■甘いなぁ。計算の根拠はこんなに明確。どこがおかしいの?

2004/06/04 「ちょいマジ掲示板」書き込みより


 ひまたさん、戸田は門真守口の実状に即したシミュレーションに基づいて話をしてるんですよ。

>定数が減ったとしても特に公明党が得をすることにはならないのでは?

なんて、全くの空論であることは、下記の戸田分析で明かです。
異論があるのならどこがおかしいと思うのか具体的に示して下さい。
 ねこかぶりさんも甘いなあ。公明党の議席比率は現在すでに門真で定数28人で8人だから28.6%で全国一!(約3割!)守口が定数30に対して8だから26.6%、現数29に対しては27.6%で全国3位(2位は東大阪の50人中14の28.0%)なのですよ。
 公明党は両市での計16人全員が楽々当選できるのであって、これから3〜4人落選することは決してありません。(投票率が現状よりはね上がらない限りは)

 再度、戸田の分析を掲載します。

●「合併したら議員の約半分は公明党!」というリアルで恐ろしい現実については、戸田
 が作成したこのシミュレーションをじっくりと見て下さい。↓

http://www.ne.jp/asahi/hige-toda/kadoma/4/gappei/siminnokai/panel/panel1.htm

【合併市議会の半分は公明党議員で占められる!】

http://www.ne.jp/asahi/hige-toda/kadoma/tiiki/morigutisityousen/koumeitou/koumeitou.htm

 人口の多い都市ほど議員の対人口比率は法律上低く設定され、実際にはさらに削られている。合併して人口29万人弱の都市になったら、議員定数は現在の30+28=58から(人口28万人弱で合併新市と「類似団体」としてよく持ち出される)八尾市と同様の34議席にされそう。(24議席削減=両市12議席ずつ削減)
(法定上限数は現行両市合計より20減の38議席だが、形式的にも「行革」を掲げる以上、上限いっぱいの議席になるとは考えにくい。現行両市も法定上限議席数よりも削った議席数にしているし。)

●これで組織集票力のある公明党のみが絶対有利に!
 今でさえ門真市議会28人中8人、守口市議会30人中8人で公明党の議席比率が日本1
 位と2位だが(*これは昨年の東大阪市議選以前の数字で今は守口は全国3位)、全員
 上位当選なので、両市12議席ずつ削減でも、単純に言えば、下位12人には誰も入ってい
 ないので、計16人全員が楽々当選!

<門真市議会28議席での公明党議員の得票順位>

   2位; 風 古波 2,190
   4位; 青野 潔 2,052
   5位; 山本 純 1,985
   6位; 早川孝久 1,902
   7位; 村田文雄 1,846
   8位; 春田清子 1,841
   11位;鳥谷信夫 1,745
   14位;平岡久美子 1,619

http://www.ne.jp/asahi/hige-toda/kadoma/2/tusin2003-4tokubetu/2003-4-3.htm

  下位12人に入る会派としては、
 共産党(全5人中)4人、緑風クラブ(全6人中)4人、志政会(全5人中2人)、市民リベラル(全3人中)2人となる。

<守口市議会30議席での公明党議員の得票順位>

   6位; 原口芳生(はらぐち よしお)    2期
   7位; 上田 敦(うえだ つとむ)       3期
   8位; 梅本 章(うめもと あきら)      5期
   9位; 井上照代(いのうえてるよ)    1期
   11位;吉川和世(よしかわかずよ)     1期
   12位;北川正子(きたがわまさこ)    1期
   13位;小東徳行(こひがし のりゆき)  4期
   14位;立住雅彦(たてずみまさひこ)    1期

 下位12人の中には共産党全員(全4人中4人)、社民党三浦さん(全1人中1人)自民党4人、民主党2人などが入っている。

●つまり合併市議会34議席のうちの16議席(全体の47%)、議員の約半分が公明党!
 という異様な議会が楽々可能であり、あとは公明党のさじ加減である。
 今の選挙制度と抵当票率のおかげで、公明党は「支持者が人口の20%程度でも議席で
 は50%程度が楽に取れる」わけで、今でも「門真も守口も、公明党はその気になれば10
 人ずつ当選させられる」と言われているのだから、合併新市でも「その気になれば18人く
 らいは当選させらる」集票力を土台に、他の与党会派への政治的に配慮としてして、議
 席占有率を実力よりは落とすだろうが、それは他の与党会派に「恩を売る」ことであり、
 要するに他の与党会派は「公明党に頭が上がらなくなる」ということである。