●●大事件!門真市が突如見解変えて団体情報隠しに走る!●●

 6/11、約束通り2時に情報コーナーに行くと、情報政策課の辻課長が「申し訳ないけれども検討の結果、会長名も団体の役員リストも、個人情報なので出せない、とうことになったので了解して欲しい」、「既に渡している公開決定通知書は新規のものと差し替えさして欲しい」、と言い始めた。

 この突如とした情報隠しに戸田は怒り爆発。「会長の名前・連絡先は公開するが、役員は住所・電話などを削って氏名だけ」、というのが昨日までの市の見解で、それくらいはしかたないか、ということで戸田も了解していたが、「会長名も役員氏名も公開しない」とは何事か、「個人情報保護」にこじつけた情報隠しではないか、市が補助金を出している団体の責任者や役員を隠すなどとんでもない、と追求し、「新見解」の撤回を求めるとともに、公開拒否をするならばその「新見解」を文書にし、申し訳ないというのならば謝罪文を書け、と迫った。

 辻課長はだいぶ渋ったが、休憩45分を挟んで上司と協議をしてようやく文書を書いた。それが以下の文書である。門真市の違法な情報隠しの証拠文書となるものだ。


戸田ひさよし 様

平成14年6月11日

情報政策課長 辻 光治

 団体役員の氏名の開示については、再度慎重に検討した結果、条例第6号第1条の個人情報に該当するものと判明したので、不開示としたものです。

 当初、役員リストについては、住所・電話番号は削除して氏名のみ開示としましたが、上記のように、本日、最終的に変更したものです。  戸田ひさよし様には、ご迷惑をおかけしましたが、これが門真市の見解です。


 

★6/11現場で戸田が出した抗議と公開要求書★

 辻課長の文書に対して、戸田がとりあえず現場で書いて提出した文書です。


    門真市長殿

2002年6月11日          

門真市議;戸田ひさよし

1;本日午後2時、情報コーナーに出向き、以前約束していたとおりに「合併推進要望」を出した諸団体及び、そこと市との関わりについて情報公開を受けようとしたところ、出席した辻情報政策課長が、「役所の見解が変わったので、団体の役員名は会長から諸役員に至るまで全て出せない」と、公開拒否を通告して来ました。

2;課長及び市の見解は別紙の辻課長の文書の通りであります。

3:これは実に驚くべき、決して許すべからざる情報隠し行為であり、断じて承服することはできません。
  税金から補助を受けたり、行政より諸々の便宜を図ってもらっている団体の役員氏名を「個人情報」の名を借りて公開しない、ということは、これら団体を行政が闇の中に隠してしまう行為であり、納税者に対する説明責任にそむくものであります。

4;市の姿勢は、「行政が公平性・正当性」を確認すればそれで良いのだ、というもので、情報を独占し、市民のチェックを許さないも同然であり、直ちに撤回して下さい。

5;また、私は市議として、団体の役員リストの提供を断固として求めますから、直ちに提供して下さい。

以上。