合併が解決法とならない理由

日時: 2004/09/12 0:25:14
名前: YUKI

先の話を踏まえた上で合併が最終的な解決方法とならない理由を以下に挙げます。

1.人件費
 合併の効果として人件費の削減が言われています。しかし、合併した場合、分庁方式など一市二制
度のままでは、どこまで人件費が削減できるのか不明です。
 また、何か用事がある度に市職員が自転車で15分から20分もかけて両市役所を行ったり来たり
する状態(説明会で確認しました)が果たして効率的と言えるでしょうか。

2.扶助費
 例えば門真市が日本でも有数な金持ちが多い自治体であれば相対的に扶助費は減少します(逆も同
様です)。しかし、門真市は大阪府下で最も要扶助者の割合の多い自治体です。
 つまり、合併したとしても扶助費が高い状態には変わりがない訳です。

3.公債費
 門真市が財政状況に余裕のある自治体なら、守口市の借金を門真市に肩代わりさせれば簡単に解決
します。ところがどうでしょうか?どちらも赤字体質には変わりはありません。当然、合併したとし
ても借金は帳消しになるはずがありません。

 以上から何が分かるのかと言えば、合併しても赤字を生む構造は変わらないという事です。