尋 問 事 項


 

証人@:中本正秀 (門真市役所企画部長)

 

1;証人の経歴と情報公開の趣旨や制度と運用についての、本件事件当時の知見を問う。

2:当初の開示決定は、実態としては、いつ、誰(と誰)の判断によって決まったのか?

3:この開示決定への異議を証人が聞いたのは、いつ、誰からか?

4;6月6日の「個人情報保護審議会」の会場で、本件開示請求に関する話やそれに関連
 しての「個人情報保護」に関する話はあったか? あったとしたらそれはどのような内容
 だったか?

5;証人が逆転不開示決定をするべきだと考え始めたきっかけは何か?

6;その件で辻課長に初めて検討を提起したのはいつか?6月10日(月)が初めてか?

7;6月10日(月)の辻課長との会議の内容はどのようなものか?他に同席した人はいない
 か? この会議にあたって、証人は事前に誰かと打ち合わせしたり相談ら連絡をしたり
 したか?

8;6/10会議では、証人は具体的には何を提起したのか?その内容と理由を問う。

9:6/10会議で辻課長と合意ができなかったのはなぜか?辻課長はどのようなことを述べ
 たか?

10:6/10会議の後、証人はどうしたか?助役や市長の反応や指示はどのようなものか?

11;6月11日(火)朝の会議の出席者は誰で、会議内容はどのようなものか? 逆転不開
 示を決定したのは何時か? その後各部への伝達指揮はどのように行なったか?

12;逆転不開示の検討にあたって、証人は情報公開条例やその手引をどの程度検討した
 か?また、公益法人か否かなど団体ごとの違いの検討や、当該団体への意向問い合わ
 せをしなかった理由は何か?

13:原告の反発はどのように予想したか?それへの対応はどう想定したか?

14;逆転不開示決定通知を作成日付を遡って作成したのはなぜか?

15;その後、「日付を違えて決定通知を作成したこと」がまずいという意見が出たのはいつ
 か? それへの対応検討は誰と誰が、あるいはどの機関で進められたか?

16:原告からの「6/11作成の決定通知を引き渡せ」という要求にはどう対処したのか?
 それはどのような方針の基づくものか?
   辻課長にはどのような指示を出したか?

17;原告の「市政ノート」やホームページ記事に書かれた様で、事実と違うと証人が考える
  部分はどれとどれか?

18:「6/11作成の決定通知」を廃棄処分する以前の段階で、もしも原告からその文書の開
 示請求をされたらどうするつもりだったか?

19;この廃棄処分が終わるまで、原告に対して一貫して「6/11文書」と口を合わせて、「日
 付違い」を言わなかったのはなぜか?

20:この廃棄処分と6/19付決定通知の作成が、6月19日までかかったのはなぜか?
  庁内での論議はどのようなものだったか?

21:原告に対して「もうすぐ渡します。」と言いながら、何日もズルズルと引き延ばしたのは
 なぜか?

22;原告がホームページに書いた記事をいつも見ていたのではないか? またそれは役所
 の中でどのように検討されていたか?

23;特に6月17日、18日、19日に、原告からの連絡に応じられなかった理由は何か?
   出張してもいないのに、部下が原告に「出張している」と答えているのはなぜか?

24;原告に関してある種の人々が、「インターネット等で特定個人の非難・中傷を繰り返し
 ている」とか、「個人情報を与えると乱用される危険性がある」とか評価して強い警戒心
 や嫌悪感を抱いたりしていることを聞いたことがあるか?
  また、原告に対する市の情報公開に不快感を表明している話を聞いたことがあるか?

25;とりわけ合併推進要望書提出の団体決定の実態に関する原告の批判報道に関連し
 て、これを「非難・中傷」と捉えるある種の人々がいて、市の情報公開に抑制を求めるよ
 うになったことはあるか?
  その圧力に証人も直面したことがあるか?

26;本件逆転不開示決定にあたって、個別原告の言動や今後の行動予測などを取り上げ
  て論議がなされたことがあるか?          


 

尋問事項 証人A:辻 光治

   (門真市役所総務部市民税課長 元企画部情報政策課長役所企画部長)

 

1;証人の経歴と情報公開の趣旨や制度と運用についての、本件事件当時の知見を問う。

2:当初の開示決定は、実態としては、いつ、誰(と誰)の判断によって決まったのか?

3:この開示決定への異議を証人が聞いたのは、いつ、誰からか?

4;6月6日の「個人情報保護審議会」の会場で、本件開示請求に関する話やそれに関連
 しての「個人情報保護」に関する話はあったか? あったとしたらそれはどのような内容
 だったか?

5;6月10日(月)の中本部長との会議の内容はどのようなものか? 他に同席した人はい
 ないか? 会議は何時から何時までだったか? どこで行なったか?

6:6/10会議で中本部長と合意ができなかったのはなぜか? 証人はどのようなことを述
 べたか?

7;6月11日(火)朝の会議の出席者は誰で、会議内容はどのようなものか? 逆転不開示
 を決定したのは何時か? その後各部への伝達指揮はどのように行なったか?

