですか。


○西川局長 おっしゃいましたとおりでございます。


○植田委員 一応地方分権推進法の形の中で地方自治法を改正されて、議案の提出権などいろいろありまして、今日初めていただいたわけでありまして、各会派に持ち帰って十分検討する時間も必要と思います。この場で決めるということもなかなかなりませんし、会期中の後日の議会運営委員会の方に回していただいたらどうかと思います。


○大本委員長 植田委員の方から各会派で研究調査したいということですので、これもお持ち帰りを願って、次回の議会運営委員会なりで最終的に論議をしていきたいと思います。


○石橋副委員長 いまの関連で、会議規則の一部改正ではないんですが、先程の秋田委員の方から政治倫理の問題と定数条例の二つを巡って、持ち帰ってという趣旨の発言かと思うんですがね。それで、いまの植田委員のこの会議規則との関係で、例えば本来条例提案等については流れ的に言えば、本会議初日に上程をして委員会付託をするなり、あるいはその場で結論を見るなり、そうした手続きが取られるわけですが、それまでの本会議が6日ということは先程確認はしましたから、それまでに議会運営委員会を開いて、そして持ち帰ったものについて経過の報告と対応を表明をするというふうに理解をしていいのか、その辺はどうでしょうか。


○大本委員長 あくまでも先程の門真市政治倫理条例の制定、門真市議会議員定数条例の一部改正とこの会議規則とは別で、会議規則は今議会の冒頭に提出して承認を得るように努力をしていきます。

 会議規則は、議会運営委員会をいつ開催するか。した上で本会議の冒頭の6日までには結論は得たいと思います。

 それでよろしいですね。


[「異議なし」と呼ぶ者あり]

○大本委員長 それでは、そのように決定いたします。


[門真市議会服装規程の制定について]

○大本委員長 次に、前回の議会運営委員会で本日服装規程案を提出し、ご協議いただくことになっておりましたので、その案文をお手元に配付いたしております。これについてご協議を賜りたいと思います。


[書記朗読]

○大本委員長 これにつきましても各会派にお持ち帰りを願って、議員の皆さんの意向を十分に把握していただいて、次回の議会運営委員会で協議をして参りたいと思いますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。


[次回の議会運営委員会開催について]
3月13日(月)午前9時45分及び3月17日(金)文教常任委員会終了後に開催することを決定。

以上


議会運営委員会

委員長 大本郁夫