☆門真市全職員と4会派議員はよく読みなさい。この超格調書面!

03/11/05ちょいマジ掲示板書き込みより


 いやー、戸田の「10/31第1準備書面」には自分でもほれぼれするできだ。
 日本国憲法から言論の自由と知る権利を説き起こし、情報公開法と自治体の責務の関係を説き、本件不開示の違法性・不当性を余すところなく解明し、最後はアメリカ合州 国第4代大統領ジェームス・マディソンの、
  「人民が情報を持たず、情報を入手する手段を持たないような人民の政府というの
  は、喜劇への序章か悲劇への序章か、あるいはおそらく双方への序章にすぎない。
  知識を持つ者が無知な者を永久に支配する。そしてみずからの支配者であらんとす
  る人民は、知識が与える権力でもってみずからを武装しなければならない。」、
という言葉で締めくくる格調の高さ!
 (ま、最後の言葉は 「大いに参考にさせていただいた」大阪大学大学院の松井茂記
  教授の著書「情報公開法 第2版」の本の帯の言葉のパクリなんだけどね)

 「職業的良心を売り渡し」ていたり、「頭が腐って」いたり、そんな上司達に何にも考えずに服従していたり、おかしいとは思っても「良心の声」を上げないままでいたり、「自分は関係ない」と無知のままでいたりする、要するにそんなあらゆるタイプの門真市の全職員と、「『情報公開の公益』の何たるかも『保護されるべき個人情報』の何たるかも、自分の頭では考えられない」情けない議員達である4会派議員達は、特にこの書面をじっくり読んで勉強しなければいけない。

 日本国憲法と情報公開法から本件不開示の不当性を説き起こしたのは、実は今回初めてで、もっと早くからこういう主張を述べておけば、7/14判決のような不当判決は防げたかもしれない。正直言って、門真市の事件で手一杯の戸田は、国の機関に情報公開を求めることがなかったこともあって、この法律のことやそれと自治体の情報公開条例 やその運営との関係については、勉強しないままだった。

 正直言って、今回10/31書面を書くにあたって、「どうも情報公開の原則や学説と法律、憲法との関係を解説した本を読んでおくべきやなぁ」と感じて書店に行ったのが10/30の午後。そこで何冊かの本に触れ、前記の松井茂記教授の著書「情報公開法第2版」ほか2冊を買って、要点を抜き書きしながらそれを大いに「活用して」構想をまとめて作成 したのが今回の10/31書面。
 付け焼き刃と言えば付け焼き刃だが、500ページもの分厚い本を1日で走り読みしながらポイントとなる部分を見出して自分の構想に当てはめていけたのは、それまでの我流の努力の蓄積があったればこそ、と「自分を褒めてあげたい」。

●かくして戸田は、議会懲罰問題について「全国の議員の中で最高レベルの実践と論
 述ができる議員」であるばかりでなく(最高裁に上告してもうすぐ1年だが、まだ
 棄却にはなっていない、最高裁係争当事者なのだ!)、情報公開闘争においても「全
 国の議員の中でかなりの上位レベルの実践と論述の力を持つ議員」にパワーアップす
 ることができた。
  これもひとえに、暗黒錯乱行政の限りを尽くす門真市行政と安田・上野両弁護士セ
 ンセのおかげである。不当な取扱いをされればされるほど、戸田は闘志を燃やして闘
 争と学習を重ねてパワーアップしていくことができる。
  本当に有り難いことだ。感謝、感謝である。