あれあれ。それでは「共通の敵に対する共同の闘い」を説明1

日時: 2004/10/30 8:24:33
名前: 戸田

 「喜多(北)からの友人」さんがこんな低レベルの文句を言うなんて意外なことで驚いて
います。
 今回の合併の仕掛け人は門真守口両市共通の合併推進勢力であって、門真がどうしたと
か守口がどうしたというあつれきや「利害対立」は副次的なことでしかありません。
 そしてこの合併は両市の大多数の市民にとって不当で不利益なことであって、そこに
「共通の敵に対する共同の闘い」の必要性と合理性が生まれます。
 それぞれの市民意識の一部に「門真なんかと一緒になりたくない」とか「守口は嫌いだ」
というものが現実にはありますが、それは合併反対運動に戦術的に利用すればいいだけの
話で、市民に対する基本説明としては「共通の敵に対する共同の闘い」をしっかり行なっ
て、市民の認識を広げねばなりません。
 この合併話の旗振り役が「守口門真商工会議所」であったことが、何よりも「共通の敵」
の存在をよく示しています。
 この旗振りの下で両市の町のボス連中と公明党を初めとした大本議員・硲議員・澤井議
員など合併推進議員達と行政トップが共同して、時によっては役割分担をして合併策動を
進めてきたのです。
 「喜多(北)からの友人」さんがこんなことを知らないはずがないでしょうに。
 従って、合併反対闘争を有効に進めるに当たっては、「共通の敵に対する共同の闘い」
の観点で両市の個別状況と総合的に把握して、そこから勝機を探って戦術を組み立て、そ
の幅広い認識を自分の市のことしか知らない両市の市民や合併反対運動家に対してしっか
り伝えていく必要があります。
 それぞれの個別性としては、守口では与党議員の流動化が起こり元議員も含めた著名な
保守人士が合併反対運動に公然と参与し、「議会での攻防」が焦点となるのに対して、門
真では大本議員・公明党主軸の与党4会派の結託体制が堅く(内部で軋轢があったとして
も)、与党議員から合併反対の公然化は起こらず、元議員などの保守人材もヘタレばかり
で、「議会での攻防」がすぐには焦点にはなり得ないこと、その一方で大衆の非定型な決
起(合併反対での氏名公表運動など)や建設業者の合併反対運動が起こったこと、などが
あります。
 そしてまた、強大な情報発信基地として戸田HPがあって市民に事実を伝え、両市の議
員・行政を揺さぶれることも門真の特色の大きな特色です。
 共通性から来る特色としては、両市の合併である以上両市議会が共同歩調を取らざるを
得ないため、門真よりははるかに民意を反映し、よりまともに審議をする守口市議会での
動きや審議状況が門真市議会を規定し、また門真市民が大きな動きを示せばそれが守口の
合併反対派議員に良い材料を与えて守口市議会に影響し門真市議会にも影響する、という
構造があることです。
 こういった個別性から、守口では議員・元議員を主導とした幅広い大衆運動を基盤に直
接に議会での攻防で合併阻止を図る戦術となり、門真では旧来型の共産党・市職労の形式
的幅広イズムの住民投票・合併反対運動の外に、それの支持者以外の、もしくはそれにあ
きたりない大衆を獲得しながらより先鋭的な合併阻止運動を立て、戸田HPで情報の発信
交流をしながら、守口市の運動に連動して門真市議会を規制して合併阻止に有利に持って
いく、という戦術になります。
  (続く)