問題4;合併反対の市民の輪に入ろうとしないできた「民主団体」の方々

日時: 2004/08/17 13:15:28
名前: 戸田

 「合併反対!門真市民の会」は、「秘密連絡会」とは正反対に、2003年12月の結成準備
段階から幅広く市民に情報を公開し、会への参加を呼びかけ、結集した人の中で役員を決
めていった。
http://www.hige-toda.com/_mado04/gappei/siminnokai/index.htm
 「合併反対!門真市民の会」の会の特色は、
(1)「合併に反対する門真市民なら誰でも参加できる」個人加盟の団体であること。
(2)合併反対の意思表示として、希望者は氏名と肩書、町名を公表することを運動とし
  て展開すること。
だった。
 門真はもちろん全国でも画期的なこの氏名公表運動(=市民個人による合併反対の意思
表示運動)は、「守口と違って議会与党の合併談合結束が崩れず」、「市民の間に合併へ
の諦めと無力感が漂う」門真にあって、「下からの決起」を公然化させことによって合併
反対の意識を持つ市民に勇気と激励と自覚を与え、悪しき状態を揺さぶり打破するための
高等戦術であった。
 「合併に反対する門真市民なら誰でも参加できる」のだから、共産党も市職労も民主団
体の方々も参加したらいいし、活動できる人材が2〜3人加入するだけで、十分に「合併反
対!の会」の役員になって活動を左右することもできたし(*戸田は市職労みたいに「あ
らかじめ役員を身内だけで決めておく」ことはしないので)、戸田や小田さん以外の会員
はみな「一般市民」そのものなのだから、そういう人達との交流を深めて自分達の主張を
伝えていくことも十分にできたはずなのである。
 しかし彼ら「民主団体の方々」は(末端会員で個人的に加盟した人はいたかもしれない
が)全くこれに参加しようとせず、それこそ戸田以外の一般市民が勇気を持って続々と合
併反対氏名公表をしていっても(現在250名)、全くこれに賛同しようとも、自分も加わ
ろうともせず(「合併反対!の会」には参加しないが自分も合併反対だ、と別途名乗りを
上げることもできたはずだ)、せっかく出現した「数百名規模の合併反対の市民の輪」に
全然入ろうとしてこなかったのだ。
 だから、それこそ一般市民から「共産党の人は合併反対じゃないの?なぜ合併反対で名
乗りを上げないの?」と疑問を持たれたり、合併阻止の気概を疑われたりしてしまうこと
も起こってくる。市職労も民主団体の方々も然りである。
 要するに「合併反対のオピニオンリーダーかつ行動者」としての大衆からの認知を自ら
阻害してしまったのである。
 これは実にもったいないことだと思う。
 戸田流に厳しく言えば、合併反対で決起した(氏名公表はもちろん、「合併反対!の会」
への加入だけでもこの門真では十分に「決起」と言い得る)数百人規模の市民と交わろう
とせずに、「気心の知れた身内団体」だけでの「いつもおなじみの狭い運動パターン」に
閉じこもってしまったも同然であり、地域活動家としては大失態である。
 身内団体以外には「意識的市民」とも、「一般市民」とすら積極的に交流し論議を交わ
していく器量が地域活動家にないようでは、運動の拡大前進はおぼつかない。
 合併話が始まって2年半も経つのに、一般市民の声をよそにこれまで合併反対の意思表
示もしてこなかった団体人士が大半を占める「秘密連絡会」が、「私達が合併反対運動の
基軸です」なんてことを言って結成されるとすれば、それはタチの悪い茶番でしかない。
 そんな茶番に熱を上げたり同調したりする人達の「気が知れない」
 市民のみなさんは、この「秘密連絡会」問題をどう考えるだろうか?
 また、市職労や共産党、民主団体の方々は、戸田の一連の意見についてどう考えるだろ
うか?ぜひそれぞれの意見を聞かせてもらいたいと思う。
 なお、戸田はどんな人であっても、「合併反対のただ一点で同意できるならばどんな人
とでも積極的に共闘する」立場には変わりがない。