■4/20法廷:最後まで職業的良心を握りつぶした中本氏の醜悪と哀れ

2004/05/05ちょいマジ掲示板書き込みより


 中本氏の退職が「諫め腹退職」であることに一縷の望みを託していたのだが、やはり現実はそうではなかった。4/20証言冒頭で退職の理由を「健康上の理由」とのみ述べた彼は、その証言内容においてはあくまでも「お上大事」の宮仕え者として、門真市としての違法非常識な行為を全て正当化し、しかも

@(戸田の合併推進団体批判は5/20から開始・拡大しているのに)戸田のビラやHPでの批判は6/7を過ぎてから初めて知った。

 (オイオイ、市が戸田の誹謗中傷の証拠として出したのは5/22ビラなんだぜ!) 

A団体関係者からもほか市民からも、誰からも戸田ビラHPについて苦情や被害申し立てはなかったが(!)自分ひとりの判断で、「これは誹謗中傷だ!」と判断した(!)

Bどこがどう「誹謗中傷」か、と戸田に聞かれると「総合的に判断した」というだけで何一つ具体的なことを言えないくせに!

Cそれで、「これは逆転不開示決定をしなければならない!」と一人で考えつき、決定にもっていった。
 6/8(土)・6/9(日)に辻情報政策課長に電話等で相談するすることもなく(情報公開のど素人で手引書すら読んでない男が!)、助役や市長に相談や報告することもなく(!)全て一人で考え、決めていった。

D6/10(月)になって初めて辻課長とこの問題について話をして、「検討してもらう」ことにした。辻課長との話は短時間で特に異論は出なかったが、逆転不開示の決定もできなかった

 (オイオイ、異論出まくりだったからこそ逆転不開示が決められなかったんだろ?)

E6/11(火)の朝9時段階に、辻課長とだけ短時間の会議をして、そこで逆転不開示を決めた。

 (オイオイ、条文にもない決定期限後の逆転不開示、しかも違法非常識な不開示を
  たった2人だけで、何の調査検討もせず、手引書も読まず、市長・助役や教育委
  員会とも協議せず、決めたって言うのかい?)

などという、およそ「ありえな〜い!」ことを、つまり偽証がミエミエのことを「証言」したのである。

 この証言を額面通り受け取ると、門真市行政は企画部長が単独で、市長や助役にも相談もせずに好き勝手できる、という「行政組織としての体をなしていない」ことになる。
凄い話ではないか!

 議会では短い答弁しかしないくせに、法廷証言では戸田から聞かれていないことまでベラベラと「自説」をまくし立て、戸田から注意されてもある意味必至の形相でそれをやめようとしない。原稿も無しであんなにベラベラしゃべるということは、よっぽど事前の「練習」をしたのだろう。

 退職してもなおこのように職業的良心を自ら握りつぶした宮仕え証言しかしない中本氏に対して、戸田は醜悪さを覚えると同時に哀れさも感じざるを得なかった。

 そういった哀れみ感に加えて、「戸田の言動を理由に、部長単独の判断で逆転不開示にもっていった」という問題の根幹を既に証言で得て裁判的には「勝利した」、という感覚があったこともあって、裁判証言の原則に反する中本氏のベラベラ暴走(その分尋問時間を食ってしまう)を戸田はあまり強くとがめ立てしなかった。

 手法としては裁判官に申し立てて証人に注意してもらう手もあったのだが。

 それで、予定した質問項目の半分程度しか質問できず、特に偽計業務妨害=役所ぐるみの戸田ダマシの実態についてはほとんど質問できなかったのである。その点はちょっ と悔やまれる。

 戸田の印象からすれば、中本氏はもうちょっと気骨のある人かと思っていた。例えて言うならば「私は保身に汲々としたくないからいつでも背広に辞表を忍ばせていますよ」、といういうようなイメージがあったが、残念ながら実際はそうではなかったようだ。