■ 「財政収支推計」は「どのようにでも変わる」と市も自白

2004/05/04　「自由論争掲示板」書き込みより

投稿者：戸田

　「このままではあと3〜4年で財政再建団体転落必至！」という脅迫宣伝の根拠になっている合併協事務局発表の「財政収支推計」は、実は非常にアヤフヤで恣意的と言っても良いほどのものでしかありません。

　守口共産党の「新守口」記事抜粋

　http://www.jcp-moriguchi.com/sinmoriguchi/1541.htm

＠4月1日発行された合併協議会だより第10号4面のＱ＆Ａは、守口市や門真市の財
　 政危機を前面に押し出し、市民を合併へと誘導しようとしています。
　前号でもお知らせしたようにその根拠としている「収支推計」なるものはすでに破綻し、
　現在大幅な修正作業が行われているものです。

　 http://www.jcp-moriguchi.com/sinmoriguchi/1540.htm

＠しかし、その財政収支推計は、守口市の合併問題調査特別委員会で追及され、「あ
　 くまでも推計であり、…どのようにでも変わる」と、財政の担当者が告白した代物な
　 のです。
　　守口市議会の合併問題調査特別委員会で収支推計のデタラメさが明らかになりま
　 した平成14年4月に提出された収支推計では、守口市の財政はわずかな赤字で推
　 移するとされていました。
　　ところが合併協議会に提出された収支推計は大赤字になり「財政再建団体に転落
　 する」と、大幅に変更されています。委員会でその矛盾を指摘され、財政当局は「前
　 提が変われば数字は変わる」「その時点時点で数字が動くのは当たり前」「どのよう
　 にでも変わる」と収支推計のいい加減さを認め、あわてて「決して恣意的なものでは
　 ない」と言い訳する始末で、「恣意的でなければ意図的だ」と失笑を買いました。
　　確定されてもいない、こんな収支推計で、市民サービスが極端に低下すると恫喝す
　 る合併協議会たよりは、何がなんでも合併へと市民を誘導しようとするもので、その
　 姿勢は厳しく批判されなければなりません。

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　　門真市共産党ビラから

http://www.jcp-kadoma.net/news/kadomaminpou.pdf

＠しかし、この財政収支見通しはいくつかの前提があります。そのひとつに合併時に勧
　 奨退職で職員を１００名削減するというものです。しかし、合併時は様々な事務作業
　 などがあり、スムーズな新市への移行のためには職員は減らせません。
　　さらに財政収支見通しでは「合併に伴うハコ物建設など」に対して許される「合併特
　 例債」を併しなくても行なう事業に６割以上も振替るという都合のいい計算をしています。