■露呈C;

  戸田に突っ込まれて支離滅裂で不自然だらけなことを(1)

2004/05/27ちょいマジ掲示板書き込みより


 戸田が突っ込んで聞くと、中本前企画部長は「これはヤバイかな?」と不安になって、「戸田通信の内容を見て逆転不開示を決めた」ことを、次以下のようにボカすようになっていく。

http://www.ne.jp/asahi/hige-toda/kadoma/4/joho-inpei/04/0420syouninjinmon.htm

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戸田;

 ・・・これは要するに、私のヒゲ戸田通信の内容がひどかったから、逆転不開示にしたと
 いうことですね。

中本前企画部長;

  はい。ただ、今回1審原告から尋問をいただいております25番におきましても本人自
 身がその団体を批判をするというような云々の資料を出しておられますので、本人さん
 がそのように申し上げておられることは第三者が見ましても、そのとおりに判断をさせて
 いただくのが通常の考え方ではないかというふうには思っております。

戸田;

  私の該当のヒゲ戸田通信とかホームページの記事がなければ、逆転不開示はされな
 かったわけですね。

中本前企画部長;

  なければであるとか、そういうふうな仮定の質問につきましてはお答えのしようがござ
 いません。

戸田;

  これがあったから、検討して不開示にしたんですね。

中本前企画部長;

  からとか、たらとかいう問題につきましては、お答えのしようがございません。

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 このあとのやり取りでは、さらに落ち着きをなくして以下のように不自然なことだらけの証
言に終始した。
  (*戸田は意図的に西村美代子氏や大本郁夫氏の名前を出して、これらの人の要望は
    重みがあるのではないかとか、これらの人から苦情や注文を受けたのではないか、
    などと質問して中本前企画部長に揺さぶりをかけたのだが、その効果はあったよう
    だ。)

1;戸田通信のどの部分が「誹謗中傷」なのか、逆転不開示をせねばならないほど問題が
 あるのか、という質問に対しては、「そのビラそのもの総体的で」、「ビラそのものの判断
 の中で処理をいたしたもの」としか答えるのみで、具体的問題を一切示せなかった。

2:さらに、「まして現職の議員が出している刊行物について、これを理由に不開示にあえ
 て逆転するのであれば、よほどはっきりした緊急に差し迫った危険がないといけないと
 思うんですけど、そうは思いませんか。」という質問に対して、「そうは思いません。」と
 明言した!
  つまり、「はっきりした緊急に差し迫った危険」がなくても、そのような証拠がなくても、
 問題点が具体的でなくても、市当局者の恣意的判断で逆転不開示できる、と確信して
 いるということ。これでは「法治主義」ではなくて無法な「人治主義」である。

3;合併推進の団体要望についての批判報道について、戸田は04年の5/20のHP記事
 を皮切りに「ヒゲ戸田通信5/22臨時号」を発行し、5/23に開示請求を出しつつ、連続的
 にHP記事や「ヒゲ戸田通信5/28臨時号」等を出している。当然これは役所の中でも話
 題を呼び注目を受けたのは経験則に照らして当然なのだが、中本前企画部長は、(当
 初のまともな)「6/7開示決定を出す段階までは戸田の批判報道を全く知らず、また6/7
 開示決定について何の疑問を持っていなかったが、6/8になってから「ヒゲ戸田通信
 5/22臨時号」を読んで(6/8は土曜日なんで、どこで「ヒゲ戸田通信5/22臨時号」を読
 んだのかね?)突如として「これは問題だ!開示決定を変えなければ!」と思い立った
 というのである。
  こんなこと「アリエナーイ!」よね。

4;6/8段階で、中本前企画部長は「5/28臨時号」の存在も知らず、5/20以降掲載を続け
 ているHPでの批判記事も「読んだかどうか記憶にない」ほどなのに、「5/22臨時号」だ
 けに刺激を受けて逆転不開示を思い立った、というのである。

5;条例の規定に全くない、「回答期限を過ぎての逆転不開示」という前代未聞のことを
 しようというのに、中本前企画部長はこの問題を市長にも助役にも、弁護士にも相談も
 報告もしなかった!(アリエナーイ!)
  そして6/8(土)・6/9(日)に辻情報政策課長に連絡することもなく、6/10(月)になってか
 ら初めて、辻課長とふたりだけで自分の部屋で会合を持って、「こういうような形のビラ
 が出ているけれども、個人情報に該当しないのか、またあわせて、従前から知っておる
 情報をあえて開示をするべき話なのかというようなことを検討するように指示をいたしま
 した。」と言うのである。

6;この6/10の会合時間はわずか「10分か15分程度」に過ぎず、会議記録も取らず、条
 例の手引も見ずに、公益法人か否かなどの団体ごとの検討も一切せず、当該団体の
 意向調査や府内各市での開示状況調査も念頭に置かず、逆転不開示の方向を課長
 に指示したというのである。

7:そして本会議のある翌6/10(火)の朝9時半過ぎの20分間程度の間に(つまり部長が
 本会議場に入る9:50までの慌ただしい時間に!)、にこれまた中本部長と辻課長の二
 人だけで会合を持って、会議記録も取らず、具体的な検討もなく、とうとう逆転不開示
 を決定して、その結果を各部長に口頭連絡して不開示の作業をさせた、というのである。

8;つまりは、「実施機関」たる門真市長や門真市教育委員会の決裁に係る決定を、まし
 てや「条例の規定に全くない、回答期限を過ぎての逆転不開示という前代未聞のことを
 」、中本前企画部長がひとりで思いつき、市長や助役や弁護士にも相談せずにひとりで
 決断して辻課長に同意させて「決定した」、というのが中本前企画部長の証言であり、
 それが同時に門真市の主張なのである。

 ◆これって、つまりは逆転不開示決定は全く異常なプロセスで判断・決定された、とい
  うことであり、とうていまともな「自庁取り消し」であるはずがない。