8;逆転不開示の検討にあたって、証人はどのような理由を聞かされたか?
 また、公益法人か否かなど団体ごとの違いの検討や、当該団体への意向問い合わせをし
 なかった理由は何か?

9:原告の反発はどのように予想したか?それへの対応はどう想定したか?

10;逆転不開示決定通知を作成日付を遡って作成したのはなぜか?

11;その後、「日付を違えて決定通知を作成したこと」がまずいという意見が出たのはいつ
 か? それへの対応検討は誰と誰が、あるいはどの機関で進められたか?

12:原告からの「6/11作成の決定通知を引き渡せ」という要求にはどう対処したのか?
 それはどのような方針の基づくものか? 中本部長からはどのような指示を受けたか?

13;原告の「市政ノート」やホームページ記事に書かれた様で、事実と違うと証人が考える
 部分はどれとどれか?

14:「6/11作成の決定通知」を廃棄処分する以前の段階で、もしも原告からその文書の開
 示請求をされたらどうするつもりだったか?

15;この廃棄処分が終わるまで、原告に対して一貫して「6/11文書」と口を合わせて、「日
 付違い」を言わなかったのはなぜか?

16:この廃棄処分と6/19付決定通知の作成が、6月19日までかかったのはなぜか?
 庁内での論議はどのようなものだったか?

17:原告に対して「もうすぐ渡します。」と言いながら、何日もズルズルと引き延ばしたのは
 なぜか?

18;原告がホームページに書いた記事をいつも見ていたのではないか? またそれは役所
 の中でどのように検討されていたか?

19;特に6月17日、18日、19日に、原告からの連絡に応じられなかった理由は何か? 

20;原告に関してある種の人々が、「インターネット等で特定個人の非難・中傷を繰り返して
 いる」とか、「個人情報を与えると乱用される危険性がある」とか評価して強い警戒心や嫌
 悪感を抱いたりしていることを聞いたことがあるか?
  また、原告に対する市の情報公開に不快感を表明している話を聞いたことがあるか?

21;とりわけ合併推進要望書提出の団体決定の実態に関する原告の批判報道に関連して、
 これを「非難・中傷」と捉えるある種の人々がいて、市の情報公開に抑制を求めるようにな
 ったことはあるか? その圧力に証人も直面したことがあるか?

22;本件逆転不開示決定にあたって、個別原告の言動や今後の行動予測などを取り上げ
 て論議がなされたことがあるか?

23:地方自治体での情報公開条例制定の進展や1999年の国会での情報公開法成立を研
 究しながら門真市情報公開条例の作成と運用に直接関わってきた者として、本件不開示
 事件が裁判になっていることをどう考えているか?
  特に「公益法人の代表者氏名までも不開示」という「全国で唯一の画期的な不開示判断」
 などについて、どう評価するか?

24;日本国憲法や情報公開法と門真市の実態についての見解を問う。          


 

尋問事項 証人B:東 潤   (門真市市長)

 

1;証人の経歴と情報公開の趣旨や制度と運用についての、本件事件当時の知見を問う。

2:当初の開示決定は、実態としては、いつ、誰(と誰)の判断によって決まったのか?

3:この開示決定への異議を証人が聞いたのは、いつ、誰からか?

4;証人が、逆転不開示決定をするべきだと考えたのはいつか?
 その理由はどういうものか?

5;市として逆転不開示決定と確定したのはいつか?

6;市の顧問弁護士の意見はどのようなものだったか? それはいつ聞いたのか?

7;証人は、条例の条文に書いていないことはすべからく市の裁量で行えば良い、と考えて
 いるか?

8;証人は、議員が既に知っている情報を情報公開請求するのは「権利の濫用だ」と考えて
 いるか? こういう請求には応じるべきでないと考えているか?

9:原告による行政への批判言動について、証人はかねがね苦々しく思い、これを原告によ
 る「誹謗中傷」であると考えているか?

10;証人は、原告について、「インターネット等で特定個人の非難・中傷を繰り返している」
 とか、「個人情報を与えると乱用される危険性がある」とか評価しているか?

11;とりわけ合併推進要望書提出の団体決定の実態に関する原告の批判報道に関連して、
 証人もこれを「非難・中傷」と捉え、原告に対して市は情報公開を抑制すべきと思うように
 なったか?

12;合併推進要望書提出団体の代表者ら役員の大半は、証人にとって長年の知己であり、
 証人と気さくに意見を交わす間柄なのではないか?

13;公金を支出している団体の責任者が誰であるかは、市民に知らせる必要のない情報で
 あり、そういったことは「行政の説明責任」の範疇には入っていないし、団体責任者のプラ
 イバシーの方がより重視すべき事だと、証人は考えているか?

14;公益法人の役員に就任していることや、非常勤特別職の公務員に就任していることは、
 「一般に他人には知られたくない情報」として保護されるべきことだと、証人は考えている
 か?

                               

以上。