「対公明党・創価学会の意識解放運動」としての合併反対運動の側面

日時: 2004/09/14 15:55:22
名前: 戸田

 公明党・創価学会が「普通の地域生活空間の中ではおそらく日本一多い」門真市では、
公明党・創価学会の人々の目を気にして、「うかつに物が言えない」という萎縮した意識
を持っている住民が非常に多い。
 戸田が改めて驚いたのは、「合併反対を口にする」どころではなく、「創価学会・公明
党の人達が住民投票に行かない中で自分が住民投票に行くのは、回りから白い目で見られ
るようで、ものすごく行きにくい」という感覚を持つ人が結構いる、ということだ。
 これなどはちょっと被害妄想的と言えなくもないし、創価学会・公明党の人らも「自分
らそんなことしてないのに」と文句を言いたくなるかもしれないが、人の感情としてそう
いう感情を抱いている人が門真には結構いる、という事実は注目しておかなければならな
い。
 言わば、創価学会・公明党に対するタブー意識、トラウマ意識。創価学会・公明党の人
々が門真の人口のせいぜい12%前後しかしないのに、半分以上がそうであるかのように思
い込んでいる萎縮の意識。
 「合併過激派」の公明党の動向に反して合併反対を進める運動というのは、こういうマ
イナスの意識から地域大衆自信が目覚め解放されていく意識変革運動としての側面を持っ
ている、と戸田は分析している。
 「数の力で何でもできる」と思っている門真の公明党。「公明党・創価学会の数の力に
は到底かなわない」と諦めてきた地域住民。住民投票によって合併を阻止できたら、その
双方の意識が確実に良い方向に、住民が自尊心を持てる方向に変革されていくことは間違
いない。
 これはまた、「地域ボス」・「エライさん達」に対する住民の意識においても同様である。
 だから戸田は「合併反対運動が地域の意識をガラリと変える」と考えている。
 これはある意味で、「住民無視の合併ゴリ押し策動」が呼び起こしてくれた変化である。
 何事にも感謝の気持ちを忘れちゃいけないね! 冨山さん、大本さんありがとさん。