愚かなる合併

私は門真・守口の住民ではないですし、市町村合併そのものに反対の立場ではありません。
（個別例によって是々非々の立場です）

ですから気楽に書かせていただきますが、財政危機の打開などというのが最大の理由になるような合
併はきわめてブサイクです。

単独の市でもそれぞれに人員削減や効率化は可能なわけでそれができないような市が合併しても、先
のことは目に見えています。
そして合併に伴う諸経費・負担がさらに上乗せされて増えるだけです。

守口門真の合併は、この努力を端折って今取り組むべき問題を先送りする愚かな（逃げ道としての）
合併でしょう。
もうひとつ、財政危機に陥らせた両市の市政（議会も含む）の責任を隠蔽してしまうという（責任を
負うべき人たちにとっては）霊験あらたかなる＜効用＞があります。

住民の皆さんは誰が喜び、誰がそのとばっちりを被る合併なのかよく考えて投票なさることですね。

合併推進派は「住民の意思」などどうにでもなると考えているようです。
５０％条項はそのきわめつけ（住民の意思の軽視）ですし、当初の住民の要望（「各種団体」による
合併要望）なんてのは＜捏造＞されたものでした。最初からこの合併話はおかしいのです。

天から降って沸いた合併話に踊らされてはいけません。