戸田さんと三浦さんの違いというよりも、環境の違い

まず言わなければいけない事は、政治家というのは所詮「人気商売」であるという点です。
若い世代にとっては、「自分の意見を強く前に押し出す」タイプが人気を集める事がよく知られてい
ます。例えば、石原慎太郎や小林よしのり、または、松井秀喜も該当します。恐らく戸田さんは、そ
の典型である様に思います。
しかし、世代が上になるとどうであろうか？

つまり、世代によって人物の嗜好に差がある点に着目する必要があります。
戸田さんの場合、人気を集める一方で、「引く」者もいる事は事実でしょう。

一人の人間が全ての人から支持されるのは無理な話です。
本来であれば、合併反対のために、様々なタイプの人やグループが個別に動く形が理想です。
だから、私は以前より「同時多発的な運動が必要」と言っています。

要するに、戸田さん以外にも様々なタイプの者が動いていれば良いことです。

守口の場合、特徴的なのは、保守から革新系まで様々なタイプの議員が動いた点があります。
また、住民投票を求める市民連絡会にしても、元市議・町内会の会長など多彩な顔ぶれが見られます。

これが、門真市と守口市の状況の違いだと言えるでしょう。

あえて、戸田さん三浦さんの違いを言えば、三浦さんは地元に根を下ろしていて、ある程度の人脈が
ある点です。