合併の大物、大本議長は「文書で解散を通知の手もある」と語った

日時: 2004/11/09 12:59:08
名前: 戸田

 大本郁夫議員(志政会)と言えば、門真市の最古参議員にして市長も足を向けて寝られ
ないほどの商工会議所の高橋会頭とコンビを組む副会頭様で会社の社長さんもされ、自民
党の門真支部支部長を長年務め、門真市議会史上初の「5度めの議長」にもなって、その
立場をフルに利用して合併推進を突っ走ってきたお方だ。
 守口の硲議員が「合併促進議員連合」なんかを打ち上げた時には「お前いらんことすな」
と怒鳴りつけたという話もあるほどの「実力者」様だ。
 その大本議長が11/8議運のあとで廊下で新聞記者の取材に応じていた時のこと。声が大
きいからよく聞こえてくる。
【記者】;次の合併協はいつ開くことになるんでしょうか?
【大本議長】;さあ。それは会長の市長が決めることだから。
   でも会長・副会長で解散を決めて文書で通知するということもあるかも分からん。
【記者】;えっ。文書通知だけでもできるんですか?
【大本議長】;できるんじゃないか。開催すれば費用もかかるこっちゃしな。
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 今まで合併協にかかる費用など気にもしなかった大本議長だったのに、戸田の警告に少
しだけ耳を傾けられたのか、開催費用のことだけは気にするようになったらしい。
 (しかし、現在の維持費用や今まで不当に維持してきた費用や市民への責任のことは、
  今はまだ気にならないらしい)
■これだけの「大物」議長が「文書通知での解散もあり得る」とマスコミに語るというこ
 とは、単に可能性の問題を語ったのではなく、「文書通知での解散にせえよ!」と市内
 部で押しているということだろう。
  考えてみれば、合併断念と合併協解散の意志決定を採択する数分の儀式のために、合
 併協に出席し、これまでの状況を怒って詰めかけた大勢の傍聴市民から「合併取り止め」
 への歓喜の声と「ザマー見ろ!」の声や「今まで引き延ばしやがって!」の怒りの声を
 浴びることは、大本議長らにとってはアホらしい以外の何ものでもないのだろう。
  彼らは決して「市民の厳しい声を甘受する」度量も責任意識も(それこそ政治家とし
 ての「自己責任」なのに!)持ち合わせていない。
  「自分に文句を言う市民はまともな市民じゃない」くらいに考えているのだろう。
 「権力者には何でもご理解追随マン」の市民は、たかしさん以外にはなかなかいるもん
 じゃない。
  そういえば、「税金の支払い先が不透明でも全然問題と思わないし関心も湧かない」・
 「戸田が裁判を起こすのは無為使いとして批判しても市が無内容な控訴をするのは全然
 批判しない」たかしさんは、今回も合併推進派議員に口調を合わせるように、他市のよ
 うに速やかに合併協を解散しないで住民投票の民意を軽視して、「1ヶ月1000万円、2
 ヶ月で2000万円もの無駄遣いをする」問題にも全く怒りを示さず、「それもさほど大き
 な問題ではないように思います。」というのですから、ホント珍しい「市民」です。
  ものの言いようがすっかり合併推進議員の口ぶりに同化していますね。ご立派ご立派